突然ですが、カーテンレールカバーってイイですよね。
生活感あふれるカーテンレールを隠すだけではなく、インテリアとしても、とても魅力的です。
ウォールシェルフとして小物を置いたり、ドライフラワーを飾ったりしてもステキですよね。
オイルステインでヴィンテージ風に仕上げるなど、その部屋のアクセントとして生かすことも出来ます。
それだけでなく、機能性としてもバツグンです。
ここでは、
- カーテンレールカバーについて
- カーテンレールカバーのDIYと注意点
- カーテンレールカバーの取り付け価格
についてお話ししていきます。
カーテンレールに一工夫して、カバーを付けるだけで、今よりももっと快適な部屋になること間違いなしですよ♪
■目次
今更聞けない!カーテンレールカバーについて
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「カーテンレールカバー」って結構見かけるし、多分知っているんじゃないかな。
カーテンレールカバーとは、その名のとおり、カーテンレールのカバーのことです。
最近は、分譲マンションなどで標準装備になっているところも多いです。
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あ~っ!!見たことある!!
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でしょ?カーテンレールカバーって言っても、他にもいくつか種類があるんだ。母さんが好きそうなのも出てくるよ。
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すっごく楽しみ。早く教えて~!!
カーテンレールカバーの種類
正確にいうと、上記でご紹介したカーテンレールカバーは、「埋め込み型カーテンボックス」という種類のものです。
カーテンレールカバーには様々なタイプのものがあります。
【埋め込み型カーテンボックス】
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先ほどご紹介した、天井に埋め込んである形のカーテンボックスです。
天井に埋め込むため、天井の施工をする時に取り付けます。
【後付け型カーテンボックス】
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「後付け型」のとおり、後から取り付けるタイプのカーテンボックスです。
壁よりも前にせり出してしまいますが、逆にその存在感を生かし、元からあった建具のように利用できます。
【トップカバー】
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こちらは、カーテンレールの上に「トップカバー」と呼ばれる専用の板をのせることで、上部をカバーします。
トップカバー付きのカーテンレールや、カーテンレールに対応したトップカバーを付けるものなど、様々な種類があります。
取り付けが比較的楽で、それほど重くないのでDIY初心者でも作業がしやすいでしょう。
【カーテンバランス(上飾り)】
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「バランスレール」と呼ばれる専用のカーテンレールや、上でお話した「後付けカーテンボックス」に、生地をマジックテープなどで貼り付けて、カーテンレールを隠します。
バランスのデザインの種類やドレープ、フリンジによって、すっきりと見えたり、エレガントな雰囲気になったりとカーテンそのものの表情が楽しめます。
カーテンボックスがナチュラルテイストやヴィンテージ風の部屋に合うのに対し、カーテンバランスは最近流行りのシャビーシックなどフェミニンでヨーロピアンなお部屋にマッチします。
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上の飾りが違うだけで、雰囲気が全然違うのね~。すごくかわいいわ!!
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やっぱりね。そういうと思ってたよ。
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でも、そもそもカーテンレールにカバーって必要なのかしら……。
わざわざお金と手間をかけるほど?
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実は、カーテンレールカバーを付けるとイイコトがたくさんあるんだ。
カーテンレールカバーには、生活感を感じさせない見た目以外にも様々なメリットがあります。
次は、そのメリットについてお話しします。
カーテンレールカバーをつけるメリット
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【遮光性UP】
カーテンの隙間から漏れる光で起きたことがある方も多いのではないでしょうか?
そのような方には「光が漏れない」というカーテンレールカバーはうってつけです。
また、たとえ、遮光カーテンにしていたとしても、上部の隙間から漏れる光はカットできません。
部屋の電気をつけるとカーテン上部の明かりで外から帰宅が分かってしまいます。
そのため、カーテンボックスはストーカー対策などのプライバシー保護や防犯の観点からも効果的です。
【断熱性UP】
2つ目の効果は断熱性です。
部屋の温度を快適にしても、約58%の熱が窓から逃げてしまうと言われています。
カバーを付けることによって、窓のガラス部分やアルミフレーム部分から入ってくる冷気や暖気をレール上部から逃げないようにすることができます。
【掃除がラク】
3つ目の効果は、掃除がラクということ!
