雨漏りの修理を業者に依頼してみたものの、治らずに再発して困っていませんか?
実はそれ、根本的に修理方法や原因が間違っているかもしれません!
雨漏りの修理は、プロでも間違えてしまうほど難しいんです。
我が家もほんの小さな雨漏りがきっかけとなり、家全体の損傷がひどいことに……。
この記事にたどり着いたあなたには、手遅れになる前に雨漏りを解決してほしい。
そんな思いから、「雨漏り修理を業者に依頼したけど治らない」という方に向けて、僕の体験も踏まえて原因や対策方法をお伝えすることにしました!
雨漏りを本当に修理してくれる業者の見極め方についても、詳しく解説しています。
なかなか治らない雨漏り問題を今度こそ解決しましょう!
管理人のあつしです!
外壁・屋根・雨漏りのことなら何でもおまかせ!
- 外壁アドバイザー資格保有
- 実家のリフォーム経験あり
- 趣味はDIY
- わかりやすい説明と適切なアドバイスに定評あり
雨漏りの業者に修理を頼んだのに治らないのはなぜ?考えられる原因5つ
わざわざお金をかけて業者に依頼したのに雨漏りが治らない、と嘆く方は少なくありません。
それもそのはず、雨漏りが治らない原因は5つもあったんです。
まずは、なぜ治らないのかについて、当てはまる要因をご自宅の状況と照らし合わせながら考えてみましょう。
雨漏り修理について知識や実績が少ない業者が対応している
雨漏り修理を依頼した業者は、雨漏りを専門に対応してくれる業者でしたか?
屋根や外壁の施工でそれぞれ専門の職人がいるように、雨漏り修理には雨漏りに特化した知識や経験を持つ業者が欠かせません。
もし地元の工務店やハウスメーカー・便利屋などに依頼しているのであれば、そもそも業者選びが間違っている可能性が高いでしょう。
雨漏りの修理には、専門的な知識と幅広い経験が求められます。
たとえば、屋根の場合コーキングや防水シートの処置など目に見える部分だけの修繕で済ませてしまう業者は危険です。
目に見えない部分までしっかりと調べてくれるような業者を選ぶ必要があります。
雨漏りが最初から複数の場所で起きていた
「天井からの雨漏りかと思っていたけど、実際にはほかの場所でも雨漏りが発生していた」といった原因も考えられます。
特に、住宅を建ててから年数が経っている場合には、前に雨漏りした場所が治っておらず、別の雨漏りと一緒に再発してしまうケースが少なくありません。
また、以前修理した部分の補修が経年劣化でダメになってしまい、知らない間に水の浸入経路になっていたというパターンもあり得ます。
たとえば、天井裏の配管から雨漏りしていた場合、配管をつないでいる外壁の内側に小さな穴が空いており、外壁でも雨漏りになっていたケースもあります。
外壁のメンテナンスが不十分で劣化していると、目には見えない部分から雨漏りの被害が広がっている可能性があるんです。
1カ所のみでしか雨漏りを目視できなくとも、複数の場所で起きている場合には、雨漏りは何度でも再発するでしょう。
雨漏りの修理作業中にミスをして別の部分から新たに雨漏りが発生した
雨漏り業者の選定ミスにも通じる部分はありますが、作業中のミスで新しい雨漏りが発生することがあります。
知識のない業者に依頼した場合、自分の感覚やこれまでの勘でなんとなく作業を進めてしまう人がいるんです。
その結果、当然ながら間違った修理が施され、雨漏りが治るどころか悪化してしまいます……。
よくあるのは、屋根の修理中に業者が誤って屋根材を破損させてしまうケース。
技術の少ない業者に依頼すると、ミスや手抜き工事をされる可能性も高まります。
繊細な作業が求められる雨漏り修理では、高所や危険な場所での修理が必要です。
そのため、作業に慣れていない業者に頼むと、新しい雨漏りの原因を作ってしまうかもしれません。
原因のある部分や修理する部分がそもそも違っていた
雨漏りの発生箇所が根本的に間違っていることもあります。
原因が屋根にあると思っていたものの、実際には外壁に主な原因があるといったケースも珍しくありません。
そもそも、雨漏りの原因を特定するのはプロの業者でも難しいと言われています。
一度の調査で特定できなくともおかしくはありません。
しかし独自の判断で修理を進めるような施工業者では、その場でパッと判断し、ただの応急処置だけで済ますことも……。
根本的な原因を追求できていない状態のまま修理をおこなっても、解決にはなりません!
