壁や天井と違って、床は毎日触れる部分だからね。これくらいの傷は目をつぶろうよ。歩いたりするだけでも、小さな傷がつくもんだよ。
こんなものなのね。あっくんがそう言うなら納得するわ。でもこれ以上大きな傷を付けちゃったら、どうしたらいいのかしら?
目立つ傷ができたら、プロの補修業者に頼んで補修してもらうのが1番確実な方法だよ!言葉だと説明しづらいから、補修作業のビフォーアフターの様子を写真付きで説明しようか?
それは聞きたいわ!プロに頼むとなると料金のことも気になるから、ついでに調べてほしいわ~
しょうがないなぁ。僕に任せてよ!
■目次
補修業者に頼んだ場合、費用はいくら必要?
さっそく今回の主役級のテーマ、「フローリングの補修を業者に頼んだらいくらかかる?」という話題を深堀りしていきたいと思います。
補修業者の場合、「商品の価値に代金を支払うショッピング」とは異なり、「職人さんの作業時間に対して代金を支払う」ことが多いです。
「この傷は●●●円」と設定されているわけじゃなくて、どのくらい作業時間が必要かによって値段が変わることだね!
1時間依頼する場合
●約10,000~15,000円
※1時間コースを設定していない業者もあります
※別途交通費・材料費が必要な場合があります
比較的軽微な傷の場合は短時間コースがある業者さんがおすすめだよ。
半日依頼する場合
●約18,000~25,000円
※半日とは、午前→8:30~12:00・午後→13:00~16:30を指すことが多いです
※別途交通費・材料費が必要な場合があります
軽微な傷5個程度、大きな傷1個くらいは半日で直せちゃうよ。
DIYでキレイに直せるか不安・・・っていう読者様にはちょうどいいプランじゃないかな♪
1日(終日)依頼する場合
●約25,000~32,000円
※別途交通費・材料費が必要な場合があります
業者さんじゃないと直せないような大きな傷だと1日作業になることもあるよ。
他にも簡単な傷なんだけど、似たような傷が家中たくさん(十数個)あって全部なおしてほしいっていう場合にもこのくらいかかるんだ。
短時間の方が割高なのね~。まとめてお願いして終日来てもらった方がお得なのね♪
作業時間が分からない場合
傷の種類じゃなくて、必要な作業時間によって料金が異なるのは分かったわ!でも、この傷がどのくらいで直るのか見当もつかないわ。半日で終わるならお願いしたいけど、1日もかかるなら少し考えたいわ。
そう言うと思って、フローリングの傷の種類ごとに必要な補修時間を調べておいたよ!
【傷の種類別】補修に必要な時間
さあ、母さんもお待ちかね!
ここからは、よくある傷別に補修に必要な時間を見ていきましょう。
えぐれ傷
傷の原因:花瓶を落としてしまった
傷の大きさ:10mm(1か所)
補修作業:下地処理のあと、充填剤を充填させ、カタチを整える。既存フローリングに似せて着色する。
作業時間:1.5時間
まずは頻出のえぐれ傷ですね。
重たいものを落とすと、「落としたものよりも床の方が傷んでしまった」というのはよくあるケースだと思います。
1か所だけであれば、1.5時間程度で補修できるケースが多いようです。
フローリングのえぐれは自分でDIY補修すれば安上がり!
引きずり傷
傷の原因:家具を移動させるときに引きずってしまった
傷の大きさ:100mm(3か所)
補修作業:下地処理のあと、充填剤を充填させ、カタチを整える。既存フローリングに似せて着色する。
作業時間:2.5時間
どこの家庭でもこの傷は「あるある」かもしれません。
しかもどうしても引きずった後に気が付くので、10cmくらいの目立つ傷になっちゃうんですよね。
今回の補修内容は3か所で2.5時間の作業だったようなので、半日弱で補修ができるんですね!
家具や家電の足部分は大半が4つですので、ひとつの家具を動かしてできた傷なら半日コースでお願いできることが多いのでしょうね!
へこみ傷
傷の原因:椅子を使用した際のへこみ
傷の大きさ:300×250mm(多数)
補修作業:下地処理後、充填剤を充填。整形処理。着色後、艶調整スプレーにて仕上げる。
作業時間:7.5時間
あんなにたくさん凹んでたのに、アフター写真がとっても キレイだわ!違う部屋の写真みたい!
凹み傷がたくさんあったので、作業時間は終日必要だったようですが、こんなに綺麗になるならお願いしたいですね~!
まるで新築の床のように、どこに凹みがあったのか分からなくなっています!
焦げ跡
傷の原因:アイロンを誤って直置きしてしまった
傷の大きさ:200×400mm(1か所)
補修作業:焦げている箇所をすべて除去したあと、下地処理。充填剤を充填させ、カタチを整える。既存フローリングに似せて着色する。
作業時間:7時間
こ、これは大変じゃないー!!!アイロンの跡がくっきりと残ってるわ!ここのおうちの方、さぞかしショックだったでしょうに…
アイロン使ってる時に、間違えて倒しちゃったんだろうね・・・
アイロンとくっきり分かる衝撃的な画像ですが、アフター画像を見るとアイロンの跡はどこへやら。
終日かかっても、これを跡形もなくキレイに補修してくれる職人さんはさすがですね!
1番確実なのは業者さんに見てもらうこと!
傷の大きさや深さによって前後しちゃうんだろうけど、これでだいたいの目安が分かったわ!
そうだね!ひとつの目安になれば嬉しいな!もっと詳しい値段や作業時間が知りたい場合は、【見積り無料・現地調査無料】と謳っている業者さんに1度見てもらうのが確実だよ!
プロの業者さんが直接見てくれるので、「どういう作業を、どのくらいの時間したらキレイになるのか?」をよく聞いてみましょう。
その調査のあと、実際に依頼するかどうかを家族や親しい人と相談して決めるのがいいと思います。
母さん、頼むからその場の雰囲気で即決しちゃダメだよ!
補修工事はリフォームにおいて小さな工事ではありますが、大事な家のことなので信頼のおける業者さん・職人さんにお願いするのが一番大事です。
まずは現地調査に来てもらって、
●作業時間はどのくらい?
●補修してどのくらいキレイになる?
●料金はいくら?
など気になることをひとつひとつ確認していきましょう♪
そもそもフローリングに傷がつかないようにするには?
気になる傷はプロに頼んでキレイになることが分かったけど、そもそもフローリングに傷がつかなければ、補修をする必要もないのよね?
そうだね!傷付いちゃったときの事後処置も大切だけど、傷を予防することも大切だよね。
すでに生活している部屋のフローリングをワックス掛けるのは片付けや家具移動が大変なので、近いうちに引越しの予定がある読者様は、荷物が入る前にワックスを塗る方がおススメですよ!
まとめ
●作業時間1時間:10,000~15,000円程度
●作業時間半日:18,000~25,000円程度
●作業時間1日:25,000~32,000円程度
※傷の種類ではなく、補修に必要な作業時間によって値段が異なることが多い。
さっきあっくんの教えてくれた傷の写真を見ながら、自宅の傷がどれに該当するかを見比べてみればおおよその作業時間が掴めるわね!
補修業者に頼もうか悩んでいる読者様にとって参考になれば嬉しいです。
ちなみに、業者に頼まずDIYで直そうかなと思っていらっしゃる読者様にはこちらの記事をおススメ致します!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
あっくん、ちょっと見て!今床の雑巾がけをしてたんだけど、意外と小さな傷がたくさんあるのよ~!この床不良品なんじゃない?こんなに傷がつくものなの?