こんにちは、あつしです。
シロアリが発生するのは、古い家だけではありません。
新築の家にも発生します。
新築でもシロアリ被害があることを知って、不安になってしまった方のために、今回は、新築の家をシロアリ被害から守るためにできることを、以下の通りに詳しく紹介していきます。
- なぜ新築の家でもシロアリ被害が起こるのか。
- 新築を建てる前にできるシロアリ対策
- 家を建てた後にできるシロアリ予防
自分たちに必要なのは、シロアリに対する「対策」と「予防」の知識です。
そして、シロアリに関しては、専門の業者にお任せするのが一番です。
シロアリに対する正しい知識をもって対策を行うことで、新しい家でも快適に、安心して過ごしましょう!!
シロアリは新築でも発生する?その理由と対策とは
新築でもシロアリの発生がありうるのです。
実際の声を見ていきましょう。
新築1年です。昨日、浴槽にシロアリっぽいのが浮いてました…
これシロアリでしょうか?シロアリだとしてハウスメーカーにどういった対応を求めるのがベストでしょうか?
引用:知恵袋
新築一年未満でたった今白蟻を見つけました。どこも開けていないのに突然、リビングの照明に向かって二匹の虫が飛んでいたので殺虫剤で殺しましたが、どうも白蟻のようです…今のところはそれし
かいないようです。 新築してまだ一年もたっていないのにすごくショックです。3日前くらいから外構のブロックフェンスの工事をしています。これにも関係があるのでしょうか?
引用:知恵袋
これからその理由を説明していくね。
なぜ新築でもシロアリが発生するのか。
シロアリ被害と言って思い浮かべるのは、中古住宅などの築年数の古い家をイメージする方が多いと思いますが、新築でもシロアリが発生する場合があります。
シロアリが、家を建てる前から、建築予定地にすでに住み着いてしまっていたからです。
その土地が更地になる前に建っていた住宅が、シロアリ被害を受けていた場合も、特に注意しなければなりません。
- すでに発生した
- シロアリは、遠くへ飛ぶことができない
このような理由から「シロアリがまだ近くにいる」、「根絶していない」場合も考えられます。
特にこのような土地は、シロアリ被害の確率が、とても高く、また、薬剤処置をきちんと行っていても、その効果は、永久的ではありません。
なぜ新築でもシロアリが発生するのか、わかったかな。
ここで話した建築前の土地のこと、薬剤については、またあとで詳しく説明するね。
シロアリは専門業者へおまかせしよう
シロアリは、専門業者へおまかせしましょう。
シロアリ被害は、自分でできる方法では、根絶には程遠く、完全な駆除を行えません。
専門業者は、多くの知識や技術を持って対応してくれますので、安心です。
そして、シロアリへの予防と対策は、新築を建てる前でも対応は可能です!!
- 施工をしっかりとした技術でしてくれる
- 5年間の保証で、アフターサポートがある
- 安全で適正のある薬剤を使用できる
家を建てる前だと、シロアリ被害に遭わないような家づくりをすることができ、過去の事例から侵入経路の予測が立つため、この部分を重点的に対策を行うことができます。
- 基礎の立ち上がり・打ち継ぎ部
- 配管貫通部
- 玄関ポーチ
このようなことを把握しているのが、専門業者です。良いアドバイスが期待出来ます。
又、土壌調査をしたり、設計などに手を入れることは、家を建てる前しかできませんし、建築後では、多大な費用がかかってしまいます。
シロアリによるさまざまなことを想定すると、家を建てる前のシロアリ対策は、とても有効なのです。
これから、具体的に「対策」と「予防」について見ていくよ。
新築を建てる前にやっておいた方が良いシロアリ対策
では、新築の家を建てる前に、やっておいた方が良いシロアリ対策を紹介いたします。
- 土壌調査をする。
- 設計にシロアリ対策を施す。
新築のシロアリ対策で、家を建てる土地の「土壌調査」、建物自体の「設計」をこれから見て行きましょう。
土壌調査
ここで言う「土壌調査」は、家を建てる土地の調査のことです。
本来、「土壌調査」というものは、「土壌汚染調査」のことで、その言葉の通り、対象となる土地に汚染物質がないか、定められた基準値を超えていないかを調べるものです。
この調査の過程の中に、対象となる土の採取が求められており、このことが、地面に潜んでいたシロアリの発見に繋がります。
新築の家が、シロアリ被害にあってしまう原因として、実は、家を建てるまえから、シロアリが土の中に潜んでいたというケースがあります。
調査は、専門の業者におまかせするだけです。価格の相場は、10万円から30万円です。
絶対、家を建てる前の土壌調査は、やった方がいいよ。
設計のときにできること
新築の家は、設計をする段階からしっかりとシロアリ対策を家に施すことができます。
- 点検のしやすい床下に設計をする
- 住宅の断熱方法の基礎断熱は、使用しない
- 木材をシロアリ被害に遭わないものにする
- 侵入経路を断絶する
これから、詳しく紹介していくね。
【点検のしやすい床下に設計をする】
床下は、シロアリが好む条件が揃いやすい場所のため、必ずチェックしなければならない箇所です。
床下のシロアリ点検をする際には、目視で確かめるので、点検者が入れる方が望ましいのです。
シロアリ駆除も同様です。
床下は、人が入れるように設計をすると良いでしょう。
これから2種類の基礎を紹介していくね。
- ベタ基礎
- 布基礎
シロアリ対策には、ベタ基礎がおすすめです。
ベタ基礎は、コンクリートに阻まれ、湿気が建物に伝わらないので、住宅に使われている木材の腐食もなくなります。
そのため、シロアリの餌もなく、もし現れても、厚いコンクリートの壁が侵入を阻みます。
- 湿気が建物に伝わらない
- コンクリートの厚い壁が侵入を防ぐ
