家族が増えたので、今ある部屋を子供部屋にリフォーム。
とってもときめくリフォームですね!
でも空間は限られているし、何より、これからまだまだいろいろなことにお金がかかるので、そんなにリフォームに予算は使えないし…。
などなど、お悩みもたくさんあることと思います。
この記事では、そんな読者さまに以下のことをお伝えします!
- 子供部屋のリフォームポイント
- シーン別の費用と価格相場
- これで安心!子供部屋の仕切り方
- 壁紙も見直してみよう!最新機能性壁紙
それではひとつずつ見ていきましょう!
■目次
気になる!子供部屋のリフォームポイント!
子供部屋のリフォームポイントで一番大切なことはなんでしょうか。
まだ幼いうちは常に家族の目が届く必要があるし、やがては勉強に集中したり、一人の時間を持つためにも、将来的には独立したスペースであることが理想になってきます。
また子供が二人以上いる場合には、それぞれのためのスペースが必要です。しかし個別に部屋を要するのが難しい場合もあるでしょう。
そのためにも、子供部屋にリフォームするには、将来を見据えて行うことが一番重要になってきます。
そうね。大きくなってまた再リフォームするのは大変だものね~
そのことをしっかり頭に入れて、まずは「和室→洋室」のリフォームについて説明するね。
和室→洋室のリフォームポイント! 気になるリフォーム費用は?
元からある家の一部を子供部屋にリフォームする場合、和室だった部屋を洋室に変えるパターンも多いのではないでしょうか。
和室→洋室のリフォームポイントは、なんといってもフローリングでしょう。
畳→フローリングの価格相場は9万円~20万円台(6~8畳程度)
畳の部屋をフローリングに変えるのは、単に畳を剥がせばいいだけではなく、床の高さを調整する必要があるので、その分の費用もかかります。
一般的に畳の厚さは40~50ミリなのに対し、フローリングの厚さは約12ミリなので、廊下や他の部屋との高さを揃える必要があるのです。
そのため、その調整の程度によって値段は大きく変わります。
フローロングは畳よりも音が響きやすいから、マンションや2階の場合は防音に配慮することも大切だよ。
防音フローリングは一般的に費用は高めになり、これも工事の仕方や防音材の有無でも大きく値段は変わってきます。
・防音フローリングの張替え+下地の交換:6畳で15万~20万円
・防音材、吸音シートなどの導入:6畳で20万~30万円
フローリング+壁や天井なら20万~50万円台
どうせなら、畳だけでなく、壁や天井もリフォームしたい!そんな場合は全体で20万~50万円くらいになるようです。
フローリングと合わせて割引価格になることも多いようなので、そこも忘れずにチェックしましょう。
雰囲気を変えたいのなら壁紙を変えるのもお勧めです。
壁紙に関しては後ほど詳しくお伝えいたします。
二人のお子さんがいる場合、子供部屋の仕切りはどうする?
子供が二人以上いる場合、小さいうちはひとつの部屋を使っていても、大きくなるにつれて、それぞれの部屋がほしくなるものですよね。
そうそう。ひとりの部屋は子供の成長には大切だと思うわ!
仕切り作ろう!その①!カーテンを付けよう!
手軽なのは、カーテンを使用すること。
カーテンレールを取り付けるだけですぐに仕切ることができます。
天井を傷つけたくない場合は、突っ張り棒で固定するタイプなら安心です。
好みに合わせて気軽に交換できるのもいいですね。
アコーディオンカーテンなら、布製だけでなく木製など様々な質感のものがあります。
部屋の大きさによって変わりますが、概ね5,000~30,000円程度で取り付けることができます。
仕切り作ろう!その②!パーティションを付けよう!
これも置くだけで済むお手軽なもの。勉強に集中したい時だけ置くとか、一時的な仕切りに適しています。
持ち運べる大きさのものなら、他の部屋でも活用することができます。
10,000~30,000円程度で比較的気軽に購入することができます。
でもカーテンやパーティションでは、音は筒抜けだしもうちょっとしっかりと仕切りたい…そんな時は家具を利用してみよう。
仕切り作ろう!その③!収納家具を設置しよう!
どんどん増えてしまう子供の物。仕切りに収納家具を使えば一石二鳥だよ!
自分で動かして自由に置き場を変えられる可動式収納家具。収納に便利なのはもちろん、仕切りに使えば子供の成長に合わせてレイアウトをいろいろ変えることができます。
子供が小さい間は、壁際に寄せて普通の収納家具として、大きくなったら部屋の中央に並べて間仕切りとして使用…とライフスタイルの変化に合わせて活用することができます。
可動式収納家具は、洋服ダンスや本棚など、家具メーカーからさまざまな種類が販売されています。ぴったりサイズのものにしたい場合は、オーダーメイドで発注することもできます。
市販品では30,000円くらいから購入することができます。
オーダーメイドで発注すると工事費も入れて20万円くらいからが一般的な相場のようです。
これは便利ね!子供たちが巣立ったあとは、また違う形で使用できるものね!
ここで注意してほしいのは、必ず転倒防止の備えをすること。背の高い家具だから倒れるととても危険だからね。
転倒防止器具もいろいろな種類が販売されていますから、天井までのぴったりサイズ以外は、必ず取り付けましょう。
壁紙にもワンポイント!機能性壁紙がおすすめ!
子供部屋には、汚れが付き物です。
落書きも可愛くほほえましいものではありますが、少しでも快適に過ごせるようにリフォームの時点で工夫しておくといいでしょう。
汚れが落ちやすい壁紙
汚れが落ちやすくお手入れも簡単な壁紙にリフォームしておくと、落書きも水拭きや中性洗剤で落とすことができます。
壁紙を張り替えなくても、もともとある壁紙の上から貼るシートタイプのものもあります。
壁全体に落書きできるなんて、子供も大喜びしそうね!
1,300円くらいからいろいろなサイズがあるよ。
消臭機能のある壁紙
子供達には清潔な空間で生活させてあげたいですよね。
消臭機能のある壁紙なら、部屋のいやな臭いを取っていつも快適に過ごすことが出来ます。
最近では自分で貼るだけのお手軽なものもあります。15,000円くらいから、いろいろな柄やサイズがあります。
臭い成分や有害物質も吸着してくれるので、アレルギー症状を抑える効果もあるそうです。
子供部屋のリフォームポイントと費用・価格相場 まとめ
- 子供部屋のリフォームで一番大切なことは、「子供の成長に合わせた変化に対応できる」こと。
- フローリングへのリフォームは床の高さの調節によって値段が変わる。そして防音に注意!
- 子供部屋の仕切りは、手軽に済ませるならカーテンやパーティションで。しっかり仕切りなら収納家具の利用がおすすめ。転倒防止もお忘れなく。
- 機能性壁紙も上手に利用する。
まず一番最初に押さえておきたいのは、「子供の成長に合わせた変化に対応できること」だよ。