こんにちは。あつしです。
せっかくリフォームしたばかりなのにシロアリが住み着いてしまったら…困りますよね。
シロアリの被害といえば、新築の家は関係ないように思われますが、築2年の建物でも被害にあったケースがあります。
築年数の古い建物ならなおさら気をつけなくては…と思いませんか?
今回は、そんな困ったシロアリの種類と生態系について画像付きでご説明します!
そうなんです。 日本には17種類ものシロアリが生息しています。
その中でもお家に住み着いてしまうと厄介なシロアリは3種類!
日本全域に生息しているものや、地域限定で生息しているものも含め、対策法も交えて説明しますね。
シロアリの種類を紹介
家や建物にとって厄介なシロアリ。
たくさんの種類が生息していますが、激選して3種類のシロアリの特性や注意点をご紹介します。
【ヤマトシロアリ】
(引用:今村化学工業白蟻研究所)
日本によく生息しているごく普通のシロアリです。
寒いところが苦手なようで、北海道には生息していないです。
湿った環境を好んで住み着き、朽ち木を食べて生活しています。
木材の中にトンネル状に巣をつくり、あちこち巣穴を作ってしまいます。
お家の被害の大半はこのヤマトシロアリによるものなんです…(-“”-)
特に床下を住処にすることが多いんですよ!
ですが、幸いこのシロアリの被害は部分的なもので拡散力は少ないです。
理由としては乾燥に弱いようで、湿気の多い場所でしか生息できない事があげられます。
【対策】
ヤマトシロアリの対策方法について説明しますね。
ヤマトシロアリの駆除は小規模であれば自分で出来てしまうんです!
では早速、シロアリ駆除のポイントを見てみましょう。
- シロアリの駆除は短い期間でまとめて退治!
- 床の軋みなど、異変を感じたら床下を隅々まで調査!
- 駆除剤は置くタイプと散布するタイプを両方使用する!
シロアリが新たな巣を作る前に、早急な退治と予防が必要ですね。
さて、次のシロアリを紹介します。
【イエシロアリ】
(引用:熊本シロアリ駆除.com)
ご存知の方も多いかもしれませんが、お次はイエシロアリです。
主に温暖な地域にのみ生息しており、ヤマトシロアリと比べると生息地域は少ないです。
しかし、ヤマトシロアリよりも大規模な被害を起こしやすいのがイエシロアリなんです。
集団で生活をし、枯れ木を食べ、その内部に巣を作る特性があります。
【注意点】
イエシロアリに住み着かれてしまうと多大な被害が出るので注意が必要です!
このイエシロアリが厄介と言われる最大のポイントは、
浸食スピードが早いこと!
気づいた頃には建物全体が巣穴に…なんてこともあります…!
理由としてはヤマトシロアリの巣が3万匹ほどの集合体に対し、
イエシロアリの巣は100万匹の集合体なんです…。
比べてみると差は一目瞭然ですね。
では、対策としてはどうでしょうか。
【対策】
家の中でイエシロアリを見かけたら、すぐにでも害虫駆除業者に依頼するのが良いでしょう。
自分で駆除できたとしても、
イエシロアリはたった数匹いれば、巣を再建する事が可能なんです。
【アメリカカンザイシロアリ】
(引用:シロアリ駆除119番)
このシロアリはアメリカからの外来種です。
九州地方や沖縄など、一部の都道府県でしか発見されていませんが現在、範囲を拡大しています。
アメリカカンザイシロアリは他のシロアリと違い、
水分を必要としない生態をしており、乾いた木材などを住処にするようです。
【注意点】
アメリカカンザイシロアリには注意点があります。
- 木材の中に通路を確立し、その中を移動するため発見がなかなかできない
- 強靭なあごで木材をどんどん食べつくしてしまう。
- 外来種なので通常の駆除剤では駆除できない
などが挙げられます。
発見しづらいにも関わらず、大きな顎でバリバリと木材を中心部まで噛み進めてしまうのです。
最悪の場合、建物が倒壊なんてことも有り得ます。
怖いですね…><
最も有効的な駆除方法は
駆除業者に頼み、駆除を依頼するのが一番良いです。
シロアリ被害の対策
自分でできる対策
建物の基礎に当たる部分に土がついていないかを確認する。
シロアリがいる場合、不自然な土の道ができてしまうのでチェックしましょう。
シロアリは湿気の多いところを好むので、そういった場所に注意してください。
シロアリ駆除業者に頼む場合
自分ではなかなかチェックできない場所があります。
床下や屋根にシロアリの被害があるかどうか調べるのは大変ですよね?
そんな場所を安全に素早くチェック&対策してくれるのは駆除業者です。
シロアリの種類 まとめ
最後に、今まで紹介してきたシロアリの特徴についてまとめてみたいと思います。
名前 | ヤマトシロアリ | イエシロアリ | アメリカカンザイシロアリ |
生息地 | 北海道以外の日本全域 | 比較的温暖な地域 | 九州や沖縄など一部の地域 |
特徴 | 湿った木材を好む
1~3万匹ほどの巣を作る |
湿った木材を住処に選ぶ
最大で100万匹の巣を作る |
乾燥した木材を好む
2~3万匹で活動する |
被害度 | 比較的小規模 | 多大な被害 | 倒壊などの多大な被害 |
おかしいぞって思ったら注意しよう。
シロアリ被害でお悩みの読者さんもいるかと思います。
シロアリ被害は5月~7月にかけて暖かくなってくる季節に増加しています。
その為、駆除するタイミングはシロアリが活発になる前の3月頃が最適です。
自分では対処出来ないと感じたら早めに駆除業者に依頼する事をお薦めします。
大切な住まいをシロアリから守るためにも、効果的な対処をしていきましょう!
最後まで読んで下さり、ありがとうございます。