こんにちは、あつしです。
「シロアリ予防対策に1番いい時期ってあるのかな?」
「シロアリ予防対策って、何年ごとに対策をしていけばいいんだろう。」
みなさん、こんな風にお悩みではないですか?
もし、シロアリ対策に1番適した時期があるのなら、その期間を狙って対策をしたいですよね。
この記事では、シロアリ予防対策に1番適した時期はいつなのか?
また、シロアリ予防対策は何年ごとに必要なのか?
この2点を、順番にご説明していきますね。
シロアリ予防対策は、被害が出る前に行うべし!
それではまず、「シロアリ予防対策に1番いい時期」について、ご説明します。
結論から言うと、「シロアリ予防対策は思い立ったが吉日」です!
そして、あらかじめ、被害が発生する前に、薬剤によって予防処理をしておくことが最適といえます。
それでは、なぜ、被害が起きる前にシロアリ対策予防をしておくべきなのでしょうか?
恐怖!!シロアリは「あの虫」の仲間!
みなさん、なんと、シロアリはゴキブリの仲間ということをご存知ですか?
そうだよね。見た目はぜんぜん違うけど、生物学上の分類では、仲間みたいなんだ。
ゴキブリの繁殖力については・・・言わずもがなだよね。
「シロアリは1匹いると、100万匹いる」
この有名な!?フレーズが表すとおり、シロアリは非常に繁殖力が強いんです。
そして、シロアリは木材だけが主食だと思っていませんか?
シロアリは顎の力がとても強く、木材のみならず、なんとゴムや壁紙まで食べてしまうんです!
そんなシロアリが、大事な我が家の床下に住み着き、我が家の大切な木材を食べ始めたら・・・!
大事な住宅が骨粗しょう症状態になる
シロアリに食べられてしまうと、どうなるか・・・
ざっくりとお伝えしたいと思います。
- 木材の中身がスカスカになり
- 木材に亀裂が生じる
- ますますボロボロになる
- 本来の耐久性を失う
「シロアリに食べられた家は3年で命取りになる」
とまで言われることがあります。
木材の中身を食べられてしまうことで、耐震性は著しく損なわれ、およそ震度5弱で、家が倒壊してしまうという恐ろしい事例もあります。
母さんもこれから気をつけていかないとだけど、大事な家も骨粗しょう症にならないようにしなくちゃ・・・
(母さん、なんかちょっとリアルなつぶやきだな・・・)
シロアリ予防対策に1番いい時期を教えて!
それでは、「シロアリ予防対策をするのに1番いい時期があるのか?」についてご説明していきますね。
羽アリを見たときが予防時期なの?
「うちにもシロアリがいるかも!」
そう気づいた時は、たいていの場合、「羽アリ」を見かけたときではないでしょうか?
シロアリは4月から7月にかけて、羽アリを発生させます。
「羽アリをみかけたから、シロアリ予防しなくちゃ!」
と思った方!
羽アリが出ているということは、すでにシロアリ被害が進行中であるという警告の印です!
一般的に、羽アリをみかけたことでシロアリ被害に気がついた、という事例は多く報告されています。
この場合、早い段階で、シロアリ業者の方へ駆除対策を依頼するようおすすめします。
ベイト工法を使用する場合、1番有効な予防時期はある!
冒頭で、「シロアリ予防対策は思い立ったが吉日!」とお伝えしましたが、ベイト工法を使用する場合には、おすすめの時期というものはあります。
それはいつかと言うと・・・
シロアリの活動が一番活発な時期です!
引用:ファウンドプロ
こちらの表によれば、シロアリが活発に活動する時期は4月から9月で、気温は20度から30度とされています。
冬になるとやや動きが弱まるものの、シロアリは冬眠をしないため、1年中活動しています。
そのため、シロアリが侵入してこない時期というものはなく、シロアリ予防対策や、シロアリ駆除に最適な時期というのは断定できません。
しかし、ベイト工法という、餌入りの置き型薬剤を使用する場合、おすすめの時期があります。
たくさんのシロアリが餌入りの薬剤を巣に持ち帰る時期を狙い、シロアリが活発な時期である、4月から9月に薬剤を設置すること!
