水道の民営化によって水道代が値上がりするといわれています。
この機会に節水しようと考えている方も多いのではないでしょうか。
古いトイレをリフォームすると、快適になるだけではなく節電や節水にも繋がるのです!
この記事では、トイレのリフォームのポイントと価格相場について解説します。
トイレリフォームで後悔しないために、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
■目次
トイレリフォームの重要ポイントは?
トイレリフォームで大切なことは、便器をケチらないこと!
トイレのリフォームといえば、便器の老朽化やバリアフリー化、使い勝手の向上、見た目の改善…など様々な理由がありますが、まずほとんどの方は、便器の交換をするのではないでしょうか。
トイレのリフォームは、どこまで何をリフォームするかで費用は大きく変わってきますが、要の便器選びは妥協せず失敗しないようにしましょう。
便器を変えると、節水効果はどれくらいあるの?
実際、便器を変えるだけでどれくらい節水効果があるのでしょうか?
トイレメーカー大手のTOTOによると、2012年のトイレ(便器)の大洗浄水量は最新機種では3.8L。
13年前の1999年と比べると半分以下になっています。
[1回の大洗浄水量(2012年TOTO調べ)]年 | 水量 |
---|---|
1975年以前 | 13~20L |
1994年 | 10L |
1999年 | 8L |
2006年 | 6L |
2009年 | 4.8L |
2012年 | 3.8L |
節電効果は?
最新機種は節水になるうえに、節電効果もあることに注目だよ。
TOTOの最新機種ネオレストの場合、待機時の保温電力を大幅に抑えることで、年間約5,100円以上の節電が見込まれます。
水道代も電気代も節約になるのね。リフォーム代金がかかるとしても、長い目で見るとやっぱりお得よね。
では次は、気になるリフォームの費用について見てみましょう。
トイレのリフォーム費用はどれくらい?
いくら「便器はケチらない」としても、費用は気になりますよね。
しかし、どんなリフォームをするかによって費用は大きく変わってきます。
『トイレリフォームにかけた金額帯』
便器のみリフォームする場合
どんな種類の便器にするかや、また壁や床の構造などでも費用は変わってきますので、概ね2万~50万円くらいと幅広い価格帯になります。
・床や壁をはがして配水管の工事をしなければならない場合
・電気工事が必要になる場合
・床に段差がありそれを取り除く必要がある場合
・最新機種のタンクレストイレを設置する場合
タンクレストイレはいま一番人気があるよね。
さきほど話した節水節電効果が一番高いのもこのタンクレストイレだよ。
今、大人気のタンクレストイレとは?!
タンクレストイレとは、その名の通り、「タンクのないトイレ」です。
洗浄用タンクが不要なのでその分広々と使うことが出来ます。
タンクレストイレは、メリットとデメリットをしっかり検討してから選んでね。
①タンクがないので見た目がスッキリ。空間を広く使える。
②凹凸が少ないので埃がたまりにくくて掃除が簡単。
③汚れがつきにくい素材が使用されているため掃除の回数が少なくて済む。
④節水節電効果のあるタイプが多い。
①手洗い器が必要なため、ない場合は別途工事が必要になる。
②水圧が低い場合は設置できない場合がある。
③すべて電動のため、停電時は手動(バケツなど)で流す必要がある。
(※最新機種では停電対応機能付きのものもあります。Panasonic新型アラウーノなど)
④便器自体の価格が20万~50万円くらいかかるため、どうしても全体の費用は高くなる。
手洗い器設置は、工賃含めて10万円くらいかかるケースが多いけど、便器交換と合わせると割引がきくことが多いよ。
ただ、便器設置以外の工事が必要になると、工期も2日以上かかる場合がほとんどだから注意してね。
便器プラス壁・床もリフォームする場合
せっかく便器を新しくするのだから、壁や床もまとめてリフォームしたい!という方も多いのではないでしょうか。
この場合も便器交換といっしょに行うと割安になることが多いから要チェックだよ。
<リフォーム例>
床張り替え |
2万~6万円前後。 素材によって変動 |
壁紙張り替え |
3万~5万円前後。 素材によって変動 |
手すり設置 | 3万円前後 |
壁や床のリフォームをDIYでやる!という方法もあります。
詳しくはこちらを読んでみてくださいね!
