こんにちは、あつしです。
シロアリ駆除の問題って、頭を悩ませますよね?
対策をするなら、ベストな時期に、最も効果のある方法で行いたいですよね!
でも、いざやろうと思うと、いつ駆除すればいいのか?
シロアリ被害をなるべく少なくする方法って何なのか?
わからない事だらけですよね。
そこで今日は、大切なご自宅を守るためのお話です。
- シロアリ対策のタイミング
- シロアリ被害を最小限にする方法
この2点について、説明していきたいと思います!
シロアリ駆除のタイミングはいつ?
シロアリ駆除はいつすればいいのか?
結論からお伝えすると、基本は5年毎なんです!
最近は、家を新築する際には、床下にシロアリ防除の処理がされています。
でも、シロアリ駆除は義務ではありませんので、ご自宅を建てた後「特に何も対策してないな…」というご家庭も多いかと思います。
□自宅を新築後5年以上経過している
□その間、シロアリ対策は何もしていない
この2つに該当する方は、ぜひ、この機会にシロアリ駆除を検討してみましょう。
なぜ、新築後のシロアリ対策は5年???
なぜ、新築後5年がシロアリ対策の時期なのか?
理由は、ご自宅を建てる際に行われた、シロアリ防除工事の効果が約5年で無くなるからです。
そのまま放置してしまうと、ご自宅がシロアリ対策なしの無防備な状態になってしまいます。
シロアリが発生し、侵食被害に合うと、最悪のケースでは自宅の倒壊に繋がります。
耐震性も弱くなるので、地震大国の日本では、防災の意味でもしっかりとシロアリ対策はしておきたいですね!
築年数が経ってからも、5年に1度はシロアリ駆除を!
大前提として、シロアリ対策は1度すれば完了ではありません。
シロアリ駆除に使われた薬剤の効果が無くなる前に、再度、対策を行う必要があります。
- バリア工法(薬剤散布)…床下に薬剤を散布します。薬は、徐々に分解され、5年後にはほとんど効果がなくなります。
- ベイド工法…ベイド剤(毒餌)を数か月かけてシロアリに食べさせます。市販の薬剤で、有効期限は2年程度。シロアリが食べた分だけ薬剤が無くなっていくので、半年から1年に1度は確認が必要です。
どちらの工法も薬剤の効果が切れる、その前に再処理をする事がポイントです!
ご自分の体のケアをするように、ぜひ、大事なご自宅のメンテナンスも定期的に行ってみて下さいね。
シロアリ駆除にベストな季節
シロアリ駆除をする時期について、一般的に、虫の活動が鈍くなる冬がいいのか…逆に活発になりだす春先がいいのか…色々と迷いませんか?
シロアリ駆除について、特に適した時期は存在しません。
シロアリ被害は1年中、起こる可能性があるのです。
日本では、北海道の一部(とても寒いエリア)以外では、シロアリは季節を問わず活動しています。
私達がシロアリを目にするのは、4月~7月にシロアリが羽アリとして活動する時期です。
しかし、それ以外の時期も人目につかない場所で活動を続けているのです。
つまり、食事・排泄・休息といった生命維持活動を続けているという事!
その営みが、自宅の床下や基盤などで行われれば侵食被害が起こる可能性があるのです。
このように、1年を通して活動をしているシロアリによる被害は季節に関係ありません。
駆除についても時期を問わずに行っていきましょう。
ベイド工法は時期が大事
ただし、ベイド工法という方法を選択する場合は時期が大事になります。
この工法は、シロアリがベイド剤という薬剤を巣に持ち帰ることで効果を発揮します。
そこで、シロアリの活動が活発な時期を狙って行うと、より効果的に駆除ができるのです。
引用:ファインドプロ
こちらの表は、代表的なシロアリが活発に動く時期になります。
ベイド工法をする際には、参考にして下さいね。
羽アリを見つけたら、5年待たずに駆除!
