こんにちは、あつしです。
シロアリは気づかない間に進行する家の病です。
気づいたときには家がボロボロ・・・。
なんていう事もあります。
木造の家とシロアリは切っても切れない関係です。
なのでシロアリの予防対策はやりたいですよね。
そんな予防対策の中でも自分で出来るものもあります。
今回は特に自分で出来る予防対策に焦点を当てて紹介していきたいと思います。
シロアリの怖さやどんな被害があるかなどぜひ、参考にしてください。
シロアリによる被害
シロアリによる被害はいたるところに発生します。
その被害が目に見えて出てきたときには手遅れな事が多いです。
ここでは実際の被害を紹介していきたいと思います。
柱
最近は洋風のお家が増えて柱が露出している建物が増えています。
そんなオシャレな柱ですがシロアリによって空洞になっていることがあります。
柱をたたいてみて音が違ったり軽かったりすると中が空洞になっているかもしれません。
床束
最近では床束を金属製などの木材以外にしている家もあります。
そういう家であれば被害はないのでしょうか?
そんなことはありません。
金属部分から進入して他の木材部分に到達することがあります。
金属だからといって油断はできませんね。
浴室
基本的にシロアリは湿気が多いところを好み、乾燥を嫌います。
ですので、浴室はシロアリにとって居心地の良い所なんです。
ユニットバスの普及により、シロアリの被害はかなり減りました。
しかし、まだまだ多いのが実情です。
特にタイル張りになっている昔ながらのお風呂は水漏れが多いです。
水漏れしてしまうと湿気が多くなってしまいシロアリにとって居心地のいい環境になってしまいます。
トイレ
こちらも浴室と同じく湿気が多い場所です。
特に昔ながらのトイレは浴室と同じくタイル張りになっているところがあります。
そうなってくると浴室と同じくシロアリにとって居心地のいい場所になってしまいます。
そうならないようにこういった場所は特に気をつけているほうがいいです。
もしも、シロアリを見つけたら
もし、シロアリや羽アリを発見した場合はどうすればいいのでしょうか?
一番に思いつくのが殺虫剤ですが、注意することがあります。
- 退治はできるが後片付けが大変
- 殺虫剤で、倒し損ねたシロアリや羽アリが逃げた先に新しい巣を作る
こういうことが発生する可能性があるからです。
こうなった場合、処理するのが余計に大変になってしまいます。
オススメな方法は掃除機で吸うことや、ガムテープなどにひっつけることです。
こうしてしまえば、逃がすことはありません。
掃除機で吸っても1日ぐらい置いておけば中で死んでしまうのでそれから掃除をしましょう。
自分で出来るシロアリ予防対策のdiy
ということで、ここではdiyでできるシロアリ予防対策を紹介していきたいと思います。
ベイト工法
薬剤を散布しないシロアリ駆除。
ベイト工法とは、シロアリが好んで食べるベイト剤を専用容器に入れて地面に埋設し、巣に持ち帰らせて退治する工法です。薬剤を散布しないから、小さなお子様やペットのいるご家庭にも安心。少しでも長く快適に住んでいただけるよう、シロアリから大切なお家を守ります。
引用:DUSKIN
ペットや小さなお子様がいるお家で薬剤を使うのは心配になりますよね。
そんなときにおすすめなのが「ベイト工法」です。
薬剤を散布せずに薬剤を混ぜたエサを巣に持ち帰らせることでシロアリを駆除します。
何よりのメリットは薬剤からの直接的な被害がほぼないことです。
薬剤の被害が心配な方はこちらの方法にしましょう。
エサを設置するだけなのでdiyでもすぐできるのもメリットです。
木部処理
シロアリの大好物は木材です。
木材に仕掛けを作ることでシロアリ対策が可能です。
その仕掛けに木部処理というシロアリ対策の方法があります。
木部処理とはシロアリ用の薬剤を木材に直接注入してシロアリの被害を抑える方法です。
1.穿孔処理
引用:株式会社アサンテ
床下の土台や束柱(つかばしら)などにドリルで小さい穴をあけます。
2.注入処理
引用:株式会社アサンテ
開けた穴に薬剤を専用の工具で注入します。
3.木栓処理
引用:株式会社アサンテ
見栄えや薬剤をより浸透させるために木栓を打ち込みます。
4.吹き付け処理
引用:株式会社アサンテ
最後に吹き付け処理を行います。
すでに被害が出ている箇所や被害に遭いやすい箇所には入念に処理しましょう。
こちらは木部に直接穴を開け薬剤を散布する方法です。
ベイト工法に比べて効果が高くなっています。
しかし、薬剤散布するため、健康被害がある心配があること。
家の柱に穴をあけるため、慣れていないと難しいことがデメリットです。
気になる費用
気になるシロアリ予防の費用です。
業者にお願いした場合には大体1坪あたり3000円~5000円が相場といわれています。
diyした場合には薬剤のみの値段ですのでベイト工法ですと薬剤一つが約2000円。
木部処理の薬剤ですと一つ5000円ぐらいになっています。
同じ大きさをシロアリ予防した場合にはだいたい費用は依頼したほうが2~3倍程度の費用がかかるようになってきます。
費用を考えた場合にはdiyしたほうがかなり安くなっています。
しかし、シロアリ被害は実際に目に見えたときには手遅れな時が多いです。
しっかり予防しているつもりでもうまく出来ていなかったりという事がよくあります。
修理のことを考えるとしっかりとプロにやってもらうほうが安くすむかもしれませんね。
「シロアリ予防対策をdiyで!自分でできる予防対策」のまとめ
シロアリ予防対策をdiyでする際のいろいろをまとめてみました。
シロアリの被害は本当に怖いです。
気づいたものの手遅れなんていうことは本当によくあります。
- シロアリの被害はエサ(木)のある場所や湿気が多い場所に多い
- シロアリの駆除は難しい
- diyでやるならベイト工法か木部処理剤がオススメ
- 費用は依頼すると2~3倍かかるが、見逃しなどを考えるとプロに依頼するのがおすすめ
これらを参考にして、シロアリ予防対策を考えてみてくださいね。
シロアリの被害は本当にひどくなります。
1日でも早く対策をしてくださいね。