- 住宅の木材の腐食を防ぐ
シロアリの好む条件は、こちらをご覧ください。
ベタ基礎の反対に、布基礎というものがありますが、コンクリートも薄く、地面の湿気が床下に伝わりやすいので、シロアリ被害に遭いやすいので、注意が必要です。
しかも、布基礎は、床下を移動しにくく、点検しずらいのも、シロアリ対策に、不向きな構造です。
【住宅の断熱方法の基礎断熱は、使用しない】
基礎断熱とは、基礎の内外に断熱材を施工を行い、地面や外からの低温を住宅に伝わらないようにする方法のことです。
床下は、大切な住宅の土台であるにもかかわらず、住宅の断熱方法を取り入れることによって、現代の建築の盲点となっています。
基礎断熱材は、シロアリの餌でもあり、床下排気口を設置しないので、湿度が高くなってしまいます。
そのため、一度、断熱材にシロアリが入ると、柔らかい素材であることも手伝って、その被害は、あっという間に家全体にまで広がってしまいます。
- 基礎断熱は、床下排気口を作らないため、湿度を高くする。
- 断熱材は、シロアリの餌になる。
- 断熱素材は、柔らかいので、広がるのがあっという間に広がってしまう。
この床下を暖かくすることのできるこの「基礎断熱」という手法は、シロアリから家を守るためには、採用しない方が賢明です。
床下の基礎部分について、詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
【木材をシロアリ被害に遭わないものにする】
さまざまな種類の木を使って、家は、建てられています。
家の場所によって、木には、それぞれ適材適所があり、きちんと使うことで、力を最大限に発揮できます。
- ベニヒ
- チーク
- ひのき
- ヒバ
- ホワイトウッド
- スプルース
- エゾマツ
地面に近い部分は、シロアリ被害に遭わない木材を選ぶことが大切です。
【侵入経路を断絶する】
シロアリは、あらゆる場所から侵入してきます。そのため、侵入を防ぎきるのは、難しいとされています。
わずかでも隙間があり、侵入の可能性がある部分は、薬剤を使うことで遠ざけることが出来ます。
- 床下の立ち上がり部分などの、隙間部分に薬剤を散布、注入する。
- ACQという薬剤を柱に注入する。
いずれも、専門の業者へ依頼するだけで、何もする必要はありません。お任せして大丈夫です。
家を建てた後にできるシロアリ予防とは?
新築前に、これまで述べたシロアリ対策をすべて完璧におこなったとしても、家を建てた後もシロアリ予防は必要です。
- 定期的な点検をする
- 周辺の環境に気を配る
新築後に何をすれば良いのか、シロアリの予防である「定期点検」「周辺の環境」について、見ていきましょう。
定期点検
家を建てるときに、しっかりとシロアリを予防しても、残念ながら被害に遭わないということではありません。
薬剤の効果も、最大で5年と言われています。
そのため、定期的な点検は、住み始めてからもきちんと行うことが大切です。
周辺の環境
常に自宅周辺の環境に気を配ることも大切です。
- 自宅周辺にシロアリがいた痕跡がないか
- シロアリの餌となるものを放置していないか
また、家の中や周辺をシロアリの好む環境にしていないように心がけることも大切です。
シロアリ被害を見つけてしまった時の対処法や、きっかけについては、こちらをご覧ください。
シロアリ業者を利用したら保証制度を活用しよう
家を建てる前に、しっかりとシロアリ対策をしたのに、シロアリ被害に遭ってしまった...。
築年数が浅いのに、被害にあってしまったお宅です。
玄関の外側↑↑↑ |
玄関の内側…、拡大すると…、↓↓↓ |
引用:アイジーコンサルティング
おかしいなと思ったら、すぐ連絡をしてください。
最初にもお話はしましたが、シロアリ対策は業者へ依頼するのが一番です!
又、シロアリ業者を利用すると保証制度を設けているところがほとんどです。
依頼主は、シロアリ予防を依頼した業者に、再度無料で駆除を依頼することができます。
保証制度の内容は以下になります。
- シロアリ予防施工
- シロアリ駆除施工
「被害前の予防の施工」・「被害後の駆除の施工」に、細かく分かれているところもあるようです。
どちらも施工から5年を保証してします。
- 予防か・被害の駆除かで内容を分けている。
- 施工から5年保証している。
- 施工から5年以内であれば、費用は掛からない。
依頼する専門業者には、この保証制度があるかどうか、どんな内容か、調べた上で依頼をすると良いでしょう。
シロアリ対策は,新築の時がおすすめ!やるべきことを解説!のまとめ
今回は、家を建てる前の段階から、シロアリ対策の知識を持って、専門業者に依頼できれば、家は安心、シロアリ被害から守れるということが、わかりました。
- 土壌調査
- 設計で、シロアリ対策を施すこと
- 家を建てる前に、専門業者に依頼してしっかり対策をする。
- 新築後も定期点検をする。
- シロアリ被害の痕跡がないか、好む条件を作ってはいないか、自宅・自宅周辺の環境に気を付ける。
- 被害に遭ってしまったときのために、保証制度の内容を把握しておく。
シロアリ被害は、専門業者にお願いするのが一番です。
家を建てる際の土壌調査・基礎部分から、お願いしていれば、家を建てた後の定期検査も、安心して任せられます。
そこで、僕がおすすめするのがシロアリ110番です!
シロアリ110番では、現地調査無料ですし、土壌調査から駆除まで幅広く対応しています。
5年保証・アフターサービスまでしてくれます。
シロアリ110番は、シロアリ対策協会で指定された専門的な知識と工法が記載された「しろあり駆除施工標準仕様書」に基づいて作業してくれます。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。