また、雨漏りだと思っていても、雨漏り以外のことに要因が隠れている場合もあります。
以下の記事では、雨漏り以外の原因についても触れていますので、不安な方はこちらもチェックしてみてください。
住宅や建物の構造が複雑で雨漏りを修理するのが難しいケースだった
家や建物の設計や構造に問題があり、雨漏りが発生するケースもあります。
特にデザイン性を重視している新築物件や、手入れがしにくい外壁・屋根材を選んでいる住宅は雨漏りにつながる可能性が高いでしょう。
具体例として、以下の住宅では雨漏りが発生しやすいと言われています。
- 屋根を片流れ屋根にしている
- 屋根に軒(のき)がない
- ひび割れが発生しやすい外壁材を使用している
- 水はけの悪いサッシを設置している
- 日々のメンテナンスをするのが難しい住宅形状を選択している など
上記のように見た目のおしゃれさを重視して建てた物件では、雨漏りの原因を探すのが難しく、発生してもすぐには治せないんです。
施工業者が丁寧に仕上げをしてくれていない場合には、さらに雨漏りのリスクは高まります。
築浅の建物で雨漏りが発生しているなら、欠陥も疑いましょう。
何度修理しても治らない雨漏りはどうしたら治る?再発を防ぐために必要なこと!
なかなか治らない雨漏りを完全に解消するには、この先どうしたらよいでしょうか?
雨漏りを修理するために必要な対策を3つ解説します。
原因が特定できるまで徹底的に調査を続ける
まずは、原因を必ず特定することです。
雨漏りは雨が外から屋内に入り込んでしまう現象のため、建物の外部や内部をくまなく検査することが欠かせません。
一般的に雨漏りの調査は、複数箇所・数日に分けて実施されます。
- 目視やヒアリングによる調査
- 可能性のある部分や関連している部分の調査
- さまざまな気候条件に合わせての調査
そのため、あなたからの相談に対して原因をよく調べず「ここを直せば大丈夫です」と即答してくるような業者には注意です!
雨漏りの調査は、さまざまな状況を想定しながら時間をかけておこないます。
屋根に可能性があると思っても、外壁や窓まできちんと調査してもらいましょう。
詳しい調査方法については、以下の記事で解説していますので読んでみてください。
雨漏りの修理ではなくリフォームを検討する
雨漏りの修理を何度やっても再発する場合は、修理ではなく原因部分の全面リフォームも検討します。
たとえば、建物の劣化や構造に問題があるケースだと、残念ながら完全に復旧するのは難しいかもしれません。
- 屋根の形状がもともと雨漏りしやすい構造をしている
- メンテナンスをくり返して外壁が劣化している など
屋根なら、新しい屋根材を上から重ねるリフォーム(カバー工法)が可能ですし、外壁なら外壁材の貼り替えでもよいでしょう。
屋根や外壁・窓はいずれ劣化します。
どこかのタイミングでリフォームが必要になってくることも想定しておきましょう。
一度リフォームしてしまえば、当面は雨漏りを心配する必要がありません。
また原因部分を作り直すことで、ほかの雨漏り箇所への影響も大幅に軽減できるでしょう。
信頼できる別の修理業者を探す
雨漏りの修理をしてくれた業者に問題がありそうなら、別の業者へ依頼してみるのもひとつの方法です。
現時点で1社のみに調査や修理を頼んでいるなら、その業者では解決できない雨漏りなのかもしれません。
別の業者なら、本当の原因を突き止めて正しい修理をしてくれる可能性があります。
雨漏りの修理は2〜4社で比較しながら、依頼先を決めるのが得策!
現在、契約の途中でほかの業者に頼めないのであれば、契約関係を仲介して引き継いでもらえる業者を探して依頼すればOKです。
よい雨漏り業者の探し方は、このあと解説しますのでこのままお読みください!
治らない雨漏りを今度こそ解決してくれる業者は?4つの基準で探そう!
最後に、雨漏り修理を別の業者に頼みたいと思った方に向けて、信頼できる業者の探し方をお伝えします!