羽アリを発見したときは、シロアリ駆除のタイミングです。
羽アリがいる=床下ではシロアリ被害が進行中だと思って下さい!
引用:シロアリ一番
こちらの円グラフを見てください。
1つの巣には1万~数万匹のシロアリがいると言われています。
この割合から考えると、目に見えている羽アリは、巣にいるシロアリのほんの一部です。
残り9割以上のシロアリは見えない所で活動し、家を侵食している可能性が高いのです。
羽アリを見かけたら、床下の被害がある程度大きくなったタイミングなので、シロアリ駆除を考えましょう。
駆除の検討、業者への依頼を検討したい方は、こちらの記事も参考にして下さい。
シロアリ被害を最小限にする方法
一年中、活動を続け、自宅を侵食する可能性があるシロアリ。
ここからは、被害を最小限に食い止める方法をご紹介していきたいと思います。
シロアリ対策には定期点検を!
シロアリ対策では、何と言っても「早期発見・早期駆除」が大切!
そのために、おススメなのが年に1度の定期点検です。
仮にシロアリが住み着いても、点検をすることで早期発見・早期対応が可能になります。
結果的に、被害程度や修繕費用を最小限に抑えることにも繋がります。
多くの業者が、無料で定期点検を行っていますので、ぜひ、活用してみて下さい!
でも・・・
「点検をすると、無駄な駆除や契約を進められるのでは?」と心配な方もいらっしゃいますよね?
僕も不安でしたが、いろいろ調べて学んだことがあります。
僕のおすすめは「社団法人日本しろあり対策協会」の登録業者を選ぶことです。
この団体は木造建築物のシロアリ被害などを防ぐことを目的としています。
また、点検の際に、写真や動画を撮影してくれる業者を選んで下さい!
当日、撮影したものを提示してもらうことで、必要のない契約をする事を避けられます。
信頼できる業者を選び、安心して点検を受けてくださいね。
シロアリがいるサインを見逃すな!
年に1度の定期点検をプロにお任せする事に合わせて、自分でもシロアリがいるサインに気付けるようになる事で「早期発見・早期駆除」に繋がります。
シロアリの習性と合わせてご紹介してきますので、参考になさってくださいね。
【シロアリの習性】
- ジメジメした暗い場所が好き
- 細い穴に身を隠す(柱の中などに細い通路を作ります)
- 餌はセルロース(主に木材)
シロアリは、主に木に含まれるセルロースを好んで食べますが、ダンボール・発砲スチロール・プラスチックなどの人工物を食べることもあります。
部屋・納戸・庭・車庫などに、置いたままになっている物があるようでしたら、撤去することをお勧めします。
また、ジメジメした暗い場所が好きなシロアリ。
キッチン・お風呂・洗面所・お手洗い等は要注意箇所です!
【シロアリがいるサイン】
- シロアリの通路「蟻道」がある
- 羽アリがいる
- 柱を金槌でたたくと、高い音がする場所がある
- 床がギシギシする箇所がある
- 畳が浮いている、ブヨブヨしている
- 窓・ドアがガタガタする
- 床やトイレのタイルなどにヒビが入っている
これらの症状は、シロアリ被害ではよくみられるものです。
該当するサインを見つけたらシロアリ被害を疑いましょう。
シロアリの駆除はいつがいい?ベストタイミングを教えます!のまとめ
最後に、シロアリ駆除のタイミングと被害を最小限にする方法をおさらいしていきますね!
- 新築後は5年が目安
- 築年数が経っても、薬剤の効果が消失する前に再処理をしましょう
- シロアリ駆除に季節は関係ありません
- ベイド工法の場合はシロアリが活発になる時期に行うのが効果的です
- 羽アリをみつけた時は、すぐに点検のサイン
- 1年に1度の定期点検がおすすめ!
- シロアリがいるサインを知り、異常に気付けるようになろう!
繰り返しになりますが、シロアリ対策は早期発見・早期駆除が大切です。
適切なシロアリ対策をして、快適なお家ライフを送って下さいね!
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
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