皆さんの家の窓には、カーテンがついていますか?
最近はブラインドやロールカーテンなどもオシャレなものが多いですが、まだまだカーテンは主流ですし、気分で色や柄を変えやすいので人気ですよね。
母さんは季節によってカーテンをよく変えています。
だ、そうです(笑)
しかし先日、「カーテンレールが外れて壁紙に穴が空いてしまった」という報告が。
壁紙に穴が空いてしまうと単純に見た目が良くないですし、カーテンレールが固定されていないと当然カーテンが吊り下げられない為、外から丸見え状態です。
夜なんて特に明かりのついた部屋が目立って恥ずかしいですよね。
母さんが困り果てていたので放っておけなくなった僕は、
- カーテンレールが外れる原因
- 壁紙の穴の塞ぎ方
以上について調べ、補修してみることにしました。
カーテンレールのトラブルで悩んでいる方の参考になればと思います。
ではご紹介していきましょう!
■目次
そもそもカーテンレールが外れる原因とは?
まず、なぜカーテンレールがグラグラしてしまったり、外れてしまうのでしょう。
その最も多い原因は、カーテンレールを固定するネジにあります。
普段カーテンを吊り下げているだけでレールには負担がかかっています。
そして毎日行っているカーテンの開け閉めによってどんどんネジは緩み、やがてはカーテンレールがグラグラし、外れてしまうことになるのです。
他にもネジが緩んでしまう原因があるのでご紹介します。
子供やペットがカーテンで遊んでしまう
子供がカーテンを引っ張ったり、体にカーテンを巻き付けたりして遊んだりすることってありますよね。
またペットがカーテンをよじ登ろうとしたり、レールの上を伝って移動したりすることもあります。
こういった強い負荷がかかると、ネジの緩みはどんどん加速します。
洗濯物をカーテンレールに干す
これもよくあるのではないでしょうか?
天気が悪く、洗濯物を部屋干しする時にはよくカーテンレールが使われがちです。
ですが、カーテンレールに洗濯物をたくさん吊してしまうと、やはり強い負荷がかかってしまいます。
レールによって強度は様々ですし、少しの衝撃で折れてしまうことも考えられるので、量の問題ではなく、レールに洗濯物を干すこと自体をやめたほうがいいですね。
ハンガーのカーブって、ちょうどカーテンレールにかけたくなっちゃうのよね〜!
気持ちはわかるけど、母さんは本当によくかけちゃうからなぁ。
これから気をつけなきゃいけないわね〜。
それにしても、ネジの緩みを加速させる原因が、普段何気なく行っていることにあったなんてびっくりだわ!
原因がわかれば、補修した後も長く維持する為の対策が出来るよね。
カーテンレールが外れて空いた壁紙の穴…どう塞ぐ?
次に、空いてしまった壁紙の穴はどう塞いだらよいのでしょう?
今回は一般住宅の壁で最も使われる、石膏ボードという材質で出来ている壁の場合で説明していきます。
【壁をノックして確認】
コンコンと乾いた軽い音=石膏ボードの壁であることが多いです。
ゴンゴンと重い音=コンクリートだと思って良いでしょう。
【針など先の尖ったものを刺してみる】
針を壁に刺して抜いた時、針先に白い粉がついていたら高確率で石膏ボードでしょう。
コンクリートならそもそも刺さらず、木材だったら白い粉がつきません。
なるほど!
壁に刺した画鋲に白い粉がついていることがあるけど、あれは石膏ボードだったのね!
そうそう、よくカレンダーやポスターを貼り直す時とかに画鋲についているの見るよね。
さあ、家の壁が何で出来ているのかわかりましたか?
石膏ボードは断熱や遮音に優れていて、建築材料としてメリットがたくさんあります。
しかし点の力に弱い為、ネジなどを打ち込んでも石膏が崩れることで上手く固定しきれず、穴が空いてしまうんですね。
それでは空いた穴を補修していきましょう!
必要な道具はコレ!
