雨漏りは放置せずに修理を!費用の相場や業者の選び方をご紹介します

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天井から雨だれがしたり、サッシに水が溜まっていたり、「雨漏りだ!」と思ったら、次にするべき行動は何でしょうか?

とりあえず応急処置?専門業者に修理を依頼?連絡は明日でもいいかな?でも……

  • 「修理費用の相場は?」
  • 「応急処置には何を使えばいいの?」
  • 「どの専門業者に修理を依頼したらいいの?」
あつし

急な雨漏りにびっくりして、慌ててしまう気持ちもわかります。

ご不安な点を1つ1つあきらかにしていけば、あなたがまずは何をすべきか見えてくると思いますよ。

この記事では雨漏り全般に関してご紹介していますので、ぜひお悩みの解消に役立ててくださいね。

この記事の執筆・監修者
あつし

管理人のあつしです!

外壁・屋根・雨漏りのことなら何でもおまかせ!

  • 外壁アドバイザー資格保有
  • 実家のリフォーム経験あり
  • 趣味はDIY
  • わかりやすい説明と適切なアドバイスに定評あり
外壁アドバイザー(全国住宅外壁診断士協会認定)の認定証
目次

雨漏りは自分で修理できる?おすすめの応急処置グッズは?

雨漏りは、すぐに本格的な修理をしないと二次被害が広がってしまうことはすでにお伝えしました。

とは言え、「まとまった時間が取れない」「すぐに修理費用が工面できない」など、さまざまな理由で今すぐ修理に取り掛かれないこともありますよね。

修理を依頼するまで時間がかかる方へ向けて、ここからは即効性のある応急処置をご紹介していきます。

天井からの雨漏りには吸水シート

天井からポタポタと垂れてくる雨水に対し、バケツと雑巾で対処するには限界があります。

そんなときに役立つのが吸水シート

吸水シートとは、その名の通り大量に水を吸い取ってくれるシートです。

あつし

1枚あたり50〜60g程度のものなら、約5リットルもの水を吸い取ってくれます。

バケツの中に敷けば何度もバケツの中身を捨てに行かなくて良いですし、窓のレールに敷くなど形を変えて使うことも可能です。

しかも、未使用の吸水シートはコンパクトなので、保管や持ち運びがしやすいのも利点の1つ。

こちらの記事では、吸水シートの使い方やおすすめの吸水シートをご紹介しています。

窓枠や出窓にはそれぞれの原因に適した応急処置グッズを

窓枠や出窓付近において、コーキング材や外壁にひび割れはないか、屋根に破損はないかなど、目視で調査してみましょう。

使われている建材の劣化や間取りの影響など、いくつもの原因にわけられ、適した応急処置グッズもそれぞれ異なります。

あつし

例えば……

・コーキング材の劣化 → コーキング材で対処
・外壁のひび割れ → 補修液で対処
・引き違い窓 → 吸水シートで対処

このように、原因別で応急処置グッズを考えたほうが良いですね。

こちらの記事では、たくさんの原因や応急処置グッズだけでなく、原因箇所を自分で調査する方法もあわせてご紹介しています。

外壁のひび割れによる雨漏りには補修液

外壁やベランダ、タイルのひび割れから水が染み出ているときに使えるのが補修液の「ミラコン」

ひび割れ部分に染み込んで防水膜を作るため、製品によってはセメントに混ぜてより強力な補修材として使えるものもあります。

あつし

使い方としては、補修液を使う部分を掃除し、薄めた補修液をハケで塗ればOK!

重ね塗りもしやすいですよ。

こちらの記事では、オーソドックスな補修液「ミラコン」の使い方や注意点を詳しく解説しています。

雨漏りを修理せずに放置するとどうなる?

雨漏りのなかには、ごく軽微な破損が原因で、応急処置が簡単に終わるものもあります。

しかし、「自分で応急処置ができたから」と専門業者に修理を依頼せず放置することは絶対にやめてください!

