「なんだか屋根が低くて圧迫感のある部屋だなあ」
「屋根が高ければ開放感があって広々と部屋で生活できるのにな」と悩んでいる人も少なくないと思います。
リフォームで屋根を高くできないのでしょうか?
屋根を高くするということは、天井を高くするということです。
天井の高い家は、解放感があり、家具などがあっても圧迫感がありません。
今回は天井を高くすることは可能なのか?開放的な家にすることによってのメリットデメリット、費用などを紹介していきます。
屋根をを高くすることは可能?
実際に屋根を高くすることは可能なのでしょうか?
結論から言いますと、屋根自体をを高くすることはかなり難しいです。
ですが、天井を高くすることは可能です。
ちなみに天井を高くしたい理由はどういったものでしょうか?
冒頭でも書きましたが、大きい家に見せたい、広い雰囲気の部屋にしたいなどご理由ではないでしょうか?
通常、屋根の下にはもうひとつ天井があり、二重天井になっています。
その天井板を取り払うことで、天井を高くすることが可能です。
梁を見せるデザインにすることで解放感が生まれます。
でも、梁が丸見えになってしまうので、気になってしまう方にはオススメできません。
梁(はり、りょう)とは建物の水平短径方向に架けられ、床や屋根などの荷重を柱に伝える材のことであり、主に曲げ応力を担う。 梁はおもに鉛直荷重を伝えるが、地震などに際しては水平方向の荷重を支えることにもなる。
引用 : ウィキペディア
また、1階の天井をぶち抜き、吹き抜けにすることも可能です。
天井を高くするメリット
天応を高くするメリットは、視覚的に部屋が広く感じることができることです。
天井が低いと圧迫感を感じてしまいますが、天井が高くなることにより、開放感が増しのびのびとリラックスすることができます。
吹き抜けにした場合は、2階から光を取り入れることができるので、部屋が明るくなり、空気の循環もよくなります。
天井を高くするデメリット
- 梁にホコリがたまりやすくなる
- 冷暖効果が弱まる
- 防音効果が弱まる
- 音やにおいが広がる
- お金がかかる
天井板を取り払い、むき出しになると、梁にホコリがたまりやすくなるデメリットも。
他にも、部屋の空間が広くなるので、その分、冷暖房の効果が弱くなります。
部屋が広くなった分、エネルギーが余計に必要になるため電気代もかかってしまいます。
そして、空間が広くなることで音が拡散しやすくなり、生活音がうるさく感じてしまうことも。
また、においなども部屋全体に広がってしまいます。
天井を高くする場合は、デメリットも踏まえて充分に考える必要があるでしょう。
天井を高くする費用
気になるのが天井を高くする費用ですよね。
一般的な家庭では、天井を高くするだけなら、15万円~35万円がリフォーム相場となります。
吹き抜けにする場合のリフォーム費用は100万円~250万円と費用が高くなります。
天井板を取り除くだけなら、10万円以内でできることが多いようです。
天井の大きさや状況によって費用が変わってきます。
広い家ほど天井の面積が大きくなり、大規模な工事になるため費用が高くなります。
他にも、天井をリフォームすることで、壁との色のバランスが悪くなることも考えられます。
その場合は、塗装や壁紙を変えたりなどのリフォームをしなければいけません。
また、天井を高くすることで、断熱リフォームが必要になる場合もあります。
屋根の断熱リフォームについては、こちらの記事で詳しく知ることができます!
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リフォームで屋根を高くできる?費用相場まとめ
今回のまとめは、このようになります。
- 屋根ではなく天井を高くすることは可能
- 天井板を取り除く方法と、吹き抜けにする方法がある
- 開放感のある部屋になる
- 防音効果や冷暖房効果が弱まるデメリットがある
- 一般的な家庭で15万円~35万円がリフォームの相場
天井を高くすることのメリットデメリットや費用について解説しました。
屋根自体を高くするのは難しいですが、天井を高くすることは可能です。
天井を高くすることには、良いこともありますが、悪いこともあることが分かりましたね。
自分の理想の家にするためにも自分の中で譲れるもの譲れないものをよく考えてリフォームすることをオススメします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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