雨漏りの修理を頼むとき、どんな調査をするか、どれくらい費用がかかるかご存知ですか?
あらかじめ知っておけば、悪徳業者を見抜くことができるかもしれません。
雨漏りの調査方法はいくつかありますが、ここでは「散水調査」をご紹介しますね。
- なぜ散水調査をするのか?
- 散水調査にかかる費用は?
- 修理を頼まずに雨漏りを放置するとどうなる?
- おすすめの修理業者は?
本記事では上記のことについてご紹介していきますので、ぜひ最後までお読みください。
管理人のあつしです!
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- 外壁アドバイザー資格保有
- 実家のリフォーム経験あり
- 趣味はDIY
- わかりやすい説明と適切なアドバイスに定評あり
雨漏りを修理する際に行う事前調査「散水調査」とは?
「散水調査」とは、雨漏りの原因箇所と思われる場所にホースなどで水をかけ、雨漏りを再現する調査方法です。
雨漏りが起きる状況を再現することにより、雨水の浸入経路を探ることができます。
水をかけてから実際に雨漏りが起きるまで待つ必要があるので、調査が完了するまで半日〜1日程度と長い時間がかかります。
散水調査は「水をかけるだけ」と思われるかもしれません。
しかし、家にかける水の量や向き、強さなどを見極め、観察し、雨漏りの原因箇所を特定する力が求められます。
つまり、調査をするスタッフの高度な技術や豊富な知識・経験が必要不可欠なのです。
散水調査の内容と費用相場は?
散水調査の目的は明らかになりましたが、次に気になるのはやはりお金のことですよね。
こちらに費用相場をまとめてみました。
基本料金 | 約5万〜15万円 |
足場代 | 約900〜1,200円/㎡ |
報告書作成費用 | 約2万〜5万円 |
散水調査に使う水は調査をする家の水道から使うため、水道代も自己負担になります。
調査をする場所や範囲によっては、水道代や足場代の料金も前後します。
また、足場ではなく高所作業車を使う場合は、約5万円ほど追加料金が発生することがあるので注意しましょう。
散水調査を行うデメリットとメリット
散水調査だけでなく、事前に行う調査は、その後の修理をどう進めるか決めるための重要なものです。
ここでは散水調査のデメリットやメリットをご紹介しますので、納得して調査を依頼できるようにしておきましょう。
デメリットは?
まずはデメリットから。
- 時間がかかる
- すべての雨漏りを特定できるわけではない
- 悪天候時は実施できない
- 業者選びを慎重にしなければいけない
では、1つずつ見ていきましょう。
散水調査では雨漏りが起きる状況を再現するため、水をかけてから半日〜1日ほど時間をおく必要があるのです。
原因箇所がわかりにくい場合は調査する範囲が広くなり、その分さらに時間がかかります。
また、調査に必要な水道代は自己負担であるため、散水する時間が長くなるほど水道代も高くなってしまいます。
散水調査を行う日は、1日予定をあけておくと良いですね。
散水調査は雨漏りが起きる状況を再現するものですが、なかにはわかりにくい雨漏りもあります。
それは、台風のような強風雨で雨水が吹き上がって浸入してくるケースや、雨水が断熱材に吸収されてクロスなどに症状が現れないケースなどです。
散水調査で原因が特定できないときは、「サーモグラフィー調査」を併用することがあります。
サーモグラフィー調査について、詳しい内容や調査にかかる費用などはこちらの記事にまとめてあります。
調査当日に雨が降っていると、どこに水がかかってどこで雨漏りが起きているかわかりにくくなってしまいます。
調査をする日は、業者と慎重に話し合いましょう。
散水調査を行うスタッフには、高度な技術や豊富な知識・経験が求められます。
ただ闇雲に水をかけ、調査時間を引き延ばしたり、水道代を引き上げたりされては困りますよね。
加えて、調査はその後に行われる修理をどのようなものにするか考える上でとても重要な基礎部分です。
調査の時点で業者選びを失敗してしまうと、正しく修理が行われない可能性が考えられます。
業者選びは本当に大切です。
この記事の最後のほうに僕おすすめの業者を紹介していますので、ぜひ読み進めてみてください!
メリットは?
次に、メリットをご紹介します。
- 雨漏りの原因箇所を特定しやすい
- どんな条件の建物でも調査できる
- ほかの調査に比べると費用が安い
1つずつ見ていきましょう。
散水調査では雨漏りが起きた状況を再現するため、雨漏りの原因箇所や雨水の浸入経路などが特定しやすくなります。
実際に水をかけているので、調査結果の信頼性はかなり高いと言えるでしょう。
散水調査は、建材や立地などの条件に関わらず行えます。
調査実施の条件が厳しいサーモグラフィー調査に比べると、どんな条件でもOKな散水調査は助かりますね。
雨漏りの修理を行うためにされる調査はいくつかあります。
その中でも散水調査が使うのは水だけなので、特別な道具や機材を使う調査に比べると安い費用で調査が受けられます。
調査や修理が面倒……雨漏りを直さずに放置するとどうなる?
調査や修理を依頼するとなると、仕事を休んで都合をつけなければいけません。
「ちょっと面倒だな……」という気持ちもわかりますが、雨漏りを修理せずに放っておくと怖いことがたくさんあります。
ただ雨漏りを放っておいただけでも、いつの間にか建物や家族の健康にまで二次被害が広がってしまいます。
雨漏りの二次被害について、こちらにわかりやすくまとめてみました。
- 湿った建材に発生したカビやダニにより、家族に健康被害が出る
- 建材の腐食やシロアリの発生などにより、家全体の強度が下がる
- 隙間ができた家にネズミやハクビシンなどの害獣が住みつき、健康被害だけでなく悪臭や騒音の被害も出る
- 劣化した絶縁体に雨水が入り込むと、感電や漏電、火災などの原因になる
- 二次被害が大きくなってから修理を依頼すると、大規模な工事になってしまい、修理費用が高額になる
目に見えない部分で進行し、悪化してしまうのが雨漏りの恐ろしいところ。
取り返しがつかなくなる前に、早期の調査・修理を依頼しましょう。
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実は、雨漏りは修理よりも原因箇所を特定するほうが難しいと言われています。
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こちらの記事では雨漏り修理110番の基本情報や口コミ、利用の流れなどを詳しく解説していますので、ぜひ参考になさってください。
事前調査は超重要!しっかり散水調査をしてもらおう
今回は、散水調査の目的や費用について解説してきました。
- 家に水をかけ、雨漏りの状況を再現する調査
- 調査時間は半日〜1日程度、費用相場は約5〜15万円
- 散水調査で雨漏りの原因箇所が特定できないときは、サーモグラフィー調査を行うことがある
散水調査を含めた事前調査は、その後の修理に関わる大切なものです。
信頼できる業者に依頼し、しっかりと雨漏りの原因箇所を特定してもらいましょう。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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