外のセメントからひび割れしていて、そこから雨漏りしているの!
どうしたらいい?
それは大変だ!
応急処置に使える雨漏り補修液を買って、今すぐ行くね!
突然の雨漏り、当然ながらその日のうちに修理してもらえるなんてことはありません。
そこでとにかく必要なのが応急処置。
結論から言えば、屋根や外壁からの雨漏りには、女性でも簡単に扱えるミラコンの「雨漏り補修液」がおすすめです。
この記事では、雨漏り補修液に関するあれこれを詳しく解説していきたいと思います。
- 雨漏り補修液の使い方
- 他の雨漏り補修剤との違い
- 雨漏り補修液でおすすめの「ミラコン」の特徴について
「梅雨時期の雨漏り対策に」「急に雨漏りが見つかった」「応急処置として女性でも扱える商品を探している」という方、必見です!
雨漏り補修液とは?
応急処置として自分で雨漏り対策をするには、主に「雨漏り補修液」「雨漏り補修スプレー」「雨漏り補修テープ」の3つの方法があります。
今回は、それぞれの用途や使う場所についてまとめてみました。
なお、雨漏り補修液は「ミラコン」補修スプレーは「FLEX SEAL」補修テープでは「セノハウス用材」と、それぞれの定番商品を取り上げています。
使い方 | 場所 | 値段 (Amazonの場合) | |
補修液 (ミラコン) | ハケ塗り | 陸屋根・ベランダ・外壁・モルタル・ブロック・レンガ・タイル・セメント・瓦等のヒビ割れなど | 日本ミラコン産業 1㎏ 2,170円(税込) |
補修スプレー(FLEX SEAL) | スプレー | ガラス用・アルミ用・ポリ塩化ビニル・レンガ用・コンクリート用・鉄用(さび止め)天窓・側溝・基礎・雨戸・窓枠・ビニールパイプ・雨漏り・ホース煙突・ダクト・ドレンパン・車の補修など | ブラックアメリカ製283g 4,180円(税込) |
補修テープ (セノハウス用材) | テープの切り貼り | 屋根や雨どいの補修、排水管(下水)の補修、ベランダ排水溝周りの水漏れ補修に。 金属・ガラス・コンクリート・ポリカーボネート・木材・プラスチック・硬質塩ビなど | 140×140mm グレー (本体厚み約2.3mm) 978円(税込) |
雨漏り補修液
雨漏り補修液は、主に壁のひび割れに使用します。
ベランダ、コンクリートから水が染み出ている、タイルがひび割れしていて水が染み出ているという場合に使いましょう。
雨漏り補修液は、ひび割れ部分に液が染み込むと、表面に強力な防水膜を作ります。
膜を作ることによって雨漏りを抑えられるのです。
雨漏り補修液はハケで塗るため、自分で量を調節しながら塗ることができる点がメリットだよ。
雨漏り補修スプレー
雨漏り補修スプレーは、主に、ガラス製品やアルミ製品に使えます。
スプレー方式のため、手軽に補修ができるのが魅力です。
雨漏り補修テープ
雨漏り補修テープは、コンクリートや金属、ガラスなど様々な材質に対応しているものが多いので、緊急の補修の場合に重宝します。
使い方も切って貼るだけの手軽さが魅力です。
どの補修剤も、手軽に購入でき、使いやすいのが魅力ですね!
今回は、あつしが来てくれたから助かったけど、次回ひび割れをを見つけて応急処置をしたい場合は、どれを使ったら私でもできるかしら?
その場合は、母さんでも手軽にできる「雨漏り補修液」を使うといいよ。
ささっとハケで塗れるし、ちょっとしたひび割れならこれ1つで対応できるよ!
【雨漏り補修液】ミラコンの使い方と注意点
雨漏り補修液で代表的な商品、日本産業の「ミラコン」。
雨漏り補修液で検索すると、すぐにヒットする定番商品です。
では、ミラコンの雨漏り補修液の使い方を詳しく見ていきましょう。
【雨漏り補修液】ミラコンの使い方
- 塗りたい部分のコケや泥などの汚れを落とす
- 雨漏り補修液を水で2倍薄めておく
- 2倍に薄めた液をひび割れにハケで塗る
- 乾燥させる
- 乾燥後、原液の雨漏り補修液を上塗りする
以上が手順となります。
すごい!これなら私でも簡単に出来そうだわ。
良かった!ちなみに、この補修液は、1kgで約5㎡~5.5㎡(2回塗り)の面積に使用できる位の量が入っていて、2,000円程度の値段なんだ。
雨漏りの応急処置として事前に買っておいても、邪魔にならない大きさですし、手が出しやすい値段ですよね。
雨漏りの最中でも使える?
雨漏り補修液は「雨漏りの最中」でも使えるのでしょうか?
結論から申し上げますと、公式サイトには雨漏り補修液の使用日について(雨が降っている最中でもOKか?)は詳しくは記載されていませんでした。
雨漏りが発生しているということは、「大きいクラック(ひび割れ)」が発生している可能性が高いです。
ここで、大きいクラックが発生している場合の雨漏り補修液の使い方がありましたので、見てみましょう。
【応用編】ひび割れ補修の仕方
- ひび割れ箇所の確認をする(ひび割れの大小によって液を変えるため)
- ひび割れ大がある場合は、セメントも用意する
- セメントと雨漏り補修液を混ぜておく
- ひび割れ小はそのまま補修液をハケ塗りする
- ひび割れ大にはセメントと混合した補修液を使用する
大きいひび割れには、セメントと雨漏り補修液を混ぜたものを使用します。
セメント粉が骨材の役割をするため、効果的に防水補修してくれるのです。
大きいひび割れでも、補修液が使えることが分かったわ!
