リフォームで外壁をレンガの家に!!レンガの壁の特徴について

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外壁がレンガの家は洋風でお洒落ですよね!!

 

全部レンガの家はあまり見かけませんが、ワンポイントでレンガにしている家はよくみると思います。

 

レンガでできた建物で有名なものは、東京駅、横浜レンガ舎、富岡製紙工場、岩手銀行と多くあります。

 

今回は、レンガの特徴やメリット・デメリットなどを解説していきたいと思います。

 

これからレンガの外壁を検討されている方は必見です!!

 

目次

レンガの外壁【メリット・デメリット】

 

レンガの外壁を検討する前に、まずメリット・デメリットを説明します。

 

お洒落で洋風な外壁になりますが、レンガにはさまざまな機能があるのです。

 

レンガの外壁メリット

【劣化が少ない】

レンガの壁はほかの外壁素材と比較し、ひび割れや劣化に強いといわれています。

 

数十年も経過したら流石に劣化してし、ひび割れ、欠けが発生します。

 

でもレンガは、痛みというより味が出てきて良く見え、劣化も一つの味として演出できます。

【耐熱、蓄熱機能に優れる】

レンガには内側にたくさんの気泡があります。

 

これは、二重窓と同じ原理で、レンガ造りの外壁では空気の壁が作られます。

 

その結果、熱が伝わりにくくなります。

 

これにより、夏は外からの熱を断ち、内側の冷気を逃しません

 

冬には外からの寒さを断ち、内側の熱を逃がさないようになります。

 

【耐震性に優れる】

レンガの家は中空積み工法に限れば耐震性はものすごく高くなります。

 

中空積み工法

レンガ積み壁と躯体構造の間に空気層を設け、緊結保持される耐震レンガ積み外壁仕上工法です。

引用:日本れんが協会

 

【耐火性にも優れる】

レンガ造りの外壁は耐火性にとても優れています。

 

ピザの焼き窯もレンガで作られていますし、かなりの耐火性です。

 

補足
レンガの耐火性はとても優れていることから、M構造(マンション構造の略)T構造(耐火構造)のいずれかになるので火災保険料も低く抑えられます。

 

はるこ
たしかに、三匹の子豚でレンガの家だけ無事だもんね!!耐火性に優れているからなのね!!

 

あつし
ま、まあそうだね…。(おとぎ話と混同させるなよ…。)

 

レンガの外壁デメリット

【リフォームしにくい】

レンガの外壁はとても固くて丈夫です。

 

積み上げ工法だと下から一段ずつ丁寧に積み上げられていくので、とても強い壁になります。

 

しかし、リフォームにおいては、壁の強固さゆえに部分的な除去や交換が難しくなってしまいます

 

メンテナンスはほぼ必要ありませんが、万が一修正が必要な際は大きな工事になってしまいます。

 

【蓄熱機能が高すぎる】

レンガの外壁は、内側に取り込んだ熱を8~10時間は逃さないといわれているほど蓄熱性が高いです。

 

冬は問題ないのですが、夏場が問題になりやすいです。

 

昼間に熱を蓄熱し、夜になり外温が低くなってもまだ熱を保っていると家の中の温度が高くなってしまいます。

 

冷房があれば問題はないですが、熱中症の心配が増えてしまいます。

 

補足1

レンガの外壁を使ったとしても、通気性をとったうえで建物内部の断熱性能が高ければ、夜間でも室内の温度が高かったり、熱中症の心配はありません。

補足2
断熱と合わせてレンガと躯体の間に遮熱層を設けると値段は高くなってしまいますが、質の良い断熱フィルムを使用すると温度調整が格段に上がります。リフォーム業者ともぜひ相談してみてください!!

 

【取り扱う業者が少ない】

レンガの外壁は施工難易度が高く、漆喰いの壁と比較しても変わらないくらい施工が難しいといわれています。

 

その難易度から施工できる業者も限られてきます。

 

改修を行うにしても工期は長くなりますし、施工業者を探すのも大変です。

 

【工期が長く、坪単価が高い】

先ほども述べましたが、レンガの外壁はどうしても工期は長くなります。

 

そして工期が長くなるということは坪単価も高くなってしまいます。

 

業者によりますが、レンガの費用は5,000~20,000円/㎡程費用が掛かります。

 

アクリルでは、1,000~1,200円/㎡。

 

ウレタンでは、1,800~2,000円/㎡と比較すると少しお高くなってしまいます。

 

はるこ
レンガは素敵だけど、やっぱりお高いのね…。

 

レンガの外壁の種類

 

レンガの外壁には通常のレンガと、レンガ調というものがあります。

 

通常のレンガは、粘土を主原料に鉄とカルシウムなどの化合物を含む物質で構成されているものを指します。

 

レンガ調の外壁はレンガ調タイルレンガ調サイディングに分けられます。

 

レンガ調タイル

レンガ調タイルは、レンガと同じく粘土を主成分としタイル状になっています。

 

また、石基が多く含まれているので、ガラス質で硬度の高い素材です。

 

形や薄さは加工がしやすく丈夫という特徴があり、外壁向けの素材です。

 

見た目もほとんどレンガと変わりません。

 

イメージとしては、外壁にレンガを張り付けるものと考えた方がわかりやすいです。

 

引用:TileLife

 

レンガ調サイディング

レンガ調サイディングはレンガ、レンガ調タイルよりもさらに費用を抑えることができます。

 

サイディングとは、外壁の仕上げ板材を指します。

 

仕上げの板材にレンガの模様を施される形となりますのでレンガの質感に拘られる方に対しては不向きです

 

しかし、特定個所の外壁をレンガ調にしたいという人には最適です。

 

値段としては、業者によりますが、3,000~7,000円/㎡程です。

 

レンガの外壁モデルハウス3選

 

ここからは、実際にレンガの外壁を使用した家を紹介していきます。

 

引用:せらら工房

 

真っ白なレンガの外壁が印象的ですね。

 

白いレンガの外壁はどことなく洋風でお洒落な雰囲気を出しています。

 

先述しましたが、劣化にも強く耐久性も高いためメンテナンスも頻回にしなくてもよいです。

 

周りの茶色や植物のグリーンが映えて、洋風な雰囲気が際立っていますね!!

 

引用:スタイルカンパニー

 

この家は、下がレンガ調、上が白い外壁とメリハリのあるツートーンですね。

 

全体をレンガにすると抵抗があるかもしれません。

 

でもこのように、ワンポイントをレンガ調にすることで抵抗感が少なくレンガの外壁を取り入れることができます。

 

また、レンガの壁でツートーンにすることでお洒落な外観になります。

 

引用:株式会社トキワ

 

外壁の色で一番人気なのはベージュです。こちらは、人気の色をレンガテイストにした家となっています。

 

深い色合いのレンガタイルが重みのある雰囲気を出していますね。

 

さらに外観の色合いも無難なことから、近所の外観を損ねることもなく、周囲の風景と調和がとれています。

 

リフォームで外壁をレンガの家に!!レンガの壁の特徴について【まとめ】

 

レンガの家は洋風でお洒落な外観に仕上がるだけでなく様々な機能があります。

 

しかし、レンガの外壁には長所もあれば短所もあります。

 

長所・短所を理解し、どのような外観になるかを家族の方と話し合い納得のいく外観に仕上げていただければと思います。

 

外観のイメージがつきにくいのであれば、モデルルームやいろいろな家の外観写真を見てみることをお勧めします。

 

[nurikae-siding]

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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