こんにちは、あつしです。
畳の上を歩いたら何だかブカブカしている
物をどけたら畳の表が荒れていて畳の芯部分が見えている
それ、シロアリかもしれません!!
シロアリは床下にいて、目に見えないところで家を蝕んでいくイメージですよね。
それがまさか室内の畳に被害を与えているなんて「まさか」と想像すらしないかもしれませんが、シロアリは畳にも被害を与えるんです。
今回は、畳にシロアリの被害が出た時の対処法や、畳がシロアリの標的にならないために注意すべきことについてご紹介します。
シロアリって畳を食べるの?
シロアリは基本的に木材を食べる害虫です。
床下に巣を作り基礎部分の木材に被害を与えるという印象が強いと思いますが、まさか室内の畳に被害が出るとは思いませんよね。
しかし、シロアリは畳の材料であるい草や、畳の心材部分にも被害を及ぼすことがあります。
引用:葛巻内装株式会社
侵入経路は床下からのことが多いので、畳の裏側や心材に被害を与え、表から見るだけだと一見被害を受けているように見えない場合もあります。
心材を食い尽くすので、畳の上を歩いた時にブカブカしているようであれば、一度畳を上げて裏側を確認することをお勧めします。
昔の人は畳を上げて大掃除をしていたものね。
っていうか母さん、大掃除ちゃんとしてる?
年末にはちゃんとホコリを払って掃除するわよ!!
畳のシロアリ被害…では床下は?
本来床下に巣を作るシロアリが室内の畳に被害を与えているとなると…床下は一体どのような状況になっているのでしょうか。
床下にいたシロアリが室内に侵入して畳に被害を与えたのであれば、床下は恐らく相当な被害になっていると考えられます。
被害がわかっている畳はもちろん、床下の対策を行わないと、シロアリ被害は広がるばかりです。
まずは、床下の被害を疑って、対処を行いましょう。
自分で確認して卒倒しちゃったらどうしよう…。
まれに、輸入物のい草にシロアリの幼虫が付着していて、畳に被害を及ぼす場合もあるようですが、そんな場合は畳やその周辺だけの被害で済みます。
それを確認するためにも床下の調査は必ず行いましょう。
薬剤を手に入れれば、DIYでもシロアリの駆除や予防も可能です。
それでも駆除業者が必要かどうか、こちらの記事で検討してみました。
あわせてご覧ください。
そもそもシロアリは見てわかるもの?
シロアリ(白蟻)という名前の通りシロアリの体は白っぽいので、働きアリなどを見つけた場合はすぐにわかります。
シロアリはあまり表に姿を現すことは少なく、木材等の内部に潜り込んで内部から被害を与えます。
判断がつきにくい時は、インターネットでシロアリの画像検索すればたくさん出てくるよ。
たとえばこんな感じかな。
羽アリが群飛していたら、シロアリの巣も成熟している可能性が多いよ。
羽アリの群飛は次のつがいを作り分家するための行動です。
つまり今ある巣がある程度成熟してから起きる行動なので、すぐに床下などを調査した方がいいでしょう。
しかし、羽アリといっても、害のない黒アリの羽アリもいるので、もし大量発生を見つけたらじっくり観察してみましょう。
見分け方は簡単なので、下の図を参考にしてみて下さい。
シロアリの種類や見分け方は、こちらで詳しくご紹介しています。
見分け方に疑問のある方は、ぜひご覧になってみて下さい。
畳でシロアリが見つかった時の対処法
まずは見つかった個体を殺虫剤で駆除しましょう。
アリ専用の殺虫剤があればよりよいでしょう。
シロアリは床下に巣を作っていますので、室内に現れた個体を駆除しても、元を絶たなければ被害は収まることはありません。
自分で床下を確認して薬剤を散布することも可能ですが、やはり専門業者にお願いすると安心です。
見えない床下だからこそ、信頼のおける業者に任せたいよね。
シロアリ専門業者に心当たりがない場合は、被害部分の補修を大工さんに依頼して、大工さんとお付き合いのある業者を手配してもらうというのも一つの方法です。
こちらでは、シロアリ駆除のシェアナンバー1のシロアリ110番の口コミなどをご紹介しています。
畳をシロアリの被害から守るには?
床下から室内に侵入して、畳に被害を与えるシロアリ。
シロアリに室内に侵入してほしくないですし、畳に被害も受けたくないですよね。
実はシロアリは水分がない状態のものに被害を与えることはあまりありません。
もちろんシロアリ自身が水分を持ち込んで被害を与えることはありますが、きっかけになってしまう湿気を避けることが重要です。
畳が湿気を含みやすいのは、畳の上に物を長期間放置している場合、特に紙類を放置していると湿気が溜まりやすくなってしまいます。
引用:アイエ株式会社
こちらの画像は、ミシンを長期間置きっぱなしにしていて、その下がシロアリの被害を受けてしまったものです。
「うちはものを放置していないから大丈夫」と思っているあなた、タンスなどの家具のぐらつきを抑えるために、段ボールや新聞紙を畳と家具の間に咬ませていませんか。
その部分からシロアリの被害が始まって、更には家具へ被害が広がっていく場合があります。
怖いわねぇ…。
畳をシロアリの被害から守るためにも、長期間畳の上に物を置きっぱなしにせずこまめに換気を行いましょう。
シロアリの被害が畳にまで!? のまとめ
今回は、畳にシロアリの被害が出た時の対処法や、畳がシロアリの標的にならないために注意すべきことについてご紹介しました。
木材に被害を及ぼすイメージのシロアリは、実は畳にも被害を与えます。
畳に被害が出ているということは、侵入経路になっている床下の被害もすでに出ている可能性が高いので、すぐに床下を調査して対策する必要があります。
シロアリに畳が狙われる要因の一つが湿気です。
まず畳にシロアリを寄せ付けないためにも、畳の上に長期間物を置きっぱなしにすることは避けましょう。
シロアリは家の寿命に直接影響を及ぼします。
もしも被害に遭ったなら、すぐに対処をしてあなたの大切な家を守りましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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シロアリ110番についてはこちらでご紹介しています。
昔、あなたのひいおばあちゃんの家で畳を上げて掃除している光景をみたような気もするんだけど…。