複雑な形状のカーテンレールのみの場合と違い、上部がフラットになっているので、モップでサッと一拭きするだけでホコリが取れます。
また、埋め込み型のタイプは、カーテンボックス自体が内蔵されているので、ほこりが積もる心配もありません。
【部屋をオシャレに出来る】
ご存じの通り、カーテンレールを隠すことで、生活感を感じさせない部屋にすることが出来ます。
また、カーテンレールカバーをアクセントに使ったり、カーテンバランスなどでテイストを加えることも出来ます。
カーテンレールカバーについては、こちらでもご紹介しています。
カーテンレールカバーをDIYでつくろう!!
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カーテンレールカバーの役割が分かったら、次は「実際に取り付けるにはどうしたらいいの?」という疑問が湧いてきますよね?
ご安心ください♪
もちろん取付方法についてもここから詳しくご紹介していきますよ!
一番手軽な方法!既製品を購入して、自分で後付けするには…
おそらくこれが一番身近な方法です。
ホームセンターや通販でお好みのデザインのものを購入して、自分で取り付けます。
取り付け方には、
- 専用のカーテンレールに付け替え、はめ込んでいく方法
- サイドにキャップを取り付け、トップカバーをはめ込む方法
- ブラケット(カーテンレールを壁に固定する金具)やサポート金具を利用して留めるもの
などがあります。
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商品ページ内や商品の箱に取付方法についての説明が書いてある場合がほとんどですので、一度読んでみて「これから自分でできそう!」と思われるものを購入してみましょう。
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足りない工具がないかも、チェックしなきゃね!
全部自分で造りたい!こだわり派のあなたは…
木材やPPシート(プラスチックダンボールとも)を使ってDIYでも作ることが出来ます。
【置き型カーテンボックスを作る場合】
- サンダー
- 電動のこぎり(丸のこ・ジグソーなど)
- 電動ドライバー
- ドリルビットや皿取雉ビット
引用:友安製作所 DIYレシピ No.003「カーテンレールボックス」
木材をPPシート+木目シートに、接着をグルーガンに変えることで、よりお手軽に作ることも出来ますよ。
重くて大きな木材を運ぶ必要もないため、女性にも嬉しいです。
PPシートでぴったりサイズに作ることで、超軽量で固定する必要もないため、ねじ穴を開けられない賃貸にもおススメです。
また、乗せてみて不安定な場合にはカーテンボックス側に穴を開け、結束バンドなどでブラケットに固定するといいでしょう。
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【バランスの作り方】
引用:OnlineFabricStore.net 「DIY No Sew Valance Tutorial」
こちらは海外の動画になりますが、アイロンテープとグルーガンを使ってストレートバランスを作成しています。
アイロンテープの代わりにミシンで縫ったり、グルーガンの代わりにタッカーで留めてもきれいに出来ますよ。
- 生地(動画内)
メイン生地(柄生地:フロント用×1、サイド用×2)
アクセント生地(無地:裾用×1、プリーツ用×2)
※アクセント生地を使わない場合は、プリーツ用や裾用をメイン生地のサイズに含めて1枚で作ります。
- 木材(合板など)
- アイロンテープ
- Lブラケット
- アイロン
- はさみ
- 定規
- チャコペン
- グルーガンまたはタッカー
【作り方】
1.木材や生地をカーテンレールの大きさに合わせてカットします。
丈は窓の1/6~1/4程度が望ましいです。
2.それぞれの生地を組み立てていきます。
生地は表同士が内側になるように接着していきます。
まずは、右サイドとその隣のプリーツの部分を接着していきます。
その後、フロント、その横のプリーツ、左サイドと接着していき、最後に裾用のアクセント生地を付け、布端の処理を行います。
3.バランスを木材に取り付けていきます。
まず、木材の上に布を中央にくるようにかぶせ、上端を接着します。木材の両端15cmはプリーツのために接着せずに残します。
次に、プリーツとサイドの境目を木材の端に合わせて接着、上端を包むように接着します。