これが、ベイト工法を使用する場合のおすすめな時期です。
シロアリ予防対策は何年ごとに行うのが正しいの?
近年、新築として家を建てた場合、たいていは家を建てたその際に、シロアリ予防対策がなされています。
そのため、「うちは新築だからまだ大丈夫よね」
「家を建てて何年か経ったけど、一度、薬剤処理しているから、まだしばらく大丈夫だろう」
一般的に、こんなふうに考えてしまう方が多いようなんですが、実はその考えは落とし穴なんです!
シロアリ対策薬剤の期限は最長5年!
(公社)しろあり対策協会の防除施工標準仕様書によると、「5年を目途にシロアリ予防対策の再処理をする」と規定されています。
なぜならば、シロアリ対策薬剤の最長期限が主に5年間となっているためです。
環境保護の観点から、近年使用されている薬剤は自然分解されるようになっており、徐々に薬の効き目は弱まっていきます。
そのため、薬剤の最長期限は5年ですが、5年目がくるその前に、再処理をすること。
これがシロアリ被害を予防する重要なポイントと言えるんです。
①シロアリ対策を初めてする場合
こちらは、シロアリ対策が初めてという方へのお話です。
「シロアリ対策をしようと思うけれど、シロアリがいるのかどうかわからない」
そんな方は、ひとまずベイト工法という置き型の薬剤で、シロアリが家の近くにいるかどうかを確認することから始めてみましょう。
そしてもし、「シロアリがいる!」と確認した場合には、早急にシロアリ駆除業者の方へ駆除を依頼するなど、駆除対策をしていきしょう!
もともと薬剤と餌が混ざっている薬剤なので、シロアリが来たかどうか確認する手間が省けて楽チンですよ。
シロアリハンターについてまとめている記事もあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
②以前シロアリ対策をしたことがある方の場合
「一度シロアリ対策をしたことがあるけれど、しばらく何にもしていない」
そんな方は、先ほどお伝えしたように、シロアリ対策薬剤の期限は5年が最長となっていますので、前回シロアリ対策をしたのはいつだったか?を確認してみましょう。
最後のシロアリ対策から5年がくるころ、もしくは5年を過ぎている場合、大事な住宅がシロアリの餌食となるまえに・・・
なるべく早急に再処理をすることが重要といえます。
シロアリ予防対策に1番いい時期&年数のまとめ
ここまでお読みいただきありがとうございます。
それでは最後に、シロアリ予防対策に1番いい時期と、何年ごとに必要か?についておさらいしていきますね。
- シロアリ予防は思い立ったが吉日
- 被害が発生する前に予防することが重要
- ベイト工法を使用する場合、4月から9月が狙い目
- シロアリ対策薬剤の期限は最長5年
- 薬剤は自然分解するため徐々に効き目は弱くなる
- そのため、期限がくる前に再処理することをおすすめする
今回は、主に予防の大切さについてお伝えしましたが、「駆除」についても詳しくまとめています。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございます。
冒頭でお伝えしたようなシロアリ被害を受けないためにも、1番重要なのは予防といわれています。
今回お伝えしたように、シロアリ予防薬剤の期限は5年となっています。
5年がきた途端に、すぐ薬剤が切れるわけではなく、徐々に効き目が弱くなっていきます。
大事な住宅が被害に遭わないためにも、早い段階での予防対策と再処理が重要となってきます。
また、シロアリ予防対策は、ベイト工法など、比較的かんたんな予防対策もありますが、本気のシロアリ対策をお考えの方は、業者さんの力も借りましょう!
年間受付件数は20万件以上で、日本しろあり対策協会の仕様書に基づいた施工ができる優良業者を紹介してくれます!
シロアリ110番の口コミのまとめもありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事がみなさんのシロアリ予防対策に役立てたら、とってもうれしいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!