こんにちは、あつしです。
巷で有名なシロアリの被害。
いつかはうちも?と考えつつも、「まだ大丈夫そうだし」と何となくの知識で過ごされている方も多いはず。
なかなか目に見えない部分でもあるので思わず見過ごしてしまいたくなりますが、
シロアリ被害は早期発見することで被害を最小限することができるんです。
こないだテレビでやってたのよ?。
こうなってたらシロアリ被害の始まりかもって…
せっかくきれいにリフォームしたのに…
今日は早期発見のポイントを見てみよう!
そう、早期発見が大事とは言っても、ポイントが分からないと発見しようがないですよね。
そこで今回はシロアリ被害の初期症状を確認して、何となく知っていた知識を確かなものにしましょう!
あなたの家が守られるかは、初期症状を知っているかどうかが運命の分かれ道です!!
シロアリってどんな姿?―初期症状を知る前に
シロアリについて何となく知っている方。
「え、つまりは白い蟻でしょ?」と何となくだけ知っていると、いざ家で蟻に遭遇しても、
「これってシロアリ…?」と思うだけで、正確な判断をする前にせっかくの早期発見の機会を失ってしまうかもしれません。
そこで、シロアリと黒蟻の姿の違いを知っておきましょう。
引用:株式会社エコパウダー
家に蟻が現れただけでも焦ってしまいますよね。
僕も正直、虫は苦手なので気持ちはとってもよくわかります…
それでも何とかこの姿の特徴だけは知っておいて、見つけた時は観察してみてください!
それがあなたの家を守る第一歩です!
シロアリの特徴や種類について詳しく知りたい方はこちら↓
シロアリ被害・初期症状の実態とは…!?
シロアリは外気を好まない習性があるので、その姿を直接見かけるには時期と時間の条件が合わさる必要があります。
そのため、シロアリ被害の初期症状は家の状態から判断する方が、早く発見できるのです。
今回は、そんなシロアリ被害の初期症状についてまとめました。
ポイントは3点あります
- 蟻道はありませんか?
- 湿気の多い場所は要注意!
- 窓や扉ががたがたしてませんか?
それぞれのポイントについて、詳しくご説明します。
蟻道チェックでシロアリの侵入が発見できる?!
黒蟻と同じように、シロアリも働きアリが列をなして進みます。
その時にできるのが土で作ったトンネル=蟻道(ぎどう)です。
特に発見しやすいのは床下のコンクリートの基礎部分です。
シロアリが侵入に一番使う場所でもあります。
では、どのように床下をチェックしたらいいのでしょうか?
【床下への入り口は?】
床下チェックには床下点検口と言って、専用の入り口があります。
引用:住宅診断のススメ
ここが床下に繋がる入り口なんです。
収納がある場合は、その収納を持ち上げると床下に潜ることができます。
【床下チェックの服装・持ち物】
床下チェックの際には服装と持ち物が大事です。
怪我などを防止するために、服装については全身保護が必須です。
床下は石が転がっていたり、釘が出ている場合もあるため、あまり肌は出さないようにしてください。
また、埃やカビもあるため、ゴーグルやマスクで目鼻口を保護する必要もあります。
持ち物は懐中電灯とカメラ、マイナスドライバーを用意しましょう。
【蟻道のチェックポイント】
蟻道は木屑やシロアリの糞、土などを練り固めて作ったトンネルです。
黒蟻や蜘蛛の中にも似ているトンネルを作る虫はいますが、シロアリの蟻道は固くて簡単に崩れないのが特徴です。
引用:生物モラトリアム
この蟻道をライフラインにして、シロアリは生息しています。
ですが、もし蟻道を見つけても、その道が必ずしも今使われているものかどうかは分かりません。
そこでマイナスドライバーを使います。
マイナスドライバーで蟻道の一部を崩してみてください。
もしその蟻道がまだ使われているものであれば…
せっせと働くシロアリたちとご対面するでしょう…
- 固く簡単に崩れない蟻道か
- 崩した中にシロアリがいるか
この2点を確認してみて、シロアリだった場合は写真に撮って記録しておきましょう。
【床下に潜る時の注意点】
床下へ潜る時は、思わぬ事故防止のために、いくつか注意が必要です。
- 作業は絶対に1人で行わない
- 体調の悪時にはやらない
- 真夏と真冬は避ける
- 無理に狭い部分には入らない
- 蟻道を壊す際は、最小限の範囲で
まず、安全のために何かあった時のために点検口で誰かに待機してもらいましょう。
そして、健康に影響が出る可能性のある、体調不良時や真夏真冬は避けてください。
特に真冬の作業に関しては、シロアリも活動していないために見つけられない場合もあります。
最後に、蟻道を崩して中を確認する際の注意点ですが、
あんまり大きく壊してしまうとシロアリが逃げてしまう場合があるので、注意が必要です。
湿気の多い場所は要チェック!