その後、サイドの部分がボックスになるように折り込んで留めていきます。
4.L字金具で窓枠の上に固定します。
カーテンレールカバーを自分で取り付ける際の注意点
カーテンレールカバーを自分で取り付ける際に注意しなければならない点が2つあります。
1つ目は、下地をしっかりと確認することです。
壁の中は通常、石膏ボードが使われています。
石膏ボードにねじや釘を直接打ち込むと、ねじ穴や釘穴がぽろぽろと崩れ、固定されづらいです。
一度、固定されたものでも経年で抜けてきてしまいます。
カーテンレールやカーテンレールカバーが、突然落ちてきたら大変ですよね。
ですから、下地が使われている場所をたたいて確認することが必要です。
石膏ボードは中が空洞になっている軽い音がしますが、下地がある場所は中が詰まっているような重い音がします。
また、石膏ボードでもアンカーという特殊なビスを使うことで留めることが出来ます。
2つ目は、カーテンレールカバーの荷重についてです。
カーテンレールカバーの上は平らで、ウォールシェルフとして使っている方もいらっしゃいます。
しかし、本来カーテンレールのみを支えるはずのブラケットに、カーテンボックスの荷重がかかることになります。
その上にさらに荷重をかければ、カーテンレールごと落ちてきてしまいます。
ですから、出来るだけしっかりと固定し、なるべく重いものを置かないように気を付けましょう。
業者に頼む方法もあります!
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ホームセンターやインテリアショップで取り付けサービスを行なっているところもあります。
出張費や採寸費、工事費など諸経費はかかりますが、その分、経験豊富な業者さんが丁寧にしっかりサポートしてくれます。
下地の心配もなくなりますし、言われなかったら気が付かなかった他の建具との干渉など、プロの目線からのアドバイスも期待できます。
また、内装工事を検討しているのであれば、一緒にリフォーム業者に頼んでしまうのも一つの方法です。
気になるカーテンレールカバーの価格は?
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ここまで、様々なカーテンレールカバーについてご紹介してきました。
最後に気になる価格について見ていきましょう。
置き型カーテンレールボックス | 既製品 | 15,000~30,000円 |
自作(※1) | 5,000~10,000円 | |
トップカバー | 既製品 | 2,000~7,000円 |
カーテンバランス(カーテンバランスのみ) | 既製品 | 5,000~20,000円 |
自作 | 5,000~10,000円 |
カーテンボックスを自作する場合は、100円ショップのPPシートを使うことで1,000円程度で作ることも出来ます。
また、先ほど業者に頼むという方法についてお話をいたしました。
その際には、出張費や採寸費、工事費などが必要になってきます。
窓の形状や大きさ、施工難易度によっても変わってきますが、1か所につき総額で30,000円前後になります。
カーテンレールカバーのまとめ
今回はカーテンレールカバーについて詳しく調べてみました。
カーテンレールカバーとは、その名の通りカーテンレールのカバーのことで、次のような種類があります。
- 埋め込み型カーテンボックス
- 後付け型カーテンボックス
- トップカバー
- カーテンバランス
また、カーテンレールカバーには次のようなメリットがあります。
- 遮光性UP
- 断熱性UP
- 掃除がラク
- おしゃれ
カーテンレールカバーの取り付けはご自身で行うことも出来ます。
DIYでいちから作ることで、オリジナリティーがあって愛着あふれる逸品になる事でしょう。
ご自身での施工が難しい、または不安な場合は業者に頼んでやってもらうのもいいです。
カーテンレールカバーを付けることで、おしゃれに日常を演出できるだけではなく、機能面にも効果が期待出来ます。
好みに合わせてカスタマイズすることで、より自分の目指すお部屋へと近づけますよ。
カーテンをリフォームするなら通販ショップが断然おすすめです!
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人気の北欧柄や天然素材など、読者様の好みに合ったこだわりのカーテンがオーダーできますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
「カーテンレールカバー」ってコトバ、初めて聞いたわ……