その理由は、以下の通りです。

  • ダニ・カビの発生により、アトピーやアレルギー症状を発症することがある
  • 家の木材や鉄材、ネジなどが腐食し、家全体の強度が下がる
  • シロアリの発生により、木材を食い荒らされる
  • 建物が腐って外部との隙間ができ、ネズミが侵入する
  • 漏電や火災の原因になり得る

雨漏りの修理を専門業者に依頼しないと、目に見えない部分で二次被害が広がることもあるのです。

「ただの雨漏り」と油断していると、大切な家族にも健康被害が及ぶ危険性があります。

あつし

ようやく本格的な修理を決めても、二次被害が広がったあとだと大掛かりな工事になってしまうことも……。

雨漏りは早めの対処が肝心ということですね。

雨漏りによる健康被害については、こちらの記事でもご紹介していますのでぜひご一読ください。

雨漏りの修理にかかる費用の相場は?

いざ専門業者に本格的な修理を頼もうと思うと、気になるのは修理費用のことですよね。

原因箇所別に大まかな修理費用の相場を表にしてみました。

原因箇所費用の相場
屋根10〜200万円
天井5〜20万円
外壁2〜300万円
ベランダ・バルコニー5〜25万円
窓枠・サッシ5〜50万円
※費用はあくまで目安です。
あつし

費用は原因箇所や破損の範囲、補修材や塗料の種類によっても異なります。

一例ですが、こちらの表は屋根や天井の雨漏り修理を依頼した場合の費用相場です。

施工内容費用相場
天井のクロス張替え700〜2,00円/㎡
棟板金の修理3〜10万円
屋根材の差し替え5千円〜5万円
屋根の塗装30〜90万円
屋根の葺き替え50〜200万円
屋根の重ね葺き70〜150万円
※金額はあくまで目安です。
あつし

高所での作業が必要な場合、足場を組むことがあります。

費用は足場を組む面積によって異なりますが、一般的には15〜20万円程度かかるでしょう。

こちらの記事では屋根や天井の雨漏りについて、費用の相場だけでなく原因箇所や調査方法に関してもご紹介しています。

さらに、こちらは外壁の雨漏り修理を依頼した場合の費用相場です。

施工内容費用相場
ひび割れの補修2〜10万円
コーキング剤の打ち増し10万円前後(単価は500~900円/m)
コーキング剤の打ち替え15〜18万円(単価は900~1200円/m)
外壁の重ね張り150〜250万円
外壁の張替え210〜300万円
※金額はあくまで目安です。
あつし

被害の範囲が広ければ広いほど、多額の出費になることが予想されますね。

雨漏りの原因箇所が外壁にある場合、こちらの記事で詳しい費用相場や応急処置の方法をチェックしてくださいね。

雨漏りの修理費用を抑えるコツとは?

雨漏りの修理費用が高額になってしまうと、予算の関係で十分な修理を頼めなかったり、修理自体を見送ったりしてしまいます。

高額な修理費用を抑えるには、公的な制度を活用しましょう!

雨漏りで使える公的な制度
  • 火災保険
  • 国からの助成金
  • 自治体からの助成金

それぞれについてご説明していきますので、今回の雨漏り修理に当てはまるかどうか、ぜひ一緒に考えてみてください。

火災保険

意外に思われるかもしれませんが、雨漏りの修理に火災保険が適用されることがあります。

原因が自然災害(風災、雪災、雹災)かつ3年以内の申請が条件である場合が多いです。

あつし

火災保険の種類によって補償額や補償範囲が異なるため、保険証券を読んだり保険会社に問い合わせたりして確認してください。

こちらの記事では、雨漏りの修理が火災保険の適用になるかどうかを詳しく解説しています。

国からの助成金

国からの助成金には、いくつか種類があります。

いずれも国土交通省がお知らせしているので、こちらのページからご参照ください。

長期優良住宅化リフォーム推進事業

2022年4月8日から開始された「長期優良住宅化リフォーム推進事業」により、条件を満たせば費用を補助してもらえることになりました。

  • 対象となる建物:住宅(事務所や店舗などは対象外)
  • 対象となる費用:性能向上リフォーム工事費、三世代同居対応改修工事費、子育て世帯向け改修工事費、防災性の向上・レジリエンス性の向上改修工事費
  • 補助率:補助対象費用の1/3
  • 補助限度額:原則100万円/戸

