こんにちは、あつしです。
先日、母さんにシロアリ駆除剤のことを説明しました。
すると、母さんはホームセンターに直行して、僕が教えた駆除剤を購入してきたのです。
そんなつもりで教えたわけではないのですが、安心している母さんの顔を見るとあまりきつく言えないというのも本音でしょうか。
たしかに、母さんに市販の薬でも効果がありそうなものを教えました。
とはいえ、やはりシロアリ駆除は基本的に業者に頼むのが正解だというのが本音です。
でも、これだけ張り切って駆除剤を買ってきた母さんを見ると、否定もできません。
というわけで、業者でなくてもできるシロアリ駆除法はないのか調べてみました。
業者に頼みたくないあなたに捧げます
あっくんは業者に頼んだ方がいいっていうけど、殺虫剤で簡単に死ぬなら必要ないじゃない。
でもね、シロアリは集団で生活しているんだ。退治したようにみえても、見えないところにたくさんのシロアリがいる可能性もあるんだよ。
母さんを驚かせてしまったかもですが、シロアリが社会性を持っている虫だということを考えるとあり得る話です。
また、それ以外にもシロアリ駆除には危険があります。
- 床下作業になるので、釘が出ていたり石が転がっていたりする。
- ムカデなどの虫と遭遇する可能性がある。
このようなことがあるので、服装やマスクを含めた保護具を着用することを忘れてはいけません。
それだけではありません。シロアリ駆除の薬剤は危険なものも存在します。
使用するときはラベルをよく読んで使うようにしてください。
これらのことから、シロアリ駆除に関しては専門家に相談するというのが最善の方法なのです。
シロアリ駆除が、でっきるっかな?
いろいろと駆除剤を用意してくれたから、イメージもしやすいかな?
だから、ついつい買っちゃったのかしら?
とにかく、一つずつ方法を説明していくよ。途中で難しいなんて言わないよ、ね?
シューっと爽快になりましょう
駆除よりは予防ということになりますが、市販のシロアリ防止剤を塗布するというプロセスがオススメです。
シロアリ防止と木部の腐食防止の一石二鳥
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家が長持ちする!
薬剤にも効き目が持続する期間があります。最近の薬剤は5年をめどに分解されるようになっています。
そのため、一定のサイクルでの確認と塗りなおしということが重要になってきます。
また、ホームセンターで購入できるスプレータイプの駆除剤はダイレクトにスプレーします。
このタイプのものは、その他の害虫駆除スプレーと同じで、目に見えているシロアリをダイレクトに駆除するものです。
しかし、巣の中にまで効果を発揮することはできません。この点は注意しておかないといけません。
ピンポイントで狙い撃ち
シロアリ駆除剤の価格は、1,000円~2,000円程度とお手軽なものもありますし、ホームセンターで購入することもできます。
いろいろなタイプの駆除剤がありますが、ここでは液剤の説明をしていきます。
- 原液で使用するものと水で希釈して使用するものがある。
- 一気に大量を散布できるので「駆除」以外にも「予防処理」もできる。
- 散布するためには噴霧器を用意する必要がある。
でも、この前あっくんが教えてくれた中には液剤の駆除剤ってなかったような気がするわ。
液剤は便利だけど、気を付けないといけないこともあるんだよ。
市販されている液剤はピレスロイド系のものが多いです。この成分はシロアリに対する忌避剤となってしまいます。
せっかく散布してもシロアリが嫌がって逃げてしまっては駆除することができません。
液剤はシロアリが生息する場所にピンポイントで散布する必要があります。
シロアリ界のホウ酸団子!?
ベイト工法と呼ばれる駆除方法はシロアリの特性を活かした方法です。
市販されている場合は『設置型』という表記がされている場合もあります。
いいエサをみつけた!
(ただし毒入り)
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みんなに食べさせてあげよう☆
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巣の仲間も全滅
このベイト工法はシロアリに毒エサを食べさせて巣ごと駆除するという考え方です。
ゴキブリ退治に使われるホウ酸団子のシロアリ版だと思ってもらえれば間違いないです。
ベイト工法は食べさせなければ効果は得られません。
ですので、シロアリの活動している場所に設置する必要があります。
しかし、薬剤の安全性が高く、作業も設置するだけという簡単なものです。
このような理由から自分でシロアリを駆除する場合は、設置型の薬剤をおススメします。
もっとも、ベイト工法は即効性ではないので、すでにシロアリが大量発生しているときは効き目があまりありません。
おまけだけど役に立つ?
