こんにちは、あつしです。
みなさんシロアリの駆除というと、成虫のシロアリを駆除することを想像しませんか?
成虫のシロアリを駆除するのはもちろんですが、巣の中にいる卵の存在を忘れてはいけません。
巣の中にいる卵を駆除しなければ、いずれ卵が孵化して働きアリになり、また家の中をむしばんでしまいます。
卵も駆除しなければシロアリ問題から永久に解放されないんです!
とはいっても、巣に中にいる卵をどうやって駆除するのか分からないですよね。
今回は、シロアリの卵の概要から駆除方法までご紹介します。
母さん大丈夫だよ。
今回はシロアリの卵の画像は載せずに話をするから安心して!
あっくん、ありがとう!
これでシロアリの卵の駆除を勉強して備えられるわ♪
シロアリ被害に遭うとどうなってしまうのか、、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
シロアリの卵は膨大な数!?まずは卵の概要を知ろう
まずはシロアリの卵を駆除することの重要性を知ってもらうために、卵の概要についてお話しします。
卵だからといって侮ってはいけないんです!
今後の被害を大きくさせないためにも知っておきましょう。
巣の中には卵がウジャウジャ!?
シロアリの卵は巣の中にどのくらいいるのか気になりますよね。
巣の大きさや環境によって変わりますが、巣の中には約数千~数万個の卵が存在しているといわれています。
シロアリの卵を産む女王アリは、毎日産卵をするほどスタミナが驚異的です。
なんと1日で数十個~数百個産卵しているので、巣の中は毎日膨大な数の卵であふれかえっています。
それが孵化していくと考えると恐ろしいですね。
なぜ一日でこんな大量の卵を産み続けられのでしょうか?
通常昆虫の繁殖は卵と精子の有性生殖が一般的です。
しかし、シロアリの女王は有性生殖だけではなく、精子を必要としない単為生殖も行えるので、驚異的な繁殖力を持っています。
このように非常に厄介なシロアリ。
卵の時点では建物に被害を与えないけれど、いずれ成虫になり家をむしばんでいくのは間違いありません!
卵が孵化するまでの期間
卵の孵化の期間は開きがあるのですが、約25日~90日で孵化します。
早いものだと約1カ月で孵化するので、あっという間に繁殖してしまいます。
毎日数十個~数百個の卵が産まれているので、一度に孵化する数も多くなります。
「シロアリの駆除は早急に対処しないと被害があっという間に広がる!」ってよく聞くよね。
これは、毎日大量の卵が産まれて、孵化するまでの期間も比較的短いから早く対処が必要なんだね!
シロアリの卵の特徴
シロアリの卵を駆除できるのか不安に思っている読者様もいるのではないでしょうか?
答えはずばり、、、できます!
卵の駆除方法は、一般的なシロアリ駆除方法と変わりません。
巣に餌を運ぶシロアリを撃退すれば、卵も孵化したまずシロアリの卵は巣の中にいるため、自分で駆除をしない限りは出会うことはないでしょう。
卵の大きさはシロアリの種類によって変わってきます。
今回は日本で一番被害の多い、ヤマトシロアリでお話をします。
大きさは約0.4~0.6ミリ程で、かなり小さいので肉眼で見ることは非常に難しいです。
形はカプセル状で、色は白っぽく透き通っています。
特徴を想像するだけでゾワゾワきちゃうわ、、、。
画像を見たら気絶しちゃうかも。
あっくん画像載せないでくれてありがとう。
次はちょっとおもしろい特徴を紹介するよ!
苦手な虫の話で母さんも辛いけど、気軽に聞いてみて♪
そうね。
もうちょっと楽しくシロアリの勉強をしたいわ!
あっくん、ありがとう。
働きアリは本当に働き者!シロアリの卵のおもしろい特徴
産まれた卵は、働きアリに大事に運ばれて卵の保管室で毎日卵のお世話をされています。
そして、働きアリの唾液には「リゾチーム」という抗菌性のたんぱく質が含まれています。
この唾液を卵にかけることで、免疫をもっていない卵を病気から守り、安全にシロアリを誕生させています。
みんなで産まれた卵を無事誕生させようとするシロアリのチーム力がすごいですね。
卵は「女王フェロモン」を放出している!?