リフォーム助成金制度

ガラスや窓、断熱材などを用いた工事を考えている場合、エコや省エネになるため受け取れる助成金があります。

「エコガラス」によって節電や遮熱、結露の防止もでき、年中快適に過ごせる家に生まれ変わります。

あつし

対象となる期間や条件、製品、あるいは補助額や控除額などはさまざまです。

自治体からの助成金

自治体によって、助成されるものやされないものが異なります。

ぜひ一度お住まいの自治体に問い合わせてみてください。

アスベスト(石綿)の調査・解体・除去

2022年4月1日に大気汚染防止法が一部改正されました。

施工業者はリフォームや解体工事をする前にアスベストの調査をし、結果を都道府県に報告しなければいけません。

あつし

アスベストは長期(15〜40年ほど)の潜伏期間を経て、肺線維症や肺がん、悪性中皮腫などの重篤な病気を発症させる危険性があります。

調査や工事のときに利用できる制度はありますが、自治体により異なりますので事前に確認しておきましょう。

以下のページもぜひ参考にしてみてください。

>>アスベストの事前調査について(厚生労働省委託 石綿総合情報ポータルサイト)

>>アスベストの調査や工事のときに利用できる制度について(国土交通省 アスベスト対策Q&A)

耐震診断・耐震改修

雨漏りによる屋根周りの修理、シロアリ被害にあった建築材の修理などは、耐震工事の対象となることがあります。

自治体によって対象となる工事や期間、補助額等が違いますので、お住まいの自治体のホームページや該当窓口で確認しておきましょう。

一方、国は助成金等の制度はしていないようですが、所得税の控除・固定資産税の減税を行っています。

こちらのページで詳しい情報を確認できます。

雨漏り修理の専門業者はどう選ぶ?【選び方のポイント5選】

雨漏りの修理には高いお金を払うことになる分、専門業者選びは絶対に失敗したくないですよね。

そこで、専門業者を選ぶときに重視すると良い点をまとめてみました。

  1. 迅速な対応をしてくれる
  2. 実績がある
  3. 専門の資格を持つスタッフが在籍している
  4. 修理のアフターフォローが万全
  5. しっかり説明してくれる

1つずつ説明していきますね。

迅速な対応をしてくれる

雨漏りが起きたら、すぐに修理をしなければいけません。

二次被害の危険性なども熟知し、素早く駆けつけてくれる専門業者なら助かりますね。

あつし

なかなか連絡をくれない、契約したのに修理に取り掛かるのが遅いなど……

雨漏りを放置しておくのも不安ですが、不誠実な対応をされると心配になりますよね。

実績がある

雨漏りは、修理よりも原因箇所の特定のほうが難しいとされています。

豊富な知識や経験による実績がある専門業者であれば、安心して任せられますね。

あつし

専門業者の公式ホームページを見たり、口コミを探したりしておきましょう。

実績があり、高い評価を受けている専門業者なら、きちんと根拠も示してくれているはずです。

専門の資格を持つスタッフが在籍している

「NPO法人 雨漏り診断士協会」が認定している資格、「雨漏り診断士」をご存知ですか?