でも、普通の家庭にセメントって常備されてないことが多いんじゃない?
そうだよね。
そして素人がセメントを扱うのって難しいと思うんだ。
なのでここで紹介した方法は、あくまでも修理作業に慣れた人が、応急処置として行う場合だよね。
雨漏りはひどくなる前に専門業者に依頼し、雨漏りの原因を正確に判断してもらいましょう。
手遅れになる前に対処できますよ。
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雨漏りにつながる壁のひび割れ
ところで、自分で応急処置できるくらいのひび割れの見極め方ってご存じでしょうか?
う~ん。ちょっとどの程度なら自分で大丈夫か判断つかないわ。
その場合は、官製ハガキ1枚を用意してみて。
ひび割れ部分にハガキを差し込んでチェックしてみよう。
差し込めたら業者に依頼、差し込められなかったら自分で応急処置できるひび割れと覚えておこう!
雨漏り補修液は、普段のメンテナンスとして使うといいんだ。
そうなのね!普段のチェックには、身近なもので代用できると助かるわ!
髪の毛のような細いひび割れを「ヘアークラック」といいます。
ヘアークラックがどの程度のひび割れかというと、「幅0.3mm以下、深さ4mm以下のひび」であること。
これは、国土交通省が定めています。
通常、ひび割れを測定する場合、下の画像のような「クラックスケール」を使用します。
このようにクラックスケールを使って、幅0.3mm以下、深さ4mm以下のひびならば、「ヘアークラック」つまり、応急処置で対応できるひびといえます。
一方、先ほど代用品として紹介した官製ハガキの1枚の厚さは0.22mmです。
ハガキをひびに差し込んでみて、スッと中に入ってしまうようであれば、自己処理はせずに、すぐに業者に依頼した方が良いでしょう。
ヘアークラック程度の細いひび割れは、多くは塗膜がはがれている状態です。
今日明日にすぐに倒壊する恐れはないので、応急処置として雨漏り補修液を使えます。
定期メンテナンスとして、雨漏り補修液を常備しておくと良いでしょう。
雨漏り補修液を使う際の注意点は?
次は、雨漏り補修液を使う際の注意点を見ていきましょう。
注意点は3つあります。
雨漏り補修液を使う際の注意点
- 5度以下の気温では作業出来ない
- 使用できない素材がある
- 雨漏り補修液はあくまでも応急処置
1つずつ理由を見てみましょう。
5度以下の気温では作業出来ない
雨漏り補修液は、5度以下では使用できません。
理由は、補修液は気温が5度以下になると凍ってしまうため。
補修液が凍ってしまうと、うまく固まらず、ひび割れを補修する効果が弱まってしまうからです。
朝方や夕方の冷え込む時間帯や、5度以下に気温が下がる地域や気候で作業するのは避けましょう。
雨の時期でも急に冷え込む時期がある地域があるよね。
気温が5度以下になる場合は、時期をずらしたり、日中に作業するようにしよう!
使用できない素材がある
雨漏り補修液は、雨漏りの他にも「セメント・モルタル・ブロック等の風化防止」「門扉・フェンス等の金属製品の防サビ」「ウッドデッキ等の木材の傷みを防ぐ耐水保護」にも使えます。
しかし、使用してはいけない素材もあるので注意しましょう。
雨漏り補修液「ミラコン」が使えない素材
- 布製品
- 皮革製品
- 貴金属
- 漆製品
補修液が使えない素材に使用してしまうと、素材を傷めたり、場合によっては使用できなくなってしまったりしてしまいます。
使用方法や素材については、作業をする前によく説明書を読んでから行いましょう。
雨漏り補修液はあくまでも応急処置
雨漏り補修液は、あくまでも「雨漏りの応急処置」として使いましょう。
素人判断で、雨漏りの補修を行いそのまま放置しておくと、気がついたら手遅れになっていたという場合も考えられます。
雨漏りの修理業者に依頼して、根本的な原因から解決することが大切ですよ。
そうよね。
でも、どこの業者にお願いしたら良いか迷っちゃうわ。
僕がおすすめするのは「雨漏り修理110番」
・24時間365日修理受付対応!
・加盟店が多数で日本全国対応!
さらに、無料見積もりも行っているから、雨漏りの修理代がどのくらいかかるか見てもらって、あとで検討してみるのもいいと思うよ!
雨漏り修理110番の評判や口コミはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
雨漏り補修液を賢く使って急な雨漏りに備えよう!
今回は、雨漏り補修液「ミラコン」の特徴、使い方、注意点について詳しく解説してきました。
もう一度おさらいしましょう。
【雨漏り補修液「ミラコン」まとめ】
- 雨漏り補修液は、女性でも簡単に使える補修材
- ハケで2度塗りするのがポイント
- 気温5度以下では使用できない
- 使えない素材があるので要注意!
- 雨漏り補修液はあくまでも応急処置
- 自己判断はしない!悪化する前に修理が必要
雨漏り対策には、日頃のメンテナンスが重要です。
小さなひび割れを見つけたら、応急処置として雨漏り補修液を使ってみましょう。
しかし、雨漏り補修液はあくまでも「応急処置」です。
見つけた箇所以外にもひび割れが起きている可能性は十分にあります。
雨漏りは、自己判断せずに専門の業者に早めに依頼しましょう。
大切なお家を守ってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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