「治らない雨漏り」は業者を変えれば、治せるかもしれません。
雨漏りに関する専門資格を持っている業者に絞る
大前提として、雨漏り修理に特化した資格や知識を持つ業者をまずは選定しましょう。
たとえば、以下のような資格を持った人や職人がいると信頼できます。
- 雨漏り診断士
- 建築士
- 建築板金技能士
- 施工管理技士
- 建設業許可認定を受けた業者
資格や国から認可を受けている業者であれば知識も実績も豊富な可能性が高いため、ミスマッチも起こりにくいです。
また、調査をおこなう人と修理する職人が同じ企業内のメンバーかどうかもよく確認しましょう。
調査だけ自社、実際の施工を下請けの会社に頼んでいる企業の場合は危険です。
営業歴が長く顧客からの評価が高い業者か見極める
業者が長年その土地で事業を営んでいるかどうかも、チェックポイントです。
地域密着型で長い期間に渡り、地元の雨漏り修理に携わっている会社は、その土地の気候や特徴もよく理解しています。
その地域でよく起こる雨漏り問題にも見識があるため、歴の浅い会社より信頼できるでしょう。
特に、職人の名前や顔写真とともに実績を紹介している業者は安心してお願いできます。
実際にどんなお客様が修理を依頼したのかがわかる「お客様情報」や「事例」を写真付きで載せているなら、なおさら信頼度の高い企業だと判断できそうです。
極端に都合のよいサービスを展開していないかチェックする
調査費用や修理価格が地域の相場と比較して安すぎる業者の場合は、注意が必要です。
安いサービスを提供する業者や無料オプションが豊富な業者を見ると、つい目に止まってしまいますよね。
しかし、顧客にとってあまりに都合のよいサービスを展開している業者には落とし穴もあります。
- 一度で修理を終わらせず、何度も修理が発生するよう手抜きしている
- 修理が終わったあとに予算を大幅に上回る料金を請求してくる
- 付帯の火災保険サービスなど別の高額商品を提案してくる
悪質な業者ほど安いサービスでお客を引き寄せ、長い期間をかけて高額な料金を請求してきますよ!
費用を抑えたいからと、その場しのぎの業者を選んでツラい思いをするのはあなたです!
お金や無料サービスに惑わされないよう、慎重に雨漏り業者は選びましょう。
相談対応やアフタフォローが充実している業者を選ぶ
雨漏りは、修理が終わって再発する可能性も考えてアフターサービスや相談窓口がしっかりしている業者を選びます。
知識や実績の豊富な業者なら、どんな質問や相談にも答えられ、調査や修理に関する説明も的確です。
また、修理後のアフターケアも充実しています。
追加作業が発生した場合でも、柔軟に対応してもらえるでしょう。
業者選びは最終的に相手の人柄や対応力で判断する部分も大きいです。
気になることはためらわずに質問して、相手の反応をチェックするようにしましょう。
再発する雨漏りを解決したいなら工事費用より業者の質を優先すること!
「雨漏りを業者に依頼したけど治らない」とお悩みの方に向けて、本当の原因や再発防止対策を解説しました。
- 雨漏りが治らない背景には「業者の質」「場所の間違い」「新規発生」など多くの要因が考えられる
- 雨漏りの再発を防ぐには原因の特定や慎重な業者選びが不可欠!
- その場の費用をしぶって安いサービスを提供する業者に頼むと結果的に高くなる
治らない雨漏りを改善するには、今の状況を改めて整理してみることから始めましょう。
どこに原因があるのか業者にもわからないなら、ほかの業者を検討するのが得策です。
また、予算を気にして安い業者に頼んでも、雨漏りを治せない業者ならお金のムダです。
相場通りの価格で確実に修理してくれる業者に依頼したほうが、何倍もコストを抑えられますよ。
とはいえ、どこの業者に依頼すべきか迷いますよね……。
そんな方には、雨漏り修理に特化した「雨漏り修理110番」の利用をおすすめします!
雨漏り修理110番は、雨漏り診断士など専門資格を持ったプロが調査や施工をおこない、全国どこでも対応してくれるサービスです。
調査や見積もりで気になる部分はとことん質問もできますし、見積もり後に追加料金を取られることもありません。
納得したうえで修理を依頼できる業者として、高い評価も受けています。
もし依頼先を決められず悩んでいるなら、雨漏り修理110番も検討してみてはいかがでしょうか?
興味のある方は以下の記事も参考にしてみてください。
あなたの雨漏りが早急に解決することを祈っています!
\見積もりだけなら完全無料です/
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