これは「建物の基礎知識」「雨仕舞いと防水・塗装の基礎知識」「雨漏り診断の実例・実務」の3つを兼ね備えた人にのみ与えられる資格です。

雨漏り診断士が在籍している専門業者なら、修理の施工不良なども起きないでしょう。

あつし

もし複数の専門業者で迷っているのであれば、「雨漏り診断士が在籍しているかどうか」を基準にしてみるのも良いですね。

修理のアフターフォローが万全

修理後に一定の保証期間が定められていれば、もし雨漏りが再び起きても無料で修理をしてもらえます。

保証期間や保証の条件などは専門業者によって異なるので、しっかり確認しておきましょう。

あつし

なかには保証期間を設けず、雨漏りが再発して再度修理を依頼するとさらにお金を要求する専門業者がいます。

保証期間がある=修理に自信がある、ということですね。

しっかり説明してくれる

いくら詳しい見積もり書や契約書を作ってもらっても、専門的な知識がなければ私たち素人には難しい話も多いです。

不安なことや疑問点などを質問したとき、知識や経験がある専門業者ならわかりやすい説明を返してくれます。

あつし

やたら契約を急かす、予算を上回る見積もりを出してくる、見積もり書に「一式」と書いて詳細な内訳を説明しないなど……

依頼者や依頼者の大切な家のことを考えてくれる専門業者なら、そんな態度は絶対に取りませんよね。

今までご紹介してきたポイントを踏まえ、全力でおすすめしたいのは「雨漏り修理110番」です!

雨漏り修理110番は「顧客満足度」「雨漏り防止率」「価格満足度」「ご利用シェア」でNo.1に輝き、4冠を達成した東証上場企業です。

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さらに、相談・見積もり・現地調査(30分程度)もすべて無料

あつし

まずはこちらの記事を読み、雨漏り修理110番の基本情報や口コミなどを確認してみてください。

雨漏りを防ごう!今からできる住宅メンテナンスは?

雨漏りは急に起きたように感じますが、本当は目に見えない部分で家がじわじわと傷んでいるのです。

天井や壁紙はともかく、屋根や高所の外壁など、普段は目につかないところの劣化は気づきにくいですよね。

あつし

だからこそ、定期的にメンテナンスを行うことが大切です。

メンテナンス工事について、場所別に内容と費用をまとめてみました。

場所内容費用
屋根補修(瓦、板金、漆喰、防水シートなど)1〜40万円
塗装40〜80万円
外壁補修(コーキング材、クラックなど)1〜20万円
塗装60〜100万円
ベランダ防水施工8〜15万円
※メンテナンスの内容や範囲、使用する補修材などで費用は変わります。
あつし

雨樋や排水口の掃除も、雨漏り防止につながりますよ。

建材や塗装は10年前後で劣化すると言われているため、メンテナンスは10年に1回を基準とすると良いでしょう。

10年に1回のメンテナンスを続けていれば、出費は最低限で済みます。

定期的にメンテナンスを行った場合雨漏りを修理する場合
築10年10〜70万円
築20年10〜70万円60〜200万円
合計20〜140万円60〜200万円
屋根のみの場合

もし雨漏りが起きるまでメンテナンスをしないと、修理は単なる補修に留まらず、大規模なリフォーム工事になってしまうかもしれません。

あつし

メンテナンスの目安は10年に1回ですが、なかには「10年経っていないのに雨漏りが起きた!」という場合もあります。

そのときは「瑕疵担保責任(契約不適合責任)」の対象となり、無償で修理してもらえます。

「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」により、売り主は新築から10年間は瑕疵担保責任を負うことが決められています。

こちらの記事では、新築から10年以内に雨漏りしてしまった場合の対処法を解説しています。

雨漏りは放置せず、専門業者に依頼して本格的な修理を

定期的にメンテナンスを行えば最低限の出費で済みますが、雨漏りの程度によっては大掛かりな工事になることもあります。

原因箇所費用の相場
屋根10〜200万円
天井5〜20万円
外壁2〜300万円
ベランダ・バルコニー5〜25万円
窓枠・サッシ5〜50万円
※費用はあくまで目安です。

修理費用は、雨漏りの原因箇所や破損の範囲、補修材や塗料の種類などによって大きく異なります。

あつし

工事の内容によっては火災保険、国や自治体からの補助制度などを利用できることがあります。

もし雨漏りを放置すると、以下のように深刻な二次被害が広がってしまいます。

  • ダニやカビ、シロアリなどの発生
  • ネズミの侵入
  • 建材の腐食
  • 漏電、漏電による火災 など

一度も家のメンテナンスをしていない方は、まずは点検を依頼することから始めましょう。

すでに雨漏りが起きてしまった方は、早めに専門業者へ修理を依頼してください。

あつし

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こちらの記事で、実際に雨漏り修理110番を利用するときの流れも詳しくご紹介しています。

あなたの大切な家や家族を守るために、この記事がお役に立てれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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