こんにちは、あつしです。
黒いガルバリウム外壁ってカッコイイですよね。
高級感や重厚感も出ますしモダンな雰囲気を演出することも出来ます。
でも、見た目は良いとしても、実際生活していくにはどうなのかとっても気になりますよね。
そこで今日は黒のガルバリウムの外壁について調べてみました。
黒のガルバリウム外壁の魅力だけでなく気になるメンテナンスについてやメンテナンス目安となる劣化の症状についても調べてみたので参考にして下さいね。
おしゃれな黒のガルバリウム外壁の魅力
ガルバリウム外壁とは「ガルバリウム鋼板」というアルミニウムと亜鉛を主とした金属板を使用した外壁の事を言います。
ガルバリウム鋼板は金属でありながら錆にくく軽量という特徴があるので外壁だけでなく屋根の素材としても人気です。
ガルバリウム外壁についてはこちらの記事をご覧ください。
ガルバリウム鋼板は各メーカーから様々な色が発売されています。
中でも黒色はスタイリッシュに見えるととても人気のある色です。
和風・洋風どちらにも使えるのも人気の理由の一つです。
えっ!金属製の外壁が今人気なの?
私はどうしても昔の倉庫とか工場とかのイメージがあってどうにも安っぽいイメージがあるわ。
今は黒のガルバリウムと木目を組み合わせたデザインが特に流行っているんだ。
安っぽいイメージを持っている母さんのために実際の外観例を用意してみたよ。
黒のガルバリウムの外壁が木のルーバーの温かい雰囲気をさらに引き立ててていますね。
洋風モダンなデザインで今時の洗練されたイメージのある素敵な外観ですね。
こちらは黒のガルバリウム鋼板と窯業系サイディングを組み合わせて和風に仕上げてあるお宅です。
屋根下の白がとても映えていて白黒のコントラストが素敵です。
黒のガルバリウムと白の組み合わせは昔ながらの蔵のような趣が出せてカッコイイですね。
住宅の外観からはすこーし脱線しますが男の憧れ広いガレージ!
黒いガレージだと車も映えるのでかっこいいですよね。
こちらは倉庫でおなじみのヨドコウのガレージです。
ヨドコウからもガルバリウム鋼板が販売されています。
さらに脱線して身近なデザイン例。
お馴染みスターバックスコーヒー!
木材と合わせることで優しい雰囲気になっていますよね。
全体的に落ち着いた色で統一されているのでリラックスできそうなイメージを外観から感じ取れますよね。
どれも、とっても素敵ね!昔のトタンのイメージとは今はだいぶ変わったのね。
黒のガルバリウム外壁にリフォームする際の注意点
黒い外壁は昔はあまり無いタイプの色でしたので検討している読者様は様々な心配事があるかと思います。
リフォーム前に注意点を知っておきましょう。
周りの景色と合うかどうか
外壁が黒いとスタイリッシュな印象で人目を引きます。
しかし、中には「暗く感じるから嫌い」だと言う意見もあります。
気にしすぎる必要は無いですが周囲の環境を良く観察してなじむかどうか検討してみて下さい。
あまりにも浮いてしまうようなら他の色と組み合わせて部分使いといった方法もあります。
艶の有る無しでもかなり印象が変わりますので施工業者とよく相談してみて下さい。
また、都市部や歴史的価値のある建築物が近いような地域に住まわれている場合、「景観法」によって周辺の景観が明確に定められている事もあります。
お住まいの地域にそういった定めがないかどうか施工前に確認してみてください。
外壁の温度が高くなる
外壁が黒色の場合、外壁自体の温度は直射日光によってすごく熱くなります。
直射日光の当たるところに触れると「あっっっつい!」と叫びつつ触った手をすぐに引っ込める位の温度になります。
だから室内の温度も上がってしまうんじゃないかと心配されることがとても多いのですが、そもそもガルバリウム鋼板自体には断熱効果はほぼありません。
外の熱を室内に伝えないようにするのは、外壁と室内の間の断熱材の役割です。
断熱材にも色々な種類があるのですが、外壁を黒にする場合とても重要になってきます。
黒ガルバリウム外壁にするなら断熱材にもこだわった方が良いでしょう。
現在の断熱材の状態によっては断熱材も変えなくてはいけない場合もあるので施工業者とよく相談して下さい。
