【外壁リフォーム】こだわり派は天然木レッドシダーがおすすめ

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「築10年の我が家。そろそろ外壁のリフォーム時期、せっかくだから思い切って雰囲気を変えたい」

「小さい頃あこがれだった木の家、リフォームで出来るんじゃないか?」

「レッドシダーっていう木材、なんだかオシャレじゃない?」

外壁リフォームで天然木【レッドシダー】の存在を知り、興味をもった方へ・・・

今回はレッドシダーの魅力をとことん紹介します!

はるこ
そういえば私のお友達の家、玄関周りが木ですごくオシャレなのよ。

ただ外壁の木材って腐ったりしてメンテナンスが大変なイメージがあるわ。。

あつし
母さん、実はそこにレッドシダーと他の木材で大きな違いがあるんだ。

詳しくみていこう!

  1. レッドシダーとは?
  2. レッドシダーがおすすめの理由
  3. リフォームにかかる費用
  4. 外壁レッドシダーの施工例

このようにまとめました!

どうぞ最後までお付き合いください。

目次

そもそもレッドシダー(米杉)とは?

日本でレッドシダーといえば「ウエスタンレッドシダー」を指します。

「カナダ杉」「米杉(べいすぎ)」などとも呼ばれていますが、杉ではなく実はヒノキ科ネズコ属の針葉樹です。

カナダのブリティッシュ・コロンビア州に広く育成しており、樹高はなんと60m以上直径2m以上に成長します。

世界の樹種のなかで4番目に大きいとされているんですよ!

引用:pinterest

別名『giant arborvitae(生命の木)』とも呼ばれ、北米先住民に神聖なものとして崇められていました。

あつし
レッドシダーからカヌー食器が作られていたそうだよ。

ネイティブ・アメリカンの生活を支えていたんだね。

現在も世界中で、様々な用途で愛用されているレッドシダー。

その理由と魅力を探ってみました。

外壁リフォームにレッドシダーがおすすめの理由

始めに、レッドシダーの特徴はこうなっています。

  1. 高級感のある色・筋のない木肌
  2. 独特の芳香と抗菌作用
  3. 優れた耐久性・断熱性・加工性・吸音性
  4. 経年変化が楽しめる

上から順に詳しく見ていきましょう!

高級感のある色・筋のない木肌

レッドシダーの大きな特徴は、自然素材ならではの色合いを楽しめることです。

暖色系の黄色から濃褐色、赤みの強いピンクなど、様々なバリエーションがあります。

↓その特徴を最大限に活かした施行例がこちら

引用:アメブロ

あえて色にばらつきを与えることで、モダンな雰囲気になりますね。

暖色系の黄色から濃褐色、赤みの強いピンクなど、様々なバリエーションがあります。

一般的なスギの木材と比較してみましょう。

こちらがスギ

引用:木材.com

こちらがレッドシダー

なめらかで高級感がありますね。

ワンランク上の洗練された空間を演出する事ができます。

独特の芳香と抗菌作用

レッドシダーの香りは独特で甘く、リラックス効果があるためアロマの精油にも使われています

また、抗菌・抗酸化作用があるので天然の防虫・消臭剤としても知られています。

身近なものだと、シューキーパーハンガーなどに活用されているんですよ。

引用:無印良品

ちなみにこのシューキーパー、僕も持っています。

1年以上使っていますが、玄関まわりが木の清々しい香りがするのでおすすめですよ!

耐久性

ソフトウッドのデメリットは「腐りやすい」という点がよくあげられます。

しかし、レッドシダーは10年以上は持つ耐久性の高い木材として知られています

なぜでしょう?

