こんにちは、あつしです。
掃除中、部屋の隅などに小さいゴミが落ちていて「木くずか何かかな~」と、よく確認せず掃除してしまうことはありませんか?
今度からは、よーく確認してみてください。
よく見ると、茶色くツブツブしていて何回掃除してもまた同じところに落ちてる!なんてことがあったら要注意です。
それはもしかしたら、アメリカカンザイシロアリのふんかもしれませんよ!
母さん、ちょっと落ち着いて。
まだシロアリのふんって決まったわけじゃないよ!
これから被害の特徴も説明するから一緒に確認していこう。
そ、そうね、母さんつい焦っちゃったわ。
アメリカカンザイシロアリってあっくんから聞いたことあるようなないような。
詳しく教えてちょうだい。
了解!
じゃあまずは、アメリカカンザイシロアリについて説明するね。
みなさんにも思い当たる方はいませんか?
今までただのゴミだと思っていたものが、シロアリのふんだと思ったらゾッとしますよね。
自分の家は被害に遭っていないか確認するためにも一度目を通してみましょう。
今回はアメリカカンザイシロアリの概要、早期発見のカギであるふん、被害の特徴まで紹介するのでぜひ参考にしてください。
虫の写真なしでシロアリ被害の特徴を知ることができますのでこちらもぜひ。
アメリカカンザイシロアリとは?
アメリカカンザイシロアリとは外来種のシロアリです。
近年では日本でも被害が多くなり問題視されています。
外来種のシロアリが、なぜ日本で被害を出しているのでしょうか。
- 海外製の木材や家具の被害に気付かず輸入
- 木材や家具の搬入時に飛来して侵入
この2つが主な理由です。
一度家に招き入れてしまうと被害にもなかなか気づきにくいため、気づいた時には大きな被害になっていることが多いです。
そして、日本で被害の多い「ヤマトシロアリ」や「イエシロアリ」とは何が違うの?と思いますよね。
日本のシロアリとは異なるアメリカカンザイシロアリの特徴を説明していきます。
侵入経路と対策
日本のシロアリは土壌性で、土の中(主に床下)から建物に侵入します。
アメリカカンザイシロアリは、家具など搬入時の飛来によって侵入するケースが多いです。
なので、日本のシロアリ対策として主流の、床下に薬剤を散布する「バリア工法」や、毒餌を設置する「ベイト工法」が有効的ではありません。
この2つの対策は土壌性のシロアリに有効的な対策です。
じゃあ、アメリカカンザイシロアリが住んでいる地域の人はどういう対策をしているのかしら?
本場のアメリカでは、建物全体を毒ガス燻蒸処理が主流だよ!
日本でこの方法は、家と家が密集していて毒ガスの危険性もあるから、ほとんど事例がないみたい。
シロアリ自体とても厄介な虫ですが、アメリカカンザイシロアリは外来種のシロアリなので日本での対策方法も限られるそうです。
事例が少ないからこそ、自分で対策することは難しいです。
プロの業者にお願いするようにしましょう!
蟻道を作らない!?
アメリカカンザイシロアリは、シロアリの特徴である蟻道を作りません。
シロアリが地面と木材部分を繋げるために作る道のことです。
シロアリの被害を確認するときに見つけやすいのが蟻道です。
なぜ蟻道を作らないのかというと、巣が大きく関係しているといわれています。
ヤマトシロアリやイエシロアリは土の中に巣を作りますが、アメリカカンザイシロアリはまず拠点の大きい巣を作りません。
加害した木の中に小さい巣を点々と作っていくので、被害を見つけるにも駆除するにも、壁や天井をすべてはがしたりと大がかりになることがあります。
なんだか日本のシロアリより厄介な感じがするわね。
被害にすぐ気づかないと大変なことになりそう、、、。
やっぱり蟻道がない分、目に見えないところで被害に遭っているから怖いよね。
最初にも出てきたけど早期発見のカギは、アメリカカンザイシロアリのふんに注意することだよ!
そうだったわ!
アメリカカンザイシロアリのふんについて知って我が家も大丈夫か確認するわよ!
シロアリの蟻道についての記事も参考にしてください。
シロアリのふん!?早期発見の目印!
早期発見の目印がふんだとわかっても、アメリカカンザイシロアリのふんがどういうものか分からないですよね。
ここではアメリカカンザイシロアリのふんの特徴について分かりやすくお話していきます。
自分の家で思い当たることがないか確認しながら聞いてみてくださいね。
アメリカカンザイシロアリのふんの見た目は?
