「屋根裏ってちょっとした隠れ家みたいで憧れる!」
こんな風に、リフォームで屋根裏部屋を作ることを、検討中ではないでしょうか?
また、「もう少し収納スペースがあったらなあ。」こんな風に感じたこともありませんか?
ここで皆さんにおすすめなのが、「屋根裏部屋リフォーム」です!
憧れの屋根裏でゆったりと過ごす時間、僕も憧れます。
屋根裏部屋リフォームで、デッドスペースが活用できて、憩いの隠れ家も手に入れられたら・・・
とっても素敵ですよね。
「でもどれくらい費用がかかるのか、気になる・・・」
「具体的にどうすればいいのかわからない!」
そんな方のために、屋根裏部屋リフォームの際に知っておきたい費用や施工期間についてまとめてみました!
屋根裏部屋のリフォームをお考えの方は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。
リフォームで屋根裏部屋を作るときの費用が知りたい!
ここで気になるのが、やっぱり費用についてですよね。
みなさん、ご安心ください!
施工内容にもよりますが、屋根裏部屋を作ることは、通常の部屋を増やす際の費用と比べると、お安く済む場合が多いのです。
リフォーム施工内容 | 費用 |
屋根裏部屋を作る | 6畳→約100万 |
屋根裏収納を作る | 6畳→約30万円 |
増し床工事 | 3畳分拡張→11万円〜14万円 |
屋根裏部屋や、屋根裏収納を作るというのは、新しく屋根裏空間を設立するリフォームです。
こちらは目安ですが、屋根裏部屋にするか、収納スペースとして使用するかで、相場は変わってきます。
屋根裏部屋を作るときの費用
それでは、憧れの屋根裏部屋をつくる際の費用についてみていきましょう。
こちらも6畳を例に計算してみましょう。
基本工事が19〜24万+断熱工事費が40〜80万+オプション費+諸経費=75〜120万ほどとなります。
なお、基本工事は、屋根裏収納を作る場合と同様です。
それに追加して、屋根裏を部屋として利用するには、断熱工事は必須となります。
なぜなら、屋根裏は湿気や熱がこもりやすいので、夏場などはサウナ状態となってしまうからです。
6畳の広さで屋根裏部屋を作る費用の一例
項目 | 施工内容 | 平均費用 |
基本工事 | 天井開口・ハシゴ | 7万〜12万 |
床施工 | 1畳2万×6=12万 | |
オプション | 電灯・コンセント | 2万 |
窓 | 4万 | |
開口の手すり | 3万 | |
断熱材・ボード張り | 40万〜80万 | |
固定階段 | 10万〜18万 | |
換気扇 | 3万 | |
エアコン設置(2.2W) | 10万 | |
壁紙 | 3万〜5万 | |
諸経費 | 諸経費 | 1万〜4万 |
合計 | 平均約100万円 |
屋根裏収納を作るときの費用
お次に、屋根裏収納を作る場合、費用はいくらかかるのかをみていきましょう。
例えば、6畳の屋根裏収納を作る場合です。
基本工事が19〜24万円+オプション費用と諸経費が5〜10万円=およそ30万円前後、となるでしょう。
基本工事の内容は、この3つが基本工事です。
- 天井を開口する
- ハシゴを取り付ける
- 床をフローリングなどで施工する
ここからさらにオプション代金、諸経費が入ります。
6畳の広さで屋根裏収納を作る費用の一例
項目 | 施工内容 | 平均費用 |
基本工事 | 天井開口・ハシゴ | 7万〜 |
床施工 | 1畳2万×6=12万 | |
オプション | 電灯・コンセント | 2万 |
窓 | 4万 | |
開口の手すり | 3万 | |
断熱材・ボード張り | 40万〜 | |
固定階段 | 10万〜 | |
換気扇 | 3万 | |
諸経費 | 諸経費 | 1万〜 |
合計 | 平均約30万円 |
増し床工事をするときの費用
それでは、増し床工事の施工方法をみていきましょう。
それぞれの家により配置は変わりますが、屋根裏にはもともと備え付けられた壁があります。
この、屋根裏にある壁を壊して空間を広げ、できたスペースの床をフローリング施工することで、増し床工事が完成します。
壁を壊す工事・補強工事などでおよそ5〜8万円。
フローリングなどの床施工をするためには、1畳拡張するごとに2万円ほどかかります。
■増し床工事にかかる費用の一例
3畳から6畳に広げる場合:
補強工事5〜8万+床施工2万×3畳=11〜14万
3畳から10畳に広げる場合:
補強工事5〜8万+床施工2万×7畳=19〜22万
屋根裏部屋リフォームでできること
屋根裏とは、天井板と屋根の間にあるスペースです。
屋根裏をリフォームすると、今までデットスペースとなっていたところを有効に活用することができます。
屋根裏部屋を作る
屋根裏部屋リフォームで出来ることはたくさんありますが、屋根裏と言えば、やっぱり欲しくなるのが屋根裏部屋でしょう!
