梅雨がはじまると雨や台風が続き、長く住んでいるお家の雨漏りも心配になってきます。
急な雨漏りであわてないように、今から雨漏りの対策をはじめませんか?
この記事では、雨漏りの応急処置として使えるDIYグッズや、その使い方などをご紹介します。
- 雨漏りの応急処置に使える対策グッズとは?
- 雨漏りをDIYで対処するには?
- 素人がDIYをするときの注意点とは?
雨漏りや水害に備えたい方、今まさに雨漏りをどうにかしたい方もぜひ最後までお読みください。
管理人のあつしです!
外壁・屋根・雨漏りのことなら何でもおまかせ!
- 外壁アドバイザー資格保有
- 実家のリフォーム経験あり
- 趣味はDIY
- わかりやすい説明と適切なアドバイスに定評あり
雨漏りの応急処置に使える対策グッズとDIY方法
雨漏りの応急処置をする前に、一番最初にやっておくべきことがあります。
- 電化製品のコンセントは抜いておく
- 家電や家具など、濡れると困るものは別の場所に移動しておく
- カーテンは濡れないようにまとめるか、カーテンレールから外しておく
雨漏りは、放置するとさまざまな二次被害を引き起こします。
ダニやシロアリの発生、家の木材の腐敗、漏電、漏電による火災……。
雨漏りによる怖い健康被害については、こちらの記事で詳しく解説しています。
雨漏りの二次被害対策を行ったら、応急処置にうつりましょう。
バケツと雑巾
天井からの雨漏りを受けたり、室内に入った雨水を拭いたりするのに使います。
バケツで雨水を受ける前に、まず新聞紙やブルーシートを敷きましょう。
新聞紙やブルーシートをバケツの下に敷いておけば、バケツで跳ね返った雨水によって床を濡らすような二次被害を防げます。
雑巾はバケツの中に雑巾を置いておくと、雨水の跳ね返りをおさえたり、バケツの中の水を捨てる手間を減らしたりすることもできます。
ブルーシートと土のう
屋根に雨漏りの原因があった場合、ブルーシートがあれば原因箇所を特定できなくても広範囲をカバーできます。
屋根にブルーシートを敷き、土のうで押さえておけばOK。
高所での作業になるため、ある程度天候が落ち着いてから、十分に注意して応急処置を行いましょう。
防水テープ
雨漏りの原因箇所がわかっており、かつ軽度の雨漏りなら防水テープがおすすめ!
特にサッシ周りや外壁などに使えます。
防水テープの特徴は雨や水に強く、耐久性が高いところ。
雨漏りの応急処置だけでなく、防水シートの固定や水回りの配管などにも使えますよ。
防水テープの詳しい使い方については、こちらの記事をご覧ください。
補修スプレー(防水スプレー)
ふきかけるだけで効果があるので、補修スプレーは雨漏り対策として最も手軽と言えます。
製品によってはふきかけて良い素材が限られていたり、使用後に上から塗装できなくなったりするものあるので注意しましょう。
補修スプレーは、ふきかけて乾燥してから効果を発揮します。
使用後は何時間(あるいは何日)あければ良いか確認し、雨漏りが起きそうなときに前もって準備しましょう。
補修スプレーの選び方、おすすめの補修スプレーについては、こちらの記事をご一読ください。
防水シート
ゴムや塩化ビニルでできた防水シートは、屋外にある雨漏りの原因箇所に貼って使える応急処置グッズです。
片面が接着シートになっているため、カッターやハサミなどで切ればすぐ使えます。
高い耐久性・粘着力があるので、雨漏りや台風のときの強い味方になってくれるはずですよ。
製品によっては貼れる場所、貼るのに適した温度などが指定されていることもあるので注意しましょう。
吸水シート
天井やサッシ周り、屋根裏からの雨漏りなど、屋内で応用がきくのは吸水シート。
コンパクトな見た目からは想像できないほど吸水してくれるので、何度も拭いたりバケツの中身を捨てたりする手間が省けます。
薄くて軽いので、持ち運びや保管がしやすいです。
吸水シートの使い方や注意点は、こちらの記事で解説しています。
コーキング剤
コーキング剤は、シリコンやウレタン、アクリルなどで構成されている接着剤の一種です。
雨漏りの原因となる亀裂や隙間などにコーキング剤を流し込み、雨水の浸入を防ぎます。
製品によっては使用できる場所が限られているため、どこに使えるのかあらかじめ調べておきましょう。
コーキング剤を使ったDIYの方法は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
補修液
雨漏りの原因が外壁の亀裂である場合、補修液を使うのが便利です。
ハケで塗るだけでOKなので、女性でも雨漏り対策ができますよ。
おすすめの補修液「ミラコン」について、使い方や注意点をこちらの記事で解説しています。
雨漏り対策のためにDIYを行うときの注意点
雨漏りの対策や応急処置は、DIYできることもあるということがわかりましたね。
しかし、DIYをする上で注意すべきことはたくさんあります。
雨漏りの二次被害を発生させないため、また、命を危険にさらさないためにも、注意事項は必ず守ってください。
高所での作業は安全に留意する
屋根や2階の外壁など、高所で作業する場合は、転落には十分気をつけましょう。
ハシゴの固定やヘルメットの着用、命綱の確保、2人以上での作業など、安全に作業ができる環境を整えてください。
たとえ1階分の高さであっても、打ちどころが悪ければ万が一のこともあります。
少しでも不安を感じたら、迷わず専門業者に依頼しましょう。
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「雨漏り110番」の詳しい情報は、こちらの記事でご紹介しています。
天候が悪いときに外で作業をしない
急に雨漏りが起きると、「なんとかしなくちゃ!」と焦ってしまいますよね。
すぐ応急処置をしたくなる気持ちはわかりますが、天候が悪いときは外での作業は控えてください。
天候が回復し、屋根や外壁が乾いたのを確認してから、外での作業に取りかかるようにしましょう。
外で作業ができないときは、家の中でできる応急処置を考えましょう。
グッズは正しい使い方を守る
特に防水テープやコーキング剤は、間違った使い方をすると新たな雨漏りの経路を作ってしまうことになります。
雨漏りの原因箇所を特定せず、違う箇所に使用すると、雨水の流れが変わってしまうのです。
原因箇所がわからないまま闇雲に作業をすると、外観が悪くなったり、のちのメンテナンスがやりにくかったりとデメリットも多いです。
グッズの効果が最大限に発揮できる素材や温度を調べ、雨漏りの二次被害を発生させないように気をつけましょう。
雨漏りの応急処置は自分でできる!対策グッズをそろえてDIYに挑戦してみよう
雨漏りの応急処置や事前の対策は、必要なグッズをそろえればDIYで対処できます。
DIYする際は、グッズの正しい使用方法を守り、雨漏りの二次被害を最小限にとどめましょう。
DIYでなにより大切なのは、危ないことはしないこと!
悪天候の中での作業や、高所での作業など、命に関わるようなことは絶対にしないでください。
そして、たとえDIYで雨漏り対策をしても、あくまで応急処置であることも忘れないでくださいね。
素人では難しい修理や、雨漏り予防のための防水工事などは、「雨漏り110番」を検討してみてはいかがでしょうか。
大切なお家やご家族の健康を守るため、応急処置のあとは早めに信頼できる業者に修理を依頼しましょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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