断熱をしっかりしてある住宅であれば夏の室内が蒸れるといったことは無いので安心して下さいね。
汚れが目立つ
車と同じで黒という色は汚れが目立ちます。
黄砂や鳥の糞、砂埃などの白っぽい汚れはどうしても目立ってしまうのでこまめな掃除が必要になってきます。
掃除の仕方は後ほど説明しますのでぜひ参考にして下さい。
こまめなメンテナンスが必要
年数が経つとどうしても色が褪せてきます。
黒色は特に紫外線を吸収しやすい色ですので外壁塗装が劣化しやすいです。
UVカット効果のある塗料だと色あせは少なくなりますが薄い色と比べると劣化が早く目立ち始めます。
外観の美しさを保つためにはこまめなメンテナンスが必要なことを覚えておいて下さい。
- 周りと調和するかどうかシュミレーションする
- 断熱材にこだわる
- こまめな掃除が必要
- こまめなメンテナンスも必要
黒ガルバリウム外壁の「カッコイイ」を保つ掃除法
砂や泥汚れがどうしても目立ってしまう黒色の外壁は日々のメンテナンスが大切になってきます。
外壁の掃除というと高圧洗浄機を思い浮かべる読者様も多いかと思います。
しかし、ガルバリウム鋼板をはじめとする金属板には不向きです。
家庭用の高圧洗浄機でも非常に高圧ですので、 表面にヘコミができたり傷がつく恐れがあります。
ガルバリウム鋼板の掃除は1年に1回でもいいので優しく水で流すと外観の美しさを保てます。
潮風が当たりやすい沿岸地域にお住まいの方は1か月~3か月ごとといったように頻度を増やすと長持ちさせる事が出来ます。
雨水がかかりにくい部分は汚れが流れにくくなっているので重点的に流すと良いですよ。
黒のガルバリウム外壁の劣化症状
メンテナンスのタイミングを教えてくれる劣化のサインを見逃さないように劣化症状についても知っておきましょう。
ガルバリウムは錆びにくいとは言われていますが全く錆びないというものではありません。
赤サビ
ガルバリウム鋼板は塗料の塗膜とメッキの膜で保護されています。
なので石が当たったりして部分的に傷が付くとそこから発生します。
物がぶつかったからといって必ずサビるというものでは無いですがかなり分かりやすい劣化サインです。
白サビ
ガルバリウム鋼板特有のサビです。
表面に、白い斑点のようにポツポツと発生します。
見た目から水垢やカビと間違われることも多くあります。
白サビはガルバリウム鋼板に含まれる亜鉛が雨などで酸化して発生します。
他にも潮風に長期あてられている環境や高温多湿な環境下でも発生しやすいです。
もらいサビ
他の金属のサビがガルバリウム鋼板に移ってしまって外壁がサビてきてしまうことがあります。
サビた釘が接触しただけでももらいサビは発生する可能性があります。
身近な事例だと立てかけていた自転車のサビが外壁に移ってしまったなんて話もあります。
また、近隣に電車の線路が通っている住宅だと電車が通過するときに削られたわずかな鉄粉が壁についてそこからサビが発生する場合もあります。
劣化のサインは外壁からのSOSです。
見つけたら早めに専門業者に相談しましょう。
黒のガルバリウム外壁まとめ
見た目がスタリッシュでカッコイイ黒色のガルバリウム外壁ですがメリットだけでな注意点もたくさんあります。
- 周辺の景観と調和するか考える
- 断熱については施工業者としっかり相談する。
- こまめに掃除をする
- サビを見つけたらメンテナンスのサインなので専門業者に相談
ガルバリウム鋼板はサビにくくて軽く、手入れもあまり必要ないといわれています。
ですが、あまり知識のない業者が施工を行うとつなぎ目からすぐにサビてきてしまう・・・という事例もあります。
施工業者としては取り扱いが難しい素材ですのでリフォームを検討されるなら信頼できる業者に依頼するのが一番です。
理想の外観で楽しく帰れる家づくりのお手伝いが出来れば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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