たくさんの選択肢って魅力的ですが、あまりに多すぎると「どれにしたらいいんだろう~!」って迷っちゃいますよね。
リフォームの見積もりも同じです。
「リフォームでは相見積もりをとるのが当たり前」とも言われていますが、見積もり多ければ多いほどいい…というわけではありません。
この記事では、相見積りがなぜ必要なのか、何社から取るのがベストなのかを紹介します。
■目次
そもそも相見積りってなに?
「相見積りをとる」というのは、複数の会社に見積り作成をお願いすることを言います。
同じ工事内容で各社の見積りをとって、リフォーム金額・営業担当の知識や技量・各会社の特徴を比較することで我が家に合ったリフォーム会社を選べる、というわけなんです。
おうち関連のことで言えば、お引越しするときも複数の引越し業者に見積りをお願いすることもあるわね!
仕事でも家庭のことでも相見積りは以外と身近な存在ですね。
リフォームは何回も経験することではありませんから、いろんな材料を集めて比較するというのは結構重要なことだったりします。
衝動買いできる金額じゃないし、慎重になっちゃうわ。
どの程度の工事内容なら相見積りを依頼してもいい?
ではどんな工事でも相見積もりをとってもいいのでしょうか?
これも気になるところですよね。
僕の個人的な考えとしては、1日で終わるような修繕レベルの工事や、50万円以内の工事であれば相見積りはしません。
えっ!あっくん、そうなの!?どうして?
もちろん50万円も大金ですし、いつもの買い物と比べると大きな金額です。
ですが、リフォーム資金という枠で考えると僕は「50万円以内は少額工事」だと思っています。
見積りを作成するのにも、営業担当さんの交通費や人件費が掛かっています。
簡単な工事であれば、僕は相見積りせずに今までお付き合いがあった会社に依頼すると思います。
もちろん「少額工事なら相見積もりをしてはいけない」という決まりはないので、読者様の納得いく方法を選ばれるのが一番いいと思います♪
リフォームの相見積りはズバリ何社に依頼するのがいいの?
相見積もりをした方がいいというのは分かったけど、一体何社に依頼したらいいのでしょうか。
読者様にちょっとしたクイズです!
①2社
②3社
③5社
④10社
選択肢は多いほうがいいから④の10社?
多すぎると迷っちゃうから①の2社?
気になる正解は…②の3社!!
なぜ3社がベストなのかを詳しく紹介していきますね。
ちなみに、これはあくまでも「僕が考える相見積もりの最適会社数」だからね。絶対3社じゃないとダメってわけじゃないから、そのつもりで聞いてくれると嬉しいな!
理由①比較しやすい
選択肢は多ければ多い方がいいと思われるかもしれませんが、比較対象が多いとだんだん何がなんだか分からなくなってきませんか?
さっきのクイズのように10社も見積りを取っちゃうと、「どこの会社がどうだったか」なんてきっと覚えきないと思うんだ。
たしかに見積りを取りすぎるのも問題ねぇ。でも、比較しやすいようにするなら2社でもいいんじゃないかしら?
選択肢がふたつしかないと、「どちらかを選ばないといけない状態」になっちゃって妥協せざるを得なくなる可能性もあるよ。比較しやすくするためにも、各社の違いがきちんと把握できる3社程度がいいんじゃないかな、というのが僕の考えだよ。
理由②スケジュールが組みやすい・負担にならない
もうひとつの理由は、「負担にならない」ということ。
複数の会社の見積りを取るということは、同じことを複数回説明するということです。
見積り依頼をして現地(自宅)を見てもらうのに半日は必要ですので、午前に1社・午後に1社来てもらったとしても、1日にできるのは最大2社程度。
それを10社するとなると、単純計算で5日は必要になります。
フルタイムでお勤めの方は週2日休みの方が多いと思いますから、「リフォームのせいで最近全然休めない・・・疲れがとれない・・・」とならないように無理のないスケジュールでできるのは3社程度だと思います。
ちなみに「同じ日時に複数のリフォーム会社に来てもらって、一斉に現地調査してもらおう」というのはマナー違反ですよ~。
確かに時間短縮になって一見効率がよさそうですが、他社の営業さんがいるなかで自社のアピールはしづらいですし、会話の中からお客様の要望や困りごとを正しく聞き取れなくて、的を外れた見積りや提案内容になってしまう可能性がありますので、1社ずつ依頼しましょう!
相見積りを依頼するリフォーム会社の厳選方法
3社の相見積もりがいいっていうけど、その3社ってどうやって選んだらいいのよ?たくさんあって決められないわ。
3社から相見積もりを、と言われてもどこを選んだらいいか分からないですよね。
見積り依頼すべき3社の選択方法をここからご紹介しましょう!
新築時の建設会社
マンションならディベロッパーのリフォーム部門、ハウスメーカーで建てた方は各ハウスメーカーのリフォーム部、工務店で戸建て住宅を建てた方はその工務店へ問い合わせをしてみましょう。
おうちのことを一番知っているのは、その家を建てた会社です。
新築当時の図面も保管されているでしょうし、使われている資材のことも1番詳しいでしょう。
もちろん各住宅会社もオーナー様と長いお付き合いをしたいと思っているはずですから、オーナーさんから連絡があったら「喜んでお伺いします!」と答えてくれるはずですよ。
まず、選択肢のひとつとして考えていいと思います。
お友達や親戚から紹介してもらう
お友達や親戚に最近リフォームされた方はいらっしゃいませんか?
いらっしゃったら「ぶっちゃけその会社どうだった?」と質問してみましょう。
「営業担当の人がとてもいい感じだった!」
「思ったより安く済んだ!」
「工事に来てくれてた職人さんの腕がすごく良かった!」
「アフターケアがすごく丁寧だった!」
という感想が出てきたら、「そのリフォーム会社、紹介してくれない?」とお願いしてみましょう。
実際にリフォームを経験した方の感想は貴重だからね。良い感想を話してくれる方が身近にいたら、是非会社名を教えてもらっちゃいましょう!
自分の好みに合うテイストの会社を選ぶ
たとえばリフォーム会社のホームページを見てみてください。
最近では、費用と共に実例写真も掲載されていると思います。
「このデザインとてもすてき!自分もこれにしたい!」と思う写真もあれば、「うーん。このデザインはちょっと好みじゃないなぁ・・・」と感じる実例もあると思います。
掲載されている写真は、各会社の代表的な実例写真ですので好みのテイストが見つかればその会社に問い合わせをしてみるのがいいでしょう。
母さんは木をふんだんに使っているお部屋がいいわ~。無垢材の床なんて憧れるわね。
木の匂いのする部屋はいいよね!いろんな写真を見ることで、自分のインテリアの好みもハッキリしてくるよ。
こちらでは各リフォーム会社の特徴をまとめたものです。
会社ごとの違いや得意分野を知りたい方はこちらの記事もおススメですよ!
リフォームの相見積りは何社が最適? まとめ
ずばり3社!
<その理由は?>
①比較しやすい(会社ごとの特徴が把握できる程度の社数にする)
②負担にならない(相見積りによってストレスを貯めない)
①新築当時の建設会社
②お友達や親戚がおすすめしている会社
③自分のインテリアの好みに合う会社
ただやみくもに沢山見積りをとればいいってわけじゃないのね!
そういうこと!見積りを依頼する時点である程度絞り込んでいた方が選択しやすいよ♪
最後までお読み下さり、ありがとうございました!
ビジネスのシーンでも、同じものを購入する時などは相見積りを取ることがあるよ。それのリフォーム版ってことだね。