ふと天井を見ると、何だかシミのようなものがみえる……
「もしかして、雨漏りかな」と思いながらも、まだ大丈夫と放置していませんか?
実は目に見えないところで少しずつ木が腐り、菌が繁殖しています。
そして、どんどん害虫や害獣が好む場所になり、家が傾き家族の体調にも変化が!
きちんと対処しなかったばかりに、たった一つのシミから取り返しのつかない事態にまで発展することがあるのです。
本記事では、雨漏りを放置すると起こる大変な事態と雨漏りをいち早く発見して対処する方法を詳しくお伝えいたします。
ぜひご覧ください。
雨漏りの対処を先延ばしにしていると、大変な事態を引き起こしますよ。
管理人のあつしです!
外壁・屋根・雨漏りのことなら何でもおまかせ!
- 外壁アドバイザー資格保有
- 実家のリフォーム経験あり
- 趣味はDIY
- わかりやすい説明と適切なアドバイスに定評あり
雨漏りを一年以上放置!家の状態はどうなっている?
天井や壁にシミができている状態で放置していませんか?
まだ、水が落ちてきている訳でもないから大丈夫と考えているのであれば、それはとても大きな間違いです。
なぜなら、天井の裏では間違いなく、出ていたらいけない部分に水がでていることでシミができているからです。
放置していれば、湿気による菌の増殖と腐敗はどんどん進んでいきます。
その結果、次のような事態に陥る可能性があるのです。
- 害虫と害獣が住みやすい場所となる
- 家が倒壊の危機!見えないところで食い荒らされる恐怖
- 雨漏りで身体に異変!次々と崩れる家族の体調!
順番にお伝えいたします。
害虫と害獣が住みやすい場所となる
湿気を帯びた木材が大好物なのはシロアリ。
雨漏りをしている箇所は、光が届かず常に湿気を含んでいるため、シロアリにとって最高の住処になります。
また、シロアリだけではありません。
家の天井や床下などに住みつく、害獣と呼ばれる生き物がいます。
害獣もジメジメした場所が大好きです。
雨漏りでたくさんの湿気があり、暗くて囲まれた天井や床下は外敵から身も守りやすい最高の住処となります。
害獣の代表的なものとして、よく知られているのは「ネズミ」ですよね。
その他にも、イタチ・ハクビシン・アライグマも家に住み着きやすいといわれています。
- 糞尿被害による悪臭や腐敗を放つ
- 食料を漁られる
- ペットを襲う
- 病原菌や寄生虫を持ち込む
ただ、害獣の中でも特に注意するべきなのは、ネズミです。
ネズミは噛む習性があります。
電気配線やガス管などを噛まれる危険性も伴ううえ、繁殖力がとても高いので、できる限り早めに駆除しましょう。
家が倒壊の危機!見えないところで食い荒らされる恐怖
シロアリは木材だけではなく断熱材まで食べ、電線やコンクリートをかじるため思わぬ被害がおこります。
たとえば、雨漏り箇所の位置に、かじられてむき出しになった電気配線があるとしたらどうでしょうか。
かじられた電気配線に雨水が落ち発火。
発火箇所が天井裏であれば通常よりさらに気づかれにくいため、取り返しがつかない火災の危険性もあるのです。
もちろんこれは、ネズミでも起こりえます。
また、シロアリの好物は湿気を含んで柔らかくなった木材。
コンクリートすら突き抜けて、好物の木材を食べにきます。
基礎となる部分のコンクリートに穴をたくさんあけられ、家を支える木の内部がスカスカになるほど食い荒らされた家の状態ほど怖いものはありません。
気がついたら、家が倒壊の危機に陥ることもあるのです。
もしも、家を食べられているときに音がしたり目に見えたりするのであれば、駆除もしやすいでしょう。
しかし、天井や床下で人間の耳には聞こえない音で活動しているため、通常の生活の中で自然にシロアリ被害を見つけることはほぼ不可能です。
そのため、気が付いたときには、被害がかなり大きくなっていることがほとんど。
被害は広がっていきます。
雨漏りで身体に異変!次々と崩れる家族の体調!
雨漏りによって起こるかもしれない家の被害は、かなり大きいですよね。
ただ、雨漏りによって引き起こされる健康被害については、耳にされたことはあるでしょうか。
雨漏りから起こる害虫・害獣から持ち込まれた病原菌によるものばかりではないのです。
湿気から起こるカビによる健康被害もあるのです。
中にはアレルギー性鼻炎、気管支喘息、過敏性肺炎などの症状がでる場合も。
さらに、カビが大好物のダニも繁殖しやすくなりますので、ダニアレルギーの重症化やダニ媒介性脳炎になる可能性もでてきます。
そのため、いくら家のお掃除を頑張ってしていたとしても、見えない箇所で大量のカビとダニを繁殖させているのであれば、症状はひどくなるばかりでしょう。
雨漏りを発見したら?すぐにできる対処法!