羽アリはいろいろな個所から飛び出すわけではありません。
羽アリの時期にだけ作られる「群飛孔」という穴から飛び出してきます。
そのため、そんな羽アリが発生しているホットスポットに的を絞るのが効果的です。
羽アリの発生スポット(群飛孔)発見!
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掃除機で吸い取る、吸い取る!
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ゴミ袋に入れてゴミ箱へ。
ミッション完了!
羽アリのほとんどすべては、吸い込まれたタイミングのダメージで死んでしまいます。
万が一生きているとしても、水分をとることができないので、24時間以内には死んでしまうことになります。
殺虫剤を噴霧しても死にますが、殺虫剤の油で羽アリの死骸や翅がベトベトになります。
これらを掃除するのは一苦労なので、掃除機での吸引をおススメします。
あなたができるシロアリ駆除法3つのまとめ
私でもできそうな方法ってあるのね。
やっぱり、簡単で効果があるっていうのは魅力的だよね。
たとえば、カワイイ女の子とか(クスクス)
ちょっと母さんの話が怪しい方向に向かってきました。
でも、シロアリで不安になっていた母さんが明るくなってきたのはいいことです。
今回紹介した方法は、業者も使っている方法なので効果は間違いないです。
ただ、業者はホームセンターで手に入るよりも強力な薬を使いますし、床下へ潜る時の保護具もちゃんと持っています。
ですので、自分では手に負えないと思ったときは業者に相談するということは大切です。
特に「イエシロアリ」の被害にあっている。何度も駆除したけれども繰り返し発生している。
この場合は業者に相談してください。
自分でシロアリ駆除をすることはできます。でも、チャレンジした結果、プロに依頼するのも一つの方法です。
大切な家をシロアリ被害から守る方法はたくさんあります!
さまざまな方法から最適なものをチョイスして、シロアリ駆除を考えましょう。
さいごに
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
僕は母の実家のリフォームで「床下防蟻工事」を行いました(画像上側参照)。たしかに17万ほど施工にかかりましたので安くはなかったのですが、僕はやって良かったと思っています(^^)
その理由は、一旦シロアリが発生すると、増殖量はもの凄い(1匹見つけたら3万匹いると言われています)ので、気付いた時には、取り返しのつかないことになっているかもしれないからです。
これは人間ドッグと一緒ですよね。予防医療の考え方はとても大切ですし、仮に初めて発覚する病気でも、早期発見で助かることはよくあります。人間と家は共通部分も多いと思います。
実際に施工をお願いしたシロアリ業者の方と世間話をしていた時に言われていたことは、シロアリが床下で発生していることが発覚し、そこで初めて慌てて調査しても予想以上に家が朽ちており、すでに手遅れになっていることも多いそうです。「もっと早くしておけば良かった・・・」と悔やまれるお客様もやはりいるそうです。
そんなお客様は、補修工事に多額を要する羽目になります。ほっておくとシロアリの数もどんどん増え、家も朽ちていくので時間との勝負になりますから、やらざるを得ません。結果として、想定外の多額の出費に苦しみます。
そう考えると、事前対策として、今回17万の施工費をかけて防蟻工事をしたことは決して高くないという考え方もできますよね。
一方で、自分で安く費用を抑えるためにDIYする方法もあります。もちろんこれもやる価値はあるのですが、やはり素人が施工するので、シロアリ発生の不安はぬぐえないと思います。
なので、本気でシロアリ対策をしたいなら、やはりプロのシロアリ駆除業者をおススメします。
そう読者様が思われたのでしたら、「シロアリ110番」をおススメします。(もし地元優良業者をご存知であるのなら、この記事は閉じて、具体的検討に速やかに入ってくださいね。対応は早ければ早いほどいいかと思います<(_ _)>)
なぜおススメできるのかその理由はこちらで紹介しています。シロアリは本当にやっかいな問題なので、もし良かったら読んでみてくださいね!
最後まで読んで頂きありがとうございました。