ハシゴを使って登り降りし、秘密基地のような空間を作って、ゆったりできる・・・夢のようですよね。
本をたくさん並べて書斎にしたり、コレクションを飾る部屋にしてみたり。
お子さんのお部屋として使うこともいいでしょう。
こんな風に、屋根裏部屋の使い道はいく通りもありますよ!
屋根裏収納を作る
また、屋根裏はお部屋として使用するだけでなく、屋根裏収納として利用するのもおすすめです!
例えば、1年に数回しか使用しないものって、案外たくさんありますよね。
クリスマスツリーや、スキーウェア。ストーブや扇風機などの、季節もの。
旅行へ行く時だけ使う大きなキャリーケース、などなど、置き場所に困るものって、案外たくさんあると思います。
屋根裏収納は、このような、1年のうちに絶対に使うけど、置き場所に困るものたちを収納するのにうってつけなんです!
思い切って、丸ごと収納スペースにしてしまうのもいかがでしょうか?
増し床工事とは?もともとある屋根裏空間を増やせる!
もし、すでに屋根裏部屋をお持ちの方には、増し床工事がおすすめです。
増し床工事とは、もともとある屋根裏収納や、屋根裏部屋を広くする工事のことです。
もともとあるスペースを利用するので、費用面も大きくならずに済みますよ。
屋根裏部屋とロフトは違うの?
ロフトとは?
引用:美想空間
一般的にいうと、ロフトはこちらの写真のように、天井に高さのある部屋の上部のスペースに、床を設置した部屋のことを言います。
また、ロフトは、リビングや部屋の上部を勾配天井にし、ハシゴを置いてロフトへ登り降りしますよ。
天井が屋根の形に合わせて、斜めになっている天井のこと。
ロフトと屋根裏部屋との違いですが、ロフトは、部屋からロフトが常に見えている開放的な状態です。
そのため、ロフトの床や壁は、部屋と同じ壁紙やフローリングで仕上げます。
これに対して、屋根裏部屋をみていきましょう。
屋根裏部屋とは?
引用:ASIAgroup
ロフトに対して屋根裏部屋は、リビングから見えることはありません。
ハシゴで登り降りし、ドアを取り付けて出入りをします。
屋根裏部屋は、日常で使用している空間から切り離された、独立した隠れ家的スペースと言えるでしょう。
屋根裏とロフトの違いについては、こちらの記事でもご紹介しています。
リフォームで屋根裏部屋を作るときの工事期間は?
それでは、屋根裏リフォームはどれくらいの期間で完了するのかみていきましょう。
リフォーム施工内容 | 工事期間 |
屋根裏部屋 | 3~7日 |
屋根裏収納 | 1~2日 |
増し床 | 1日 |
ただし、断熱工事をする場合は、もう少し期間が長くなるらしいよ。
リフォームで屋根裏部屋を作るときの注意点
さて、ここまで費用や施工内容についてみてきましたが、屋根裏リフォームの際に重要な注意点についてみていきましょう!
屋根裏が設置できない場合がある!