雨漏り箇所を発見したのであれば、二次被害を防ぐためにも、バケツなどで受け取る準備をしましょう。
ただ、天井からが落ちるしずくの勢いが大きく、入れ物から飛び跳ねて濡れてしまいます。
飛び跳ね防止策として、バケツの中にぞうきんや新聞紙をたたんで入れておくのがおススメ。。
また、バケツの下にもバスタオルなどの大きめのタオルやビニールシートを引いておくとバッチリです。
他にも窓枠や壁からの雨漏りは、雨が続くと染み出す量も多くなることから、布類での対処では追い付かなくなります。
そのようなときは、次のような吸水シートが頼りになりますよ。
ペットのトイレシーツやオムツでも良いと聞いたわよ。
確かに、ペットシーツやオムツでも代用はできますが、吸収される量は吸水シートに比べたら少ないんです。
そのため、雨が一日中降ったり連続して降ったりすると、ペット用などでは吸水しきれないことがほとんど。
雨漏り用の応急処置で使用するのであれば、吸水シートをおススメいたします。
詳しい機能や使用方法については、次の記事をご覧くださいね。
もしも、窓枠周辺での雨漏り箇所をしっかりと特定できるのであれば、雨がふっていないときに次のような「防水テープ」で応急処置が可能です。
防水テープによる応急処置の方法については、次の記事に詳しく書かせていただきましたので、ご覧ください。
間違っても雨の最中に屋根に登ってブルーシートを張るなどの作業はしないようにしましょう。
この道のプロでさえ、よほど緊急性が高い場合以外はしません。
作業中におこる落下事故により、命を落とすことは少なくないのです。
雨漏りを放置しない!いち早く気づくための方法とは?
雨漏りと聞くと、ポタポタと雫が落ちてくるイメージが浮かんできませんか?
実は雨漏りは静かに進行していることもあるので、雨漏りを実感したときには、かなり状態が悪化していることがあります。
そのため、雨漏りのサインにいち早く気づく必要があります。
室内では、次のようなサインがないか、気を付けましょう。
- 天井にシミやカビができている。
- 天井のクロスが剥がれている。
- 雨の日は天井から水が落ちたり流れたりする音がする。
- 雨の日、室内側の窓周辺が濡れる。
- 壁にシミやカビができている。
- 壁紙が剥がれてきている。
- 湿気が特に酷く感じる部屋がある。
外壁においても、ひび割れていたり塗装が剥がれていたりする箇所があれば、そこから雨漏りをおこす可能性もあるので注意しましょう。
その他、プロの目でみないとなかなか気づけないこともあります。
雨漏りに気づかず、または気づいていても放置すれば、修理日数や金額が増えるだけではありません。
害虫・害獣・健康被害など、雨漏りから派生する被害がどんどん大きくなってしまいます。
最悪、住宅倒壊となることも。
できる限り早めに雨漏りのサインに気づくことで、自分でもすぐに対処できるため、被害を最小限に押さえられます。
自分で雨漏りの対処をした後に、専門の業者にしっかりと修理してもらうことで、大切な家を守れるのです。
雨漏りを一年以上放置するのは危険!家を守るためにできることは
雨漏りを放置し続けるとどうなるか、お伝えしてきました。
一年単位の放置となれば、何が起こっても不思議ではありません。
わかりやすく雨漏りをしている場合、すでにかなり進行してしまっていることが多いです。
そのため、雨の最中にできる対策は、漏れてくる水をバケツなどでうけとめることしかできません。
ただ、雨降り前に早めに雨漏りのサインを見つけられたら、自ら一時的な応急処置ができます。
とはいえ、セルフでの応急処置は一時的な雨漏り回避に過ぎません。
雨漏りを自分で対処するには限度があり、根本的にDIYで修理することはできないのです。
たとえ自分で雨漏りの対処をしても、専門業者にしっかり修理してもらいましょう。
同じ箇所からの雨漏りをしっかり防いでくれるだけではなく、その他に気をつけるべき場所まで見つけてくれますよ。
雨漏り箇所は早ければ早いほど、専門業者で支払う金額も少なくても済みます。
とはいえ、どこの業者にするべきか迷いますよね。
僕がおススメの雨漏り修理業者「雨漏り修理110番」についてお伝えしますね。
まずは、雨漏り修理110番とはどのような会社なのか気になる方は、口コミとともにご覧ください。
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「雨漏り診断士」の資格を持つスタッフが在籍しているため、より深い知識から見積もりを出してもらえます。
また、見積もりの内容をきちんと教えてくれるため、不明料金の心配がなく、納得してから修理に入れます。
確かな経験に加えて雨漏りの知識が深いため、無駄な修理をしません。
ピンポイントで修理をしてくれるため、言わずとも低価格での修理が可能となります。
雨漏りは放置すればするほど、状態も悪化し修理の手間も費用もかかるので、まずは無料の見積もりから始めてみてはいかがでしょうか。
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雨漏りの不安がでてきたら、とりあえず専門家に見てもらい、問題点の解決をしっかり考えることがおススメです。
あなたの大切な家を一日でも長く守れますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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