卵のお世話をする働きアリは、視力が退化していて目で卵の存在を確認できません。
その働きアリがどうやって卵を認識しているか気になりますよね。
実は卵から「女王フェロモン」と呼ばれるフェロモンを放出していて、そのフェロモンで卵がどこにあるか認識しているんです!
また「女王フェロモン」には、働きアリが女王アリになるのを抑制する効果もあるといわれています。
働きアリって、卵のお世話を毎日健気に頑張ってるのね。
女王フェロモンがあるなんて知らなかったし、楽しかったわ!
楽しんでもらえたなら良かった!
シロアリの卵は丁寧に育てられていることを知ったばかりだけど、次は駆除の仕方を紹介するね。
そもそもシロアリの卵は駆除できるの?駆除方法も紹介
そもそも卵の駆除はできる幼虫も生き残れません。
女王アリも餌がなければ、卵を産むことも難しくなるので、自然と卵も減り駆除に繋がるんです。
では代表的な駆除方法2つをご紹介します。
- バリア工法(薬剤を散布)
- ベイト工法(毒餌を設置)
それぞれの駆除方法の特徴をお話していきます。
バリア工法(薬剤を散布)
この方法は、即効性を求める人向けです
駆除方法は、薬剤を直接シロアリや巣にかけてダメージを与えます。
ものの数時間で建物内のシロアリ、巣の中のシロアリ、女王アリ、そして卵も全て死滅させることができます。
自分でやると、薬剤による健康被害の頭痛や吐き気、めまいなどに悩まされる危険性や、シロアリを駆除しきれない場合があるので、業者にお願いしましょう。
ベイト工法(毒餌を設置)
この方法は即効性ではなく、安全性と確実性を求める人向けです。
ゴキブリやネズミ駆除でも行われています。
これは、シロアリの餌を巣に持ち帰って仲間とともに食べる習性を利用して、毒餌を設置してシロアリに食べさせ駆除をする方法です。
薬剤散布とは違い臭いもつかず、健康被害の心配がありません。
一見簡単そうに見えますが、シロアリの発生しそうな場所に毒餌を設置することは、素人には判断が非常に難しいです。
シロアリの種類によっても、選ばれる駆除方法は変わります。
駆除を完璧に行うのであれば業者にお願いをして、シロアリの種類を見極めたうえで施工するのが安心です。
フェロモン自体、複雑な構造で実際に応用するには難しくて時間もかかるみたいだけど実際使える日が楽しみだね!
シロアリの駆除関連の記事もぜひ参考にしてください。
膨大な数のシロアリの卵から家を守るために
シロアリの卵の駆除の必要性から駆除方法までご紹介させていただきました。
大事な部分をまとめてみたので、ぜひ最後の確認をしてください!
- 巣の中には約数千~数万個の卵が存在している
- 孵化する期間は早くて約1カ月程度なので早急な対処が必要
- 大きさは約0.4~0.6ミリ程で、かなり小さいので肉眼で見ることは非常に難しい
卵の駆除方法は、一般的なシロアリ駆除方法と変わりません。
代表的な2つを紹介します。
- バリア工法(薬剤を散布)
薬剤を直接シロアリや巣にかけてダメージを与える。即効性を求める人向け!
- ベイト工法(毒餌を設置)
毒餌を設置してシロアリに食べさせて駆除をする。安全性と確実性を求める人向け!
卵の状態だと建物に悪さをしませんが、いずれ成虫となって家に被害を出さないためにも確実に駆除したいですね!
実際自分で駆除を行おうとすると、判断が難しく完全に駆除しきれずに、またシロアリが再発生してしまうかもしれません。
薬剤による健康被害も心配ですよね。
やはり駆除をお願いするにはプロに頼むことが一番です!
しかし実際業者にお願いしようと思うと、どこにお願いすればいいのか悩んでしまいますよね。
シロアリ駆除は資格なしでもできてしまうため、悪徳業者がいることも否めません。
そんな方におすすめしたいのが「シロアリ110番」です!
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シロアリ駆除の知識と技術を持った専門業者が施工してくれるので安心です。
ぜひ参考にしてみてください。
「シロアリ110番」
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで見ていただきありがとうごさいました。
あっくん、、、。
シロアリから家を守りたいけれど、シロアリの卵の画像を見る勇気がないわ。