暮らし始めてしばらくすると、「最近ものが増えてきたし、収納が足りないな…」と思うことありませんか?
そんな方におすすめしたいのが、階段下を活用した収納スペースです!
スペースに合わせて工夫すると空間も広く取れるから、実は収納が足りないと困っている方にとってもおすすめなんだ。
今回は、
- 階段下スペースの活用事例
- 階段下収納のデメリット解消方法
- リフォームにかかる費用
この3点についてご紹介します!
「階段下のスペースを何とか活用できないかな?」と思っている方に向けて、リフォームのイメージを明確にするお手伝いができれば嬉しいです!
階段下に収納をリフォームした活用事例
はじめに、実際に階段下に収納スペースを設けている事例をご紹介します。
ご自身の家の作りに合わせて、似ている事例を見ることで「ここに何をどうやって収納しようか」というイメージも湧きやすくなります。
【道具を使って収納力抜群のスペース】
収納するものがあまりみられたくないものの場合は、扉をつけてすっきり隠す方法がおすすめです。
下の画像は、扉の裏にも物をかけられるようにして収納力をアップしている事例です。
掃除機などあまり外に出したくないものも、ここに収納すればお部屋もすっきりしますね!
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【壁の色と扉の色を馴染ませて目立たせない収納】
収納スペース自体を目立たせたくない方は、扉の色を壁と同化させてとことん馴染ませるのがオススメです。
【オープンにしておしゃれな収納スペース】
最近はあえてオープンにする階段下収納も人気です。
収納するものは考える必要がありますね。
見られたくないものはボックスに入れてしまうなど、工夫次第で素敵なインテリアになります。
リフォームのイメージは湧いてきたでしょうか?
続いては、階段下に収納を作る場合のメリットとデメリットをご紹介します。
階段下収納リフォームのデメリット解消方法
階段下収納にも、メリットとデメリットがあります。
- デッドスペースを有効活用できる
- 収納が増える
- 構造によっては使いにくい場合もある
- 湿気がたまりやすい
使いにくくて、湿気がって…ちょっと気になるデメリットだわ。
そうだね。デメリットについて対策を考えておかないと、後々後悔することになるから要注意だね!
デメリットへの対策
階段下収納のデメリットは、確かに後から気がつくと致命的な部分でもあります。
ですが、あらかじめ把握していれば、リフォーム前から対策を考えておくことができます。
ここではデメリットに対する対策をご紹介します。
【使いにくい構造対策】
階段下収納リフォームには、大きく分けて2つのパターンがあります。
ひとつは階段を横から見て、その下の壁を取り払うパターン。
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もうひとつは階段を縦に見て、奥行きのある空間にするパターンです。
※下の写真は階段を折り返して2階に繋がる階段の下が収納になっています(左側)
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これは家の構造によって決まってきます。
そして使いにく構造というのは、2つめの奥行きのある収納なんです。
さらに、この奥行きが奥に行くほど天井が低くなる構造だとさらに使いにくくなります。
このような奥行きのある階段下収納に起こりがちなことといえば、
- 奥の方に置いたものは長年放置されがち
- 奥の天井が低いので、奥行きのあるものは入れにくい
こういった点で、だんだん使いにくさを感じてしまうことが多いです。
それでも構造上、このような形になってしまうのは仕方のないことですよね…
大丈夫です!
そんな方のために、奥行きのある収納の場合の効果的な対策をご紹介します!
ポイントは2つあります。
- 奥のものを取りに行くスペースを確保する
- 棚を作って縦の空間を活用する
このポイントをイメージしながら、まず参考に下の画像をご覧ください。
先ほど挙げた2つのポイントが抑えられている、分かりやすい事例です。
これはリフォームで棚も作られていますが、そこは費用を抑えたい!という場合は、
下の画像のように、棚を買ってきて置く方法でも有効活用できます。
手前は高さも確保できるので、このように段違いで棚を入れて使ってもいいですね!
縦の空間を上手く使えば、よりたくさんの物が収納できるようになります。
【湿気対策】
階段下のスペースは空気が循環しにくい場合が多く、湿気がたまりやすいのが難点です。
カビが生えてしまっては、健康面も心配ですよね。
湿気対策に有効な方法を5点ご紹介します。
- 換気扇を設置する
- 物を詰め込みすぎない
- 時々扉を開けて換気する
- 壁紙クロスを貼る
- 除湿剤を置く
まずはとにかく空気を循環させる環境を作ることがポイントです。
換気扇は有効な方法ですが、換気扇がない場合も時々扉を開けて換気したり、物をごちゃごちゃに詰め込まないことを意識するだけでも改善します。
壁はむき出しのままにせず、湿気に強い壁紙クロスを貼ることで対策ができます。
階段下収納、しっかり対策をしたら問題なく使えそうで安心したわ!
階段下に収納をリフォームする費用相場は?
ご自宅の階段下スペースをどんな風にリフォームしようか、イメージは明確になってきましたか?
最後に、リフォームにかかる費用相場をご紹介したいと思います。
各工程でどのような選択をするかで金額が変わってくるため、リフォーム工程ごとにかかる費用をご紹介します。
階段下のリフォームには、大きく4つの工程があります。
それぞれの工程でかかる費用をまとめました。
選択によって金額も大きく変わるため、リフォームのイメージをあらかじめ決めておくと考えやすいです。
合板にするか壁紙・フローリングにするかで、値段が倍以上変わることもあるのね!!
壁紙やフローリングも素材によって変わってくるし、慎重に考えたいよね…。
棚とかは自分で買ってきた方が安く済む場合もあるから、近所の家具屋さんを下調べしておくといいと思うよ!
以上が階段下収納のリフォームにかかる費用の詳細です。
この相場を参考に、もしフルコースでリフォームする場合、15万円前後はかかってくるという計算になります。
ここから、必要なものと不要なもの、自分でDIYするもの…など選んでいくことでまた金額は変わってきます。
実際に階段下収納を検討される方は、この相場を参考にしていただければ幸いです。
階段下に収納をリフォーム まとめ
家でデッドスペースになっている階段下。
うまく活用することでとても便利な収納スペースに生まれ変わります!
使いにくいかも?と心配な方は、収納の仕方と使い方を事前に計画しておくことで、安心して使うことができます。
デッドスペースにしておくにはもったいないです!
ちなみに僕は、奥行きのある縦型の階段下収納を使っています。
ラックを置いて、通路を確保しておくことで、本当に収納力があるスペースになるなと実感しています!
なので、階段下収納のスペースは心からおすすめできる収納なんです。
片付ける場所がなく溢れてしまっていた物がすっきり片付くと、気分もすっきりしますよ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
階段下の収納はDIYでもつくれますよ!↓
でも、階段の下だから天井が段になっているわけでしょ?使いにくくないかしら?