遅い!・・遅い!・・・遅~い!
一体いつまで待たせるんだ!
と、お怒りの読者様。
そんな連絡の遅いリフォーム会社には即刻お断りの電話を入れてください。
リフォームする前には様々な構想を巡らせご家族と話し合いをされたり、新しい新居へ展望を遂げる我が家に期待を膨らませテンションも上がっていること思います。
しかし、なかなか見積もりが出てこないとそんな気持ちにも水を指すことになってしまいますよね。
そして何よりそんな業者に依頼してしまうと後々工期を守らないなど、トラブルのもとにもなりかねません。
ですがどう切り出していいかわからないというのも正直なところあるのではないでしょうか。
そこで本記事ではリフォーム業者がなぜ見積もりを出すのが遅くなるのか。
そして相手を怒らせずにやんわり断るにはどうすればいいのか順を追って解説しています。
あくまで、体験談などいろんな情報をまとめた内容になりますので、「あれ?返事が遅いな?」ってなった時の参考にしてくださいね。
■目次
見積もりが遅い会社は仕事も遅いという事実!

見積もりとは業者と施主が最初に交わす約束です。
その約束を守らないということは今後も約束を平気で破ることが考えられます。
追加工事や工期延長などが発生したときに追加費用を請求されたり、それに応じないと工事の中断などされるかもしれません。
なぜリフォーム業者が見積もりを出すのが遅くなるのでしょうか。
- 経験値が不足している
- 優先順位の付け方がおかしい
- 意欲がない
主に担当者の問題でもある上記の3つを順を追って説明していきます。
見積もりを出すのが遅い理由①経験値が不足している
担当者が新人の場合、経験不足から以前行った工事の事例やデータが頭に入っていません。
そして先輩方も自分の仕事が忙しくて教えてあげられないということがあるんですね。
昔の考えが抜けきらない業者の場合は見て覚えろと昔ながらの教育をしているところもあるようです。
契約をとってくることに必死になっている新入社員を担当エリアまで連れていき、一軒一軒回らせ契約をとってこさせるといったことをしている会社もあるようですよ。
契約をとって来たら今度は見積もり書の作成に追われます。
一言に見積書と言ってもその工事が自分の会社では何日ぐらいでできるのか。
そして職人さんの人件費、材料費、経費などを計算。
ベテランだったら見積もりを出すのに30分で終わる作業が極端な話、2・3日かかるわけです。
見積もりを出すのが遅い理由②優先順位の付け方がおかしい
仕事には優先順位があります。
近年人手不足が深刻化しているリフォーム業界において仕事の優先順位(効率化)を図ることは重要な課題です。
「重要な仕事」と「緊急な仕事」に分けてタスク管理をするのが一般的ですが、それができていない、又は依頼した見積もりが重要でも緊急でもない分類に割り振られている可能性があります。
見積もりのスピード=仕事のスピード=サービスの良し悪し。
いくらその時にメモをとっていたって記憶はだんだん薄れていきますし、後回しにすればするほどやることが次から次へ出てきて結局忘れ去られるという事態にもなりかねません。
そんな会社に見積を催促しても「忘れてました!」なんて言えるわけないので何かと理由を付けて適当な見積もりを出してくるのは目に見えています。
もう一つ付け加えるならその会社に一月200万円の契約を取るノルマがあるとします。
そこで急遽200万円のリフォーム工事の見積もり依頼が取れたとするとそこで優先順位が入れ替わっててしまうというようなことだ起こるわけです。
20万円の契約を10件手がけるのと200万円の契約を1件手がけるのとでは労力も手間も全然違いますからね。

だけどこれは一部の業者だけだよ!一部の業者のせいでリフォーム業界がイメージ悪くなるのは避けたいよね!
見積もりを出すのが遅い理由③見積もり意欲がない
これはもう問題外!
だったらやめてしまえと言いたくなりますよね。
まず見積もりが遅くなるということはそれだけ他社に乗り換えられる可能性が高まるということです。
それでも見積もりを出してこなしということは完全に後回しにされています。
仕事に対しての意欲がない会社がクオリティーの高い仕事ができるとは思えません。
リフォーム見積もりにかかる時間は?

