雨が降ったとき、いつも以上に雨音が家に響いてうるさいと感じたことはありませんか?
雨音がうるさいほど響いて寝れないのは、屋根や塗装の問題のほかに、もしかしたら雨漏りの可能性もあるかもしれません。
昼間は仕事や家事、育児などで頑張った分、夜は静かにゆっくり休みたいですよね。
この記事では、雨音がうるさくて寝れない人に向けて、あらゆる角度から家の問題を検証していきます。
管理人のあつしです!
外壁・屋根・雨漏りのことなら何でもおまかせ!
- 外壁アドバイザー資格保有
- 実家のリフォーム経験あり
- 趣味はDIY
- わかりやすい説明と適切なアドバイスに定評あり
雨音がうるさいと感じて寝れない原因は?家の構造をチェックしてみよう
雨音がうるさく響く原因には、さまざまなものがあります。
ぜひ、1つずつ一緒に考えていきましょう。
屋根の材質
屋根材の種類によっては、雨音がうるさく響いてしまいます。
薄くて軽い種類の金属屋根は防音性が低いため、どうしても雨音がうるさく聞こえがちです。
代表的なものには、トタンやステンレス、チタン、ガルバリウム鋼板などがあります。
防音対策としては、屋根材の裏に断熱材を入れる、遮音テープや制振テープを貼る、屋根を重ね葺きするなどがあります。
ベランダやテラスなどに後で付けた屋根に多いのが、ポリカーボネートという素材を用いたものです。
雨音だけでなく、気温の変化でも「パキッ」という音が響くこともあります。
ポリカーボネートの雨音は、ご近所同士のトラブルに発展しかねません。
ポリカーボネートを厚みのあるものにする、屋根の面積を小さくする、傾斜をつけるなどの対策がありますが、業者ともよく相談しましょう。
庇(ひさし)の材質
屋根の材質同様、庇の材質に薄くて軽い種類の金属が使われていると、雨音がうるさく響く原因になります。
その上、近年増えているデザイン重視の住宅や軒のない住宅では、庇に雨水が当たりやすくなっていることも考えられます。
次に紹介する「雨樋の不具合」でも、あふれた雨水が庇に当たってしまうことが騒音の原因にもなるんです。
雨樋の不具合
雨樋には、建物に降りかかる雨を集め、配管を伝って地下へ排水する役割があります。
しかし、葉っぱやゴミなどが詰まっていたり、どこかが破損していたりすると、騒音のもとになるのです。
排水の途中で雨水があふれると、ベランダやバルコニーの床、1階の屋根、地面などにそのまま雨水がたたきつけられるからです。
そのほかにも、建物の腐食を進める、外壁の劣化を早める、雨漏りの原因になるなどの悪影響があります。
それほど雨樋は大切ということですね。
換気口・排気口
換気口・排気口に庇やフードがない、もしくはその庇やフードの材質によっては、雨水が当たる音がうるさく響いてしまいます。
寝室や浴室など、特に狭い空間で気になることが多いようです。
換気口・排気口の上部、もしくは庇やフードの上部に人工芝や防音シートなどを取り付けると防音対策ができます。
雨音がうるさい=雨漏りが原因!?
家の構造に問題がない場合、雨漏りが雨音をうるさく響かせる原因になっているかもしれません。
雨水が何かに当たるような音ではなく、「ポタポタ」のように水が滴り落ちるような音が聞こえたら要注意です。
よく雨漏りが起きる場所としてあげられるのは、天井(屋根)や外壁、サッシ周りなどです。
雨水が直接部屋に入り込んでいなくても、外と建材の間に入り込んでいたり、にじむ程度に浸入していたりすることがあります。
天井(屋根)からの雨漏りについては、こちらの記事でご紹介しています。
雨漏りを疑う症状や、雨漏りの原因になりやすい屋根材の劣化についても解説していますので、ぜひご一読ください。
外壁からの雨漏りについて、よくある原因やすぐにできる応急処置の仕方などはこちらの記事にまとめてあります。
サッシ周りの雨漏り対策にかかせない防水テープは、こちらでおすすめの商品をご紹介しています。
サッシ周りで雨漏りが起きてしまうよくある原因についても分析していますので、参考にしてみてください。
雨漏りが起きたら何をすべき?
雨漏りが起きている箇所を見つけたら、まずは応急処置を施しましょう。
まだ雨漏りが起きていなくても、家が築年数を重ねて雨漏りの不安を感じている方、豪雨や水害にも備えたい方は、あらかじめ応急処置グッズを揃えておくのもおすすめです。
こちらの記事ではさまざまな応急処置グッズの紹介だけでなく、使うときの注意点もお伝えしています。
さて、応急処置が終わっても安心しないでくださいね!
応急処置はあくまでもその場しのぎなので、雨漏りの根本的な解決にはなりません。
雨漏りは、放置するととても危険です。
目に見えないところで深刻化していき、いざ修理しようと思ったときには手遅れという可能性も……。
雨漏りの二次被害として、害虫・害獣による被害、家の腐食、健康被害、高額な修理費などがあげられます。
詳しくはこちらの記事でご紹介していますので、ぜひご一読ください。
しかし、普段は仕事や家事・育児などで忙しいと、雨漏り修理の専門業者を探すのも一苦労ですよね。
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雨漏りがうるさいと感じて寝れないときは早めに対処を!
今回は、雨音がうるさいと感じて寝れない原因を家の構造と雨漏りにわけて解説してきました。
家の構造に問題がある場合は、屋根や庇の材質、雨樋、換気口・排気口などを精査すれば原因を突き止めることができるでしょう。
しかし、いつもと違う雨音がしたら要注意です。
雨漏りの原因箇所がわかったら応急処置を施し、すぐに専門業者へ修理を依頼してください。
雨漏りは、放置しておいても勝手には直りません。
狭い範囲の被害で済んでいるうちに、根本的な修理をしておきましょう。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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