【屋根や外壁のリフォーム】チラシは見た目の派手さに惑わされないで!

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プロの完璧なデザインによる美しいレイアウト、良質な紙のチラシ。

しかも、「お得なキャンペーン実施中」なんて書かれていたら、いいものを見つけた気持ちになりませんか?

 

でも、ちょっと待ってください!

 

今はパソコンが普及していて、必要事項をもれなく記入したチラシくらいなら、誰でもちょっと頑張ればできるかも。

 

逆に、素人が書いたに違いないチラシはどうでしょう?

 

センスがイマイチで心踊らないかもしれません。

でも、下手くそなチラシを作った人ってどんな人か想像してみてください。

チラシのセンスはイマイチですが、塗装業者が一生懸命作ったのかも。

 

つまり、宣伝費を節約した結果なのかもしれません。

少なくとも工事費用に宣伝費がかかりすぎていないことは明らかです。

 

センスのいい「激安チラシ」にはそれなりの製作費用がかかっています。

しかも、ポスティングの費用もかかっています。

 

その費用ってどこから出るのでしょうか?

 

その費用は間違いなく、あなたが払う工事費用に含まれています。

そんな広告費が含まれている工事費が「激安」であるなんてことあるのでしょうか?

 

決してチラシ自体が悪いというわけではありませんが、激安チラシには、いろいろな費用がかかっています。

今回は、外壁や屋根リフォームチラシのどこに注意するべきか見ていきましょう。

 

目次

外壁・屋根リフォーム「安い」が売りの広告はご用心

 

外壁・屋根リフォームで「安い」が売りの広告にはご用心!その理由をお伝えします。

外壁工事がお安いのはお得?

安いと言われるとお得感がありますが、安くできた理由ってなんでしょう?

 

外壁リフォームの場合は「工程を省く」ことで安くできていることがあります。

 

外壁リフォーム工事の工程と、工程を省いた場合のデメリットを見ていきましょう。

 

外壁工事の主な工程

①足場を組む ⇒組み方が不十分だと、事故を誘発してしまう可能性がある

②高圧洗浄機で表面の汚れなどを落とし、きれい状態にする ⇒この作業を怠ると、塗装時の塗料ののりが悪く、施工後に塗装の劣化が早く進んでしまう原因になる

③養生 ⇒塗料がついてはいけない場所をビニールで覆って保護をする作業

④下地処理 ⇒外壁のひび割れ部分や、シーリングが劣化している部分を埋める補修作業をする。この作業を行わないと、塗装後の塗膜の劣化を早める原因にもなる

⑤下塗り・中塗り・上塗り

⑥付帯部塗装 ⇒樋、家屋の外側に使用されている木部、鉄部の防錆、シャッターボックス、戸袋、コーキング

 

はるこ
外壁リフォームって結構複雑なのね。

 

あつし
安くするために「工程を省く」と耐久性が低くなるから、短期間でまたリフォームをしなければいけなくなるんだ。

だから、安さよりも信頼や実績がどのくらいあるかチェックすることが大切なんだよ。

 

屋根リフォーム工事はそこまでしなくてはいけないの?

では、屋根のリフォームはどうでしょうか?

屋根と外壁は同じタイミングでリフォームした方がお得

人件費と足場や養生の費用を一緒にできるからです。

 

屋根リフォーム工事の種類
  • 葺き替え工事
  • 屋根カバー工法

 

屋根の工事については既存の屋根の種類と劣化度によって変わってきます。

 

必要もない大きな工事の見積もりをされることがあるので、2社以上に見積もりを取って比較してみましょう

 

あつし
インターネットで口コミ情報を見ることができるから、参考にするといいよ!

 

屋根と外壁の耐用年数

では、外壁と屋根の耐用年数はどのくらいなのでしょうか?

 

外壁の種類と耐久年数

塗料の種類 耐用年数 説明
アクリル系塗料 4~7年 ・耐久度はあまり良くないですがコストパフォーマンスが高い
・他塗料と比較すると、汚れやすく耐久性に劣る
・最近ではほとんど使用されていない
ウレタン系塗料 6~10年 ・耐久度は安定している
・コストパフォーマンスが高い
・汚れや色褪せに強く耐久性や施工性などバランスがよい
・最近はシリコン人気が強いため、使われる頻度は低い
シリコン系塗料 8~15年 ・耐久度に信頼のある塗料
・住宅の屋根、外壁の塗り替えでもっとも多く使用されている
・汚れや色落ちに強い・防カビ性・防藻性など高い性能あり
ラジカル系塗料 8~15年 ・耐久度に信頼のある塗料
・2012年に発売された新しい塗料
・シリコン同様、コストも低い
光触媒塗料 10~15年 ・耐久度に信頼のある塗料
・雨や太陽の光など、自然の力で綺麗にしてくれる効果がある
・外壁のメンテナンスがとても優れている
・外壁塗装工事のコストがかかる
ピュアアクリル塗料 12~15年 ・耐久度はトップクラス
・防水性に優れている
・値段が高い為、塗装面積が多いとコストもかかる
・冬場は乾燥しにくい為、工期が長くなる可能性もある
フッ素系塗料 15~20年 ・耐久度はトップクラス
・耐用年数はもっとも優れているがコストが高い
・主に商業施設や大きなビルなどで使用されている
・光沢感と防汚性も高い
・近年は住宅の外壁用としても使われている
遮熱系塗料 15~20年 ・耐久度はトップクラス
・熱を反射してくれる効果があり、室内を快適に保ってくれる
・省エネやエコなど環境問題にも配慮
・自治体によっては補助が受けられる場合がある
無機系塗料 15~20年 ・耐久度はトップクラス
・耐候性も強く劣化しにくいのが特徴

引用:外壁塗装コンシェルジュ

 

屋根の耐用年数

屋根材 耐用年数(寿命) メンテナンス時期
スレート屋根
(カラーベスト)
15年~25年 7~8年
アスファルトシングル 20~30年 20~30年
トタン屋根 10~20年 10~15年
ガルバリウム鋼板 20年~30年 20~30年
セメント系瓦 30年~40年 10~15年
粘土系瓦
(日本瓦)
50~100年 20~30年
防水シート
(ルーフィング)
20~30年 20~30年
野地板 20~30年 20~30年

引用:外壁塗装コンシェルジュ

 

目安として、新築もしくは前回のリフォームから10年くらいたったら、次のリフォームをする準備を意識してみましょう!

 

【屋根と外壁】リフォームするならチラシのここをチェックしよう!

 

チラシは見た目の美しさやインパクトはさておき、内容をよく見てみましょう。

 

  • 塗料に選択肢があるのか
  • 他の会社と比べて適正価格か
  • 作業工程に抜かりがないか

 

これらのことを比較して決めてくださいね。本当に「お得」かどうかわかりません。

 

また、外壁塗装は重ね塗りが基本なので工程を省いて安くされると耐久性がぐんと落ちます。

必要な工程が省かれていないか?チェックしましょう。

 

屋根は商品名商品番号が詳しく書かれているか、屋根の面積は全て含まれているか確認して下さい。

 

そして、屋根と外壁は同じタイミングでリフォームした方がお得!

 

過剰な修理を見積もりする場合もあるので2社以上の見積もりがオススメです

 

ポストに入っていた激安チラシに踊らされないように、しっかり自分で調べてから業者を選びましょうね。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

 

 

 

 

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