金額別だと100万円までだったら2~3日、300万円までだったら1週間程度、それ以上だったら10日~2週間程度を目安にしておくといいと思いますがここでは場所別で見てみましょう!
見積もりにかかる時間「キッチンやユニットバスなど!」
過去に実績のある会社なら2.3日であげてくるところもありますが、遅くても1週間あれば十分な日数でしょう。
同じマンションで何度もリフォームしているような会社ならメーカーやグレードを変えるだけなので即日提出してくれる業者もあるようです。
ただし、キッチンやユニットバスは仕入れ値の変動が激しいので仕入先担当者の返答待ちなどの場合は10日以上かかる場合もあります。
見積もりにかかる時間「間取りを変更する造作工事」
間取りを変更するときくと大掛かりなリフォームを想像しますよね。
しかし壁や床などの実績や知識がある業者さんなら1週間あれば問題なく仕上げてくれると思います。
間取りを変更する工事はマンションより戸建ての方が柱がある分強度の問題が出てくるのでもう少しかかるかもしれませんね。
しかし遅くても2週間。それ以上待たされるようなら問題ありですね。
見積もりにかかる時間「フローリングや壁紙等の内装工事!」
フローリングなどの内装工事は現地で調査した実測値や図面での積算データを現場に反映させるだけなので2.3日くらいを目安にしておいてください。
いずれにしても見積もりを出してもらうときには期限を決めてくださいね。
間違っても「忙しそうだからうちはいつでもいいですよ!」などとは言ってはいけません。
なぜならばそれに甘えてしまう業者が出てきてしまうからです。
依頼主と業者との関係性で成り立っている仕事ですので、お互いのためにも期限を決めてそれまでに見積もりの作成をしてもらってください。
場所別でのリフォームを考えている方にこちらの記事もおすすめしています。
見積もり遅い会社の断り方!

実際断ろうとするときどのように切り出そうか悩みますよね。
頭ごなしに遅いからと断るのも相手を怒らせそうだし、だからといってはっきり断らないと相手もつけあがりそうだし!
そこで断るための大事なポイントをお伝えします。
- 最初にNOと伝える
- 理由を述べる
- 相手への気遣い
断るときにはこの3点を意識してください。
最初にNOと伝える
よくダラダラと理由を述べてから断る人がいますが、話をしているうちに相手に食いさがられて結局断りきれなくなるということがよくあります。
ですので「申し訳ありませんが今回の見積もりの件お断りさせて頂きたいのですが!」などと最初に断る意思表示をしてください。
そこで相手が引き下がってくれればそこで一件落着です。
理由を述べる
しかし相手もプロですのでそう簡単には引き下がらないと思われます。
そこで想定されるのが理由を聞かれることです。
相手が理由を聞く意図が何かを把握した上で答えられれば一番いいのですが、そうもいかない場合はもっともらしい理由を述べてください。
例えば「少し家族の状況が変わりましてリフォームすることができなくなりました」とか、正直に「今回は別の業者さんにお願いすることになったので」と断るのもいいのではないでしょうか。
ここでの理由については多少の嘘はついてもいい思います。
人を傷つける嘘はいけませんけどね。
そこで根掘り葉掘り聞かれても「プライベートなことですので」と言ってそれ以上答える必要はないでしょう。
それでもしつこく食い下がって来るようでしたら「ごめんなさい」と一言いって電話を切るようにしてください。
相手への気遣い
相手の気遣いも心がけましょう。人と人のやり取りです。思いやりは大切に、「申し訳ありませんがまた機会がありましたらよろしくお願いいたします」などと相手への気遣いもお忘れなく。
読者様もまだ気持ちに余裕があるうちに決断をしてくださいね。
リフォーム見積もりが遅い会社を断る方法!まとめ!
ここまでの話をまとめてみましょう。
- 経験値が不足している
- 優先順位の付け方がおかしい
- 意欲がない
金額別
- ~100万円・・・2.3日
- ~300万円・・・1週間程度
- 300万円以上・・・10日~2週間程度
場所別
- キッチンやユニットバスなど水回り・・・2日~1週間程度
- 間取り変更などの造作工事・・・1週間程度
- フローリングなどの内装工事・・・1周間程度
- 最初にNOと伝える
- 理由を述べる
- 相手への気遣い
見積もりが遅くなる理由は業者にも言い分があると思います。
しかし、実際お金をかけてリフォームするのは読者様ですので見積もりの時点で不愉快になったり嫌な気分にさせられるのであれば考え直したほうがいいと思います。
最後に一つ付け加えさせていただくとするなら感情的になって喧嘩することは避けてくださいね。
争い事からは何も生み出しませんので。
最後までお読みいただきありがとうございました。
見積の遅い会社って結構ありますよね。大体は依頼を受けた後ほったらかしにしていることが多いです。まあそんな有様なので、依頼した側から連絡を入れない限り全くと言っていいほど行動を起こしませんし、作成された見積に関して修正を依頼してもこれまた依頼した側から連絡をしない限り修正をしてきません。一応契約しようと思った段階で、契約及び工期の希望を述べたにも拘わらず、これまたほったらかしにされ、こちらから連絡したら担当者の異動絡みで引継ぎが遅れているというありがたい言い訳のお言葉を聞かせていただき、引継ぎ担当者から連絡があったのですが、これといった詫びの言葉もなく、コロナ禍の影響で発注が遅れる可能性があるだの、「今すぐ契約の上、工事代金の支払いをお願いします」というようなこれまたありがたいお言葉を聞かせていただいたので、即座にお断りのメールを送付させていただき、返信及び連絡のお断りと、担当者及び会社の電話番号を着信拒否にしたことがあります。誰もが知る大手の会社ですが、実情はまあこんなものです。都合の悪い口コミ等は躍起になって消しにかかっているようですね。