悲しいことに、屋根裏リフォームができない場合があるんです。
屋根裏をリフォームする際には、天井板と屋根との空間を利用します。
しかし、この空間が極端に狭いと、設置不可となる場合があります。
という場合は、ひとまず業者の方に問い合わせてみるのが良いでしょう。
法律上の問題
法律・・・母さんにもわかるかしら??
屋根裏を扱う際には、以下のことが法律で定められています。
- 天井の高さは最大1.4m以下であること
- 床面積は直下階の床面積の1/2未満であること
ご自宅が2階建ての場合、以上の点が守られているならば、そのまま屋根裏リフォームができます。
しかし、天井の高さと床面積の広さが上記よりもオーバーしてしまうと、屋根裏ではなく「3階の住居」という扱いとなってしまうため、「固定資産税」がかかってしまいます。
この辺りはよく確認してから、計画に取り掛かりましょう。
土地や家屋などの資産を所有している人が、所有しているだけで納付しなくてはならない税金のこと
さらに、自治体によっては、屋根裏に固定階段を取り付けることが禁止されている場合があります!
天井収納タイプのハシゴや、取り外しができるハシゴにするならば問題はありません。
固定階段の取り付けを希望する場合は、各地区町村の建築指導課に問い合わせてみましょう。
夏場は熱がこもってサウナ状態に!
屋根裏は暑さと湿気がこもりやすいため、断熱処理をしない場合、夏場はサウナ状態となってしまいます。
サウナ状態を防ぐために、換気扇を設置したり、断熱工事をしなくてはなりません。
「暑さに弱いものや、湿気を吸収してしまうものは屋根裏に保管しない!」と決めて使うのも一つの手です。
ですが、想像以上に暑さがこもってしまうということを要注意しておきましょう。
収納だけを目的として温度と湿気の対策を取らないと、室温が上昇したときに、収納物が変質してしまったり湿気によりカビが発生したりという可能性が出てきます。
室内の温度上昇を防ぐために、窓にブラインドを設置するなどして、光の入ってくる量を調節することがおすすめですよ。
ですが、長い目でみたとき後悔しないように、僕は断熱工事をしておくことをおすすめしますよ。
屋根裏の断熱工事については、こちらの記事をご覧ください。
重い荷物の出し入れが大変
屋根裏収納は、ハシゴによって登り降りをするため、重いものを持ち上げるのは大変です。
そこで、安全に荷物の上げ下ろしをするために、このようなオプション施工が役に立ちますよ。
- 開口部を大きく設置する
- 開口部分に手すりを設置する
- 滑車を使って荷物を移動させる荷揚げ具を設置する
重い荷物で体のバランスが取れず、ハシゴから転落してしまったり、大きな荷物を落としてしまうなどとなっては大変なので、事前に万全な対策を取っておきましょう。
先にお伝えしたように、固定階段を設置する場合は、自治体へ許可を得てから施工をお願いしましょう。
屋根裏部屋リフォームは計画的に!
- 屋根裏部屋をつくる
- 屋根裏収納をつくる
- 増し床工事で屋根裏拡張ができる
- 屋根裏部屋 →6畳で約100万
- 屋根裏収納 →6畳で約30万
- 増し床工事 →3畳拡張で11万〜
- 屋根裏が狭いとリフォームできない場合がある
- 法律によって屋根裏の広さが規定されている
- 夏場は熱がこもりやすいので熱対策をすべし
- 重い荷物の出し入れ対策をすべし
以上、屋根裏部屋リフォームのまとめです。
屋根裏部屋リフォームを成功させるためには、本記事でお伝えした上記のポイントをしっかりとおさえて計画を立てることが決め手となります。
また、リフォームしてもらう業者選びも重要ですよ。
せっかくのリフォームを後悔しないように、リフォーム業者の方と見積りや施工内容をしっかりと話し合うことが大切です。
この記事を読んでくださった皆さんが、素敵な屋根裏部屋リフォームができることを祈っています!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
[rishopnavi]
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