穴を埋める補修に必要な道具をご紹介します。
【石膏ボード穴埋めパテ】
下地を埋める為にはパテが必須です。
ホームセンターや通販で穴を補修するセットが販売されています。
【壁紙クロス】
パテで埋めた箇所の上から張り直す為に使います。
注意
壁紙は同じ型番のものであっても、元々張られているものが時間の経過や生活環境によって色が変わってくる為、新しく張る部分だけ浮いて目立つことが考えられます。
その場合、仕上がりが気になるようであればクロスを天井から幅木まで張り替える必要があります。
【クロス用のり】
クロスを張るときに必要です。
【クロス用ローラー】
クロス張り付けの仕上げに使います。
【その他必要な備品】
- 紙やすり
- カッター
- マスキングテープ
- バケツ
- 水
補修する手順
道具が揃ったらいよいよ補修開始です!
- 壁の穴周りの壁紙クロスにカッターで切り込みを入れて、はがします。
穴から10cmほど大きめに切るのがポイント。 - 穴の空いた部分をパテで埋めていきます。
- パテが完全に乾いた後、壁紙クロスを張ったら完成です。
引用:YouTube
穴の補修方法がわかりやすい動画です。
仕上がりが綺麗なので、動画を参考に作業を進めてみると良いですよ!
壁の穴が無事に塞げたら、自信のある方はカーテンレールもぜひ自分で取り付けてみましょう!
穴を塞いだだけでは結局外から丸見えのままなので、早く直したいところですよね。
DIYでのリフォームが不安な場合は業者に依頼しよう
壁紙の穴の補修や、その後のカーテンレール取り付けも、DIYでのリフォームが可能です。
しかし次のような場合には、業者さんにお願いしましょう。
- 穴が複数空いていて全部埋めるのが時間や技術的に大変
- 壁紙クロスを部分的ではなく、その壁一面を張り替える必要がある
- DIYすることに自信が無い
特に壁紙クロスは道具紹介の際にも注意書きしましたが、仕上がりを左右する重要なポイントです。
費用に関して
穴の大きさや、部分的な補修か全体的な補修かによって費用に変動があります。
一般的には穴の補修・クロスの張り替え(20平米)、それぞれで1.5万円〜3万円程度が相場です。
業者の選び方に関して
業者の種類がたくさんあって選びきれない!と不安に思う方もいるでしょう。
そんな時は過去に壁穴の補修やカーテンレールの取り付けを施工した実績があるかどうかや、費用面では相見積もりを取るなどして決定していくといいですね。
相見積もりを取るなら一括見積もりサイトを利用すると、比較しやすいので便利です。
リフォームでトラブル解決!安心できる窓辺へ。【まとめ】
今回はカーテンレールが外れたことにより、壁紙に穴が空いてしまった際の補修法について触れました。
DIYで補修する場合は、まず壁の下地が何で出来ているかを調べましょう。
一般的に石膏ボードという素材を使っていることが多いです。
確かめ方としては
- 壁をノックして調べる
- 針など先の尖ったものを刺して調べる
この2通りの方法があります。
壁紙の穴を補修するリフォームは、穴を塞ぐ・クロスを張り直すという工程がありますが、壁紙クロスに関しては部分的に張り直すのか、その壁一面を張り替える必要があるのかによって時間も費用も変わってきます。
DIYで直すのか、それとも業者に依頼するのかをよく検討して、綺麗に穴の補修・カーテンレールの取り付けをしていきたいですね。
カーテンレールが外れる原因の多くはネジの緩みによるものです。
子供やペットがカーテンで遊んだり、洗濯物をカーテンレールに干すことでネジの緩みが加速してしまうので、そういったレールに負荷がかかることをしないのが、レールを維持していく上で大事になってきます。
リフォーム後にもレールの維持を心がけて、安心できる窓辺を長く保っていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
ずっと同じ色や柄だと飽きちゃうし、気分も変わって生活が楽しくなるのよ♪