補助金・助成金を活用できるリフォームもあります!
リフォームの補助金・助成金には、国から支給されるものと自治体から支給されるものとがあります。
トイレリフォームに関係するものをいくつか見ていきましょう。
国の補助金
国の補助金で代表的なものは、介護・バリアフリーリフォームに関するものです。
バリアフリーリフォームの際に、利用しやすいのが「介護保険」です。
要支援者、要介護者と認定された方がお住まいになる場合、20万円を上限に、自己負担額1~3割で、手すり設置やバリアフリーリフォームの工事を行うことが出来ます。
例えば工事費10万円のリフォームなら、7~9万円の助成金が出るから1~3万円で出来る、ということになるよ。
床を滑りにくい素材に変える、和式便器を洋式に変える、というのも補助の対象になります。
また、介護保険と一緒に、お住まいの自治体が支給する補助金の制度を併用できるケースも多いので、忘れずにチェックしましょう。
自治体の補助金
お住まいの自治体によっては、様々な種類の補助金制度が用意されていますので、まずは各窓口に問い合わせてみましょう。
ここでは東京都世田谷区の例をご紹介します。
『平成30年度 世田谷区環境配慮型住宅リノベーション推進事業補助金』
(※平成31年2月現在申し込み終了)
概要 | 世田谷区民(もしくは管理会社)が所有する世田谷区内の住宅(分譲マンションの区分所有、賃貸も含む)において、省エネリフォームやバリアフリーリフォームなどを実施する際に利用できる。 |
対象リフォーム | ・外壁、屋根、天井、床、窓などの断熱改修 ・太陽熱ソーラーシステムもしくは太陽熱温水器の設置 ・節水トイレや高断熱浴槽の設置 ・分譲マンションの共用部改修(LED照明器具設置/段差解消/手すり取り付け)、他 |
補助金額 | ・工事の合計金額20~40万円までに対し、1~2割までを補助(区の泰進改修工事の補助金も併用するかどうかで変動) ・この内、節水トイレは1台につき1万8千円、高断熱浴槽は1台につき7万円の補助 |
リフォームする時は必ず自治体に確認した方がいいわね!
最後に…実際にトイレリフォームした方に聞いてみました!
ここでは、2018年10月にトイレリフォームした女性の感想をご紹介します。
]25年くらい前に買った中古マンションに住んでいます。トイレは買った時のままなので、ずっとリフォームしたいなと思っていたのですが、なかなか踏み出せないでいました。そろそろ便器の調子が悪くなってきたので、思い切って壁と床も併せてリフォームしました。
便器は、本当はタンクレストイレにしたかったのですが、手洗い器を設置するスペースが取れないので断念。古いマンションだと手洗い器設置はなかなか難しいと感じました。でも汚れが付きにくくて節水型の機種を選ぶことができました。床と壁も汚れがつきにくいタイプのものを選択。結果、いつもトイレをキレイに保てて大満足!もっと早くリフォームすればよかったと後悔しているくらいです。
工事は一日で終わり、いろいろ割り引いていただいたので18万円くらいで収まりました。水道代も少し安くなりました。不思議なものでキレイだと余計に掃除したくなるので、毎日便器の奥まで手を突っ込んで(笑)ピカピカに磨いています。
トイレリフォームのポイントと費用・価格相場 まとめ
トイレリフォームのポイントをまとめました。
- 便器をケチらない!
- タンクレストイレは、メリットデメリットと、手洗い器の設置などの条件をしっかりチェック!
- 床や壁も一緒にリフォームする場合は、割引率も確認!
- 床や壁はDIYするという選択肢も。
- 補助金・助成金を活用できないかチェック!
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10年くらい前のトイレだったら、リフォームすると確実に節水になるのね。