それは、樹木の内部に豊富に含む「ツヤプリシン」という物質のおかげ。

ツヤプリシンには抗菌作用があり、害虫や微生物の繁殖を防ぐ効果があります。

こうして、菌を抑え、虫を寄せ付けないレッドシダーは耐久性が非常に高く、無塗装でも大丈夫と言われています。

断熱性

レッドシダーは、他の針葉樹やコンクリート、鉄等と比べ、高い断熱性を持っています。

理由は、低密度で細胞の空隙に空気が多く含まれるためです。

空気が多いと熱移動が抑えられ、その結果断熱性が高まる仕組みです。

断熱性の高い家とは

「冬は寒さを遮って、室内にあたたかい空気が循環している」

「夏は暑さを遮って、室内に涼しい空気が循環している」

夏は涼しく、冬は暖房にかかるコストを削減できる家をいいます。

加工性

天然木の材質はこの2つにに分けられます。

ハードウッド系(広葉樹)

ソフトウッド系(針葉樹)」

レッドシダーは「ソフトウッド」で、素材が軽く、柔らかく加工しやすいのが特徴です。

その上、木目がまっすぐ均一なので、どんな加工でも美しく仕上げることができます。

釘打ちしても割れが起きず、いろいろな接着剤が利用できるのでDIYの木材でも人気なんです。

吸音性

レッドシダーは、音を遮断・吸収するという特性を持っているので、騒音の軽減する効果があります。

音響効果も高いため、原産地カナダではコンサートホールの室内装材としても使用されています。

また、レダーシッドで作られたギターは、音はきれいで愛用者が多いそうですよ!

引用:弾き語りすとLABO

はるこ
ほんのり赤みがあってかっこいいギターね。

消臭剤や、楽器にも使われてるなんて、本当にいろんな特性があるのね!!

経年変化を楽しめる

レッドシダーはだんだんシルバーグレーに変化していきます。

下の写真は張り替えから8年経過したものです。(張り替えてから1度も塗装していない状態。)

引用:sumika

こちらは別の物件の5年経過の写真。

引用:鈴木建設

雰囲気が変わってとても渋くなりますね!!

これをメリットかデメリットか捉えるのは個人の好みですが

僕だったらこう思ってしまいます。

「徐々に家の色が変化していくのを楽しむ…なんて贅沢で素敵な大人の趣味だろう」

補足

色の変化の原因は主に紫外線の影響です。

日本の場合だと湿気があるのでシミなどで黒く変色してしまう場合もあるようです。

施工前にしっかりと塗装仕上げすることで、色の変色を少なく、耐久性もより高くすることができます。

外壁をレッドシダーにリフォームいくらかかる?

もし外壁をレッドシダーにリフォームした場合、費用はどれくらいかかるでしょうか。

まずは外壁リフォームにはこちらのいずれかの作業が必要になります。

「張り替え」

「カバー工法」

レッドシダーの場合、それぞれ作業にかかる費用をみてみましょう。

■張り替え費用相場

処理費用約1,000円〜2,000円/㎡
レッドシダー施工費用約6,000円〜10,000円/1平米
足場代約1,000円〜1,500円/㎡
合計約8,000円〜13,500円/㎡

全体の張り替えか、一部の張り替えかで費用は異なりますが、約160〜300万円となっています。

■カバー工法費用相場

レッドシダー施工費用約6,000円〜10,000円/1平米
足場代約1,000円〜1,500円/㎡
合計約7,000円〜11,500円/㎡

大体30坪の家の場合、140万〜150万円となっています。

外壁レッドシダーの施工例

レッドシダーを使用したお家を写真で紹介します。

デザインの参考にしてみてください!

引用:笹原建設

はるこ

暖色の照明とレッドシダーで温もりがあるお家ね!

引用:roomclip

あつし
これは黒とレッドシダーの色のコントラストがいいね。

経年してシルバーグレーになった時も渋くてかっこよくなりそうだ。

引用:roomclip

はるこ
お友達の家がまさにこんな感じ!!

こういう風に部分的に使うのもありね

引用:roomclip

あつし
和風な石造りともレッドシダーはいい感じに馴染んでいるね

レッドシダーを使用しているお家は、パッと見ただけでも華やかで、高級感が漂っています。

外壁リフォームは天然木レッドシダーがおすすめまとめ

レッドシダーは他の木材に勝る特性がたくさんある上、見た目の美しさも兼ね備えています。

様々な用途に使用されているのも納得ですね!

また、木の外壁というのは、その見た目の良さだけではありません。

香りや触感など、五感で感じる安らぎがあります。

仕事から帰ってきてホッと安心できるお家。

子供たちが早く帰りたくなるようなお家。

レッドシダーなら確実にその夢をかなえてくれます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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