湿気が大好きなシロアリ。
一番狙われやすいのがキッチン・トイレ・洗面所・お風呂です。
そのため、この部分は特に点検に力を入れましょう。
自分でできる点検ポイントは柱と床です。
高い音がする場所があればシロアリの侵食が始まっている可能性があります。
他の部分と音を比べてみると、より分かりやすいです。
一部分だけギシギシいっていたり、浮いているような感覚があれば中が空洞になっている恐れがあります。
畳の場合は、踏んだ時にぶよぶよした感覚がないかを定期的に確認してください。
【意外と湿気が多い場所”玄関”】
水回りではないですが、湿気が意外と多いのが玄関です。
雨の日に帰ってきた際、濡れた傘から垂れた雨水がタイルに染み込んで湿気を含みます。
そこに集まってくるのが、湿気の大好きなシロアリです。
そのため、ドア枠や巾木などの玄関周りの木材にシロアリの被害が及ぶことがあります。
チェック方法は柱と同じように金槌等で叩いて、音をチェックしてみましょう。
玄関のシロアリチェックについて、詳しく分かる動画をご紹介します。
引用:YouTube
窓や扉がガタガタしていませんか?
窓や扉は、頻繁に開け閉めするために丈夫にできています。
そんな窓や扉が最近開け閉めしにくい…と感じた場合は、シロアリに侵食されている可能性があります。
チェック方法は柱や玄関周り同様、金槌で音のチェックが有効です。
また、窓や扉付近にシロアリの死骸や羽が落ちている場合もあります。
引用:西日本防虫防除工事
シロアリの羽アリは、新しい巣を探すために飛び回ります。
死骸や羽があるということは新しい巣の候補になっているか、すでに巣になっている可能性があるのです。
シロアリ被害の初期症状、ほったらかしておくと…!?
目に見えないと、何だか実感わかないわねぇ…
でも、せっかく見つけた初期症状を放置してしまうと、取り返しのつかないことになるんだ…
初期の段階では、目に見えて症状が出ない分、あまり実感が湧かないかもしれません。
ですが、この段階を「まだ大丈夫」と放置しているうちに確実に家はシロアリに侵食されています。
シロアリは家を倒壊させる!
もしも家でシロアリを1匹見つけた場合、裏にはすでに100万匹の仲間がいるとも言われるシロアリ。
気がつけば数百万のシロアリが家の木材を食べにきている…ということも十分にあり得ます。
仮に1万匹のシロアリが1ヶ月に食べる木材は21グラムと言われています。
100万匹いれば2kg以上の木材が1ヶ月で食べられてしまっているということです。
もちろん家の構造にも影響し、柱や土台になる部分が食害に合えば耐震強度にも影響してきます。
実は、阪神淡路大震災で家が全壊した家の大半に、シロアリの被害が出ていたというデータもあるのです。
震災後に行われた国土交通省の研究機関などの調査によると、倒壊した住宅の大 半がシロアリ被害や木腐朽被害などで強度が低下していたことが指摘されています。
引用:R*DESIGN
引用:R*DESIGN
シロアリ被害の初期症状発見!自分で駆除する?
シロアリ被害の恐ろしさを知ってしまうと、もう放置するのは怖くなってしまいますよね。
では、実際に初期症状に気がついた場合は、どうしたらいいのでしょうか?
巷にはシロアリ駆除のための薬品は、ホームセンター等に行けば簡単に手に入ります。
駆除の方法は「直接駆除」と「巣に持ち帰らせて駆除」の2つの方法があります。
参考に、自分でシロアリを駆除する方法もご紹介しています↓
当然ですが、使い方を誤れば効果は薄まる上に、健康被害に及ぶ恐れもあります。
使用にはかなりの注意が必要です。
しかも、初期の段階ではほとんど外に現れず、大量に隠れているシロアリを素人が完全に駆除するのはかなり大変です。
こういったデメリットを考えると、業者に依頼して駆除してもらう方が安全かつ確実なのは間違いありません。
シロアリ被害の初期症状 まとめ
今回はシロアリ被害を早期に発見するための初期症状の見つけ方をご紹介しました。
体の病気のように、シロアリも早期発見さえできれば、被害も最小限にすることができます。
被害が家の内部にあることが多いため、チェックするのが難しいと感じるかもしれません。
ですが、大事な家にこれからも安全に住み続けるために、ぜひチェックしてみてください。
最後に、
シロアリ被害の初期症状かも?と思う症状を発見した時には、僕は業者に依頼することをおすすめします。
- お金をかけるのは勿体無い
- どの業者を選んだらいいか分からない
そんな気持ちもわかります。
ですが、自分でシロアリ駆除を試みたことで薬品による健康被害が出る場合もあります。
またせっかく駆除しても、大量のシロアリを駆除しきれずに再発生してしまう例もあります。
一方で、特別な資格もなくできてしまうのがシロアリ駆除。
残念なことに、悪徳な業者がいることも否定できません。
そこでおすすめしたいのが「シロアリ110番」です!
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見つけたシロアリは、知識と技術を持った専門業者にしっかり駆除してもらえれば安心です。
「シロアリ110番」についてはこちらで詳しく書いています↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
シロアリ被害にあう前に予防も大事です!↓