分かりやすく説明するために、今回はアメリカカンザイシロアリのふんの画像を用意しました!
集合体恐怖症の方はスクロールしてくださいね。
引用:ヤマトシロアリ研究所
実際に画像で確認してみると、木のくずのようでふんには見えないですよね、、、。
分かりにくいからこそ特徴をしっかり確認しておきましょう!
- 大きさは1ミリ以下で、茶色っぽく俵型
- 乾燥していてパラパラ
- 指でつぶれないほど固い
- ふんにいくつか筋が入っている
どれだけ掃除しても、同じ場所に細かい粒状のゴミが発生するときは要注意だよ!
ふんの特徴をしっかり確認してみよう。
シロアリ被害の特徴
ここではアメリカカンザイシロアリの被害の特徴についてお話しします。
これが実際被害に遭った木材です。
引用:TEORIA
被害の進行スピードとしては、他のシロアリよりも緩やかといわれています。
しかし、蟻道もなく被害の目印であるふんも気づきにくいため、気づいた時には被害が大きくなっていることがあります。
アメリカカンザイシロアリの被害の大きな特徴として、日本のシロアリが好みやすいと言われている木材の年輪の柔らかい部分など関係なしに食害します。
被害に遭った木材は中が空洞になるため、建物の耐久性に大きな影響を与えます。
アメリカカンザイシロアリは小さい巣をいくつか作って食害するため、大きな被害になりにくいと思われがちです。
小さい巣とはいえ、点々といろんな場所を食害するため、木材に与える被害の影響ははかりしれないので注意が必要です。
アメリカカンザイシロアリのふん以外にも、被害を確認する方法はないのかしら?
ふん以外にも確認する方法があるから紹介するね!
ふん以外で被害を確認するには?
ほとんどのケースは、ふんで被害に気付くことが多いです。
ふん以外だと、羽アリの存在が重要になってきます。
アメリカカンザイシロアリの羽アリは、7月~10月の時期に多く飛びます。
羽アリの特徴を簡単に説明すると、、、
- 頭は赤褐色
- 体の色が黒色
- 羽が重なっていると黒っぽく見える
そしてシロアリの羽アリは、どの種類も羽を落としやすい性質があります。
アメリカカンザイシロアリも同様なので、羽らしきものを見つけたら注意が必要です。
アメリカカンザイシロアリのふんや羽と思われるものを見つけたら、落ちていた上の木材を叩いてみましょう。
空洞のような音がしたときは、すぐに業者に連絡をして処理をしてもらいましょう。
シロアリ被害の初期症状の記事もありますので参考にしてください。
~シロアリの被害の目印のふんや羽に注意して生活しよう~
今回は、アメリカカンザイシロアリの被害の特徴であるふんについてお話しました。
シロアリ被害でふんが重要になってくるとは意外ですよね。
ここまでの内容を整理するので、最後に重要な部分を確認してみましょう。
アメリカカンザイシロアリは飛来によって被害に遭うので、日本で主流のシロアリ対策(バリア工法・ベイト工法)が有効的ではありません。
でもそこで、早期発見の目印がふんになってくるよ!
ふんの特徴は、、、
- 大きさは1ミリ以下で、茶色っぽく俵型
- 乾燥していてパラパラ
- 指でつぶれないほど固い
- ふんにいくつか筋が入っている
どれだけ掃除しても、同じ場所に細かい粒状のものが落ちているときは要注意です!
ふん以外でも、羽アリの羽が落ちていたらシロアリ被害を疑おうね。
アメリカカンザイシロアリは、木材の年輪など柔らかい部分を関係なしに食害するので、木材に与える影響ははかりきれないです。
アメリカカンザイシロアリは、外来種ということもあり素人で処理することはかなり難しいです。
点々と巣を作って食害しているので、一か所を駆除したとしても、気づかないところで被害が広がっていることがあります。
やはり駆除をお願いするにはプロに頼むことが一番です!
しかし実際業者にお願いしようと思うと、どこにお願いすればいいのか悩んでしまいますよね。
シロアリ駆除は資格なしでもできてしまうため、悪徳業者がいることも否めません。
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ぜひ参考にしてみてください。
「シロアリ110番」
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで見ていただきありがとうごさいました。
母さん掃除のとき思い当たることがあるわ